
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
「ドメーヌ高橋」という名前に惹かれて購入した。2021年仕込みということで、もっと重たいかと思ったが、口に含むと非常に滑らかで驚いた。精米歩合50%らしい綺麗な透明感の中に、熟成を経たからなのか、お米のまろやかな旨味が綺麗に溶け込んでいると感じた。後味のキレもカチッとしていて、余韻がダラダラ残らずにスッと消えていくのが非常に心地よかった。
グラスに注いだ瞬間、まるで熟した洋梨のような、少し落ち着いたフルーティーな香りが優しく広がった。新潟の淡麗辛口とは少し違って、香りの奥に穀物のしっかりとした芯があるように思う。ヴィンテージを冠しているだけあって、ただ華やかなだけではなく、どこか気品のある落ち着いた香りで、一口ごとに心がふんわりと解きほぐされていくような贅沢な時間を過ごせた。
5℃くらいの雪冷えまでしっかり冷蔵庫で冷やしてからやってみた。最初はキリッと冷たくてシャープな酸味が前面に出てきて、めちゃくちゃ喉越しが良かった。冷たくしても味が痩せないのは、やっぱり原料米の越淡麗が良いからなのだろうと思った。喉を通ったあとに、お腹の中からじんわりとお米の熱が戻ってくるような感覚があって、夏場の風呂上がりに最高の一杯だった。
最初は冷やして飲んだが、このお酒の本領は少し温度が上がってからだと感じた。15度くらいの涼冷えから、さらに20度くらいの常温に近づくにつれて、冷酒の時には隠れていたお米のふくよかな甘みと、わずかな渋みが顔を出してきて全体の深みが増した。温度によってここまで表情が変わるお酒は珍しい。じっくり時間をかけて、変化を楽しみながら飲むべき酒だと思った。
今夜は少し贅沢をして、鴨のローストを醤油とみりんで和風に仕上げたものと、少し濃いめに味付けした煮魚を合わせてみた。このお酒の持つ、2021年産ならではの落ち着いた旨味と少し酸味のあるボディが、お肉の脂や醤油のコクと本当に綺麗に調和してくれた。魚の生臭さも綺麗に消してくれて、料理も酒もどちらも引き立て合う最高の組み合わせだったと大満足している。
通年販売で、この仕込みのクオリティを考えると、非常に良心的なお値段だと思う。毎日の晩酌でバカバカ開けるには少しもったいないけれど、一週間の仕事が終わった金曜日の夜に、ちょっと良いグラスを出してちびちびやるにはこれ以上ない相棒だ。この値段でこのクラスの純米吟醸がいつでも手に入るなら、我が家の冷蔵庫の定番として常に一本は入れておきたいと思った。
金升酒造さんが「ドメーヌ」と銘打つだけのことはある、非常に完成度の高い一本。2021という年号入りだが、ひねた感じ(劣化)は全くなく、むしろ新酒にはない円熟味が見事に表現されている。淡麗辛口の聖地である新潟において、ここまでお米の存在感をしっかり残しながらも、綺麗に飲ませる技術はさすがの一言。発送も迅速で、またリピートしたいと思わせるクオリティだった。
ラベルがまるで白ワインみたいにスタイリッシュで、友達との家飲みに持っていったら大好評だった!飲んでみると、日本酒っぽいツンとしたアルコール感が全然なくて、すごくまろやかでフルーティー。ふだん日本酒を飲まない子が「これならすいすい飲めちゃう」って喜んでくれた。洋風のお惣菜とか、チーズを使ったおつまみにもすごく合って、楽しい夜になった。
評判が良いと聞いて取り寄せてみたが、俺の好みからすると少々お米の味が濃すぎるというか、甘みが口に残りすぎる気がした。もっと喉をカッと焼くような辛さや、水みたいに淡白なキレを求めている人間からすると、少し上品で重たく感じてしまうかもしれないな。ただ、お酒としての出来が良いのはよく分かる。ゆっくり味を噛み締めたい人向けのお酒だと思う。
妻と結婚記念日の夜に、少し良いお酒をと思い開けてみた。2021年からの時の流れを感じさせるような、深く優しい味わいが五臓六腑にしみわたるようだった。若い頃のように量を飲むことはできなくなったが、こういう一滴一滴に蔵人の魂がこもったお酒を、妻と昔話をしながら少しずつ傾ける時間は何よりの贅沢だと感じた。金升酒造さんの丁寧な酒造りに感謝したい。
ドメーヌ高橋 2021
・分類 純米大吟醸酒 生酒 原酒 無濾過
・画像
(参照:金升酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:金升酒造株式会社)
風土を凝縮した無濾過 生原酒
金升酒造株式会社
2020年にスタートした地産製造プロジェクト、2021年産の蔵出しです。原料米の特性を生かし、豊かな風土の味わいを五感にお届けします。※クール便でお届け/ギフト非対応
杜氏より
自ら育て収穫した米だからこそ、より特徴が理解でき、より良い酒が醸造できました。精米歩合は50%。清浄な雪に包まれた酒蔵で低温でゆっくりと発酵させた無濾過生原酒をお届けします。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:金升酒造株式会社
- 代表銘柄:金升(かねます)
- 住所:新潟県新発田市豊町1-9-30
- 創業:西暦1822年
- 蔵元からのPR:当蔵では、地産製造の一貫した酒づくりに注力しています。
安心安全で高品質な地元産酒米の安定確保を目指し、地元農家と共同で農業法人かなうカンパニーを設立、国内農業の抱える高齢化・後継者不足等の問題から、効率性で淘汰されやすい中山間地の農地を耕作し、自社栽培米を生産しています。 当蔵の田んぼは、飯豊山系の清冽な伏流水に恵まれた豊かな土地にあります。
令和元年(2019年)度には新たな事業連携体制下に移行し、土地の恵みである地酒のよさを海外や県外のお客様に味わっていただく機会が増えました。
金升の酒づくりを次世代へ受け継ぐことを意識し、築100年近い蔵の改修をはじめ、ホームページのリニューアル等を行なってまいりましたが、お陰様で令和4年(2022年)に創業200年を迎えることができました。
時間の蓄積を礎に、この先も地道に酒づくりに精進してまいります。
蔵元おすすめ商品
しぼりたて吟醸生貯蔵原酒 金升 宝づくし
新米で丹念に醸された、しぼりたての吟醸生貯蔵原酒です。
低温でゆっくり発酵させた香りの良いスッキリしたお酒です。
このお酒を味わう方に福徳があるよう、蔵元に代々伝わる九つの宝物を組み合わせた『宝づくし』の吉祥文様がラベルになっています。
氷温熟成 純米吟醸 鷹乃学習 タカスナワチワザヲナラウ
二十四節気「小暑」の末候、現代の7月下旬が「鷹乃学習」です。1年間0℃で貯蔵し、角の取れたなめらかさのある純米吟醸です。原料米は自社栽培の越淡麗55%精米です。原酒は17%ですが、15%に調整してビン詰しています。味わいは軽く、よく冷やしても薄くならないうま味となめらかさがあり、後口を締める酸が適度にある「夏酒」です。よく冷やして、あるいは氷を浮かべてロックもおすすめです。
純米酒 燗酒ブレンド 朔風払葉 キタカゼコノハヲハラウ
「燗酒ブレンド」と肩書し、55%精米の純米酒に40%精米の純米大吟と純米の古酒をブレンドし、燗したときに口当たりよく、辛口でなめらかな酒にしました。私は50℃でブレンドした酒のきき酒を行いました。この温度帯ですっきりとなめらかな酒は、料理を実によく引き立ててくれます。
ドメーヌ高橋 2021の飲み方まとめ
『ドメーヌ高橋 2021』は、やや辛口のお酒です。
冷やしてお召し上がりください。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |




コメント