
口コミ・レビュー
13 レビュー ( 4.5 out of 5 )
速醸仕込みならではなのだろうか、口に含んだときにすっと広がる酸味と、越淡麗やこしいぶきのお米の旨味が絶妙なバランスでまとまっていた。アルコール度数16度で日本酒度プラス2という数値以上に、キリッとした爽快なキレが心地よく残る。引っかかるような雑味がなくて、口当たりがとても滑らかだったからついつい杯が進んでしまった。
グラスに注いだとき、お米由来のふくよかで優しい香りがふわりと漂ってきて、どこかホッとするような安心感を覚えた。派手すぎるフルーティーさはなくて、落ち着いた穏やかな佇まいの中に芯のある豊かな香りがあると感じた。この上品で素直な香りの立ち方が、このお酒の誠実な造りをそのまま物語っているようでとても好感が持てた。
冷蔵庫でしっかり冷やした雪冷えの状態でグラスに注ぎ、一口飲んでみたら本当に爽やかだった。キリッとした冷たさの向こう側から、お米の綺麗な甘みと酸味がスッと立ち上がってきて、喉を通ったあとのキレの良さが格別だった。仕事で嫌なことがあった日でも、この冷酒を一口飲めば一気に頭の中がリフレッシュされるような素晴らしい清涼感があった。
最初は冷やで楽しんだあと、少し室温になじませた「涼冷え」から常温付近まで温度を上げて試してみた。冷たいときにはシャープだった酸味が少し丸みを帯びて、お米のコクとふくよかな甘みがぐっと前に出てくる変化が面白かった。通年販売されているお酒だからこそ、季節やその日の気分に合わせていろいろな温度帯での表情の変化をじっくり堪能できるのが最高だ。
今日の夕飯だった根菜の煮物や、タラの塩焼きと一緒にこのお酒を合わせてみた。お酒の持つ適度な酸味と穏やかなキレが、魚の旨味や根菜の素朴な甘みを驚くほどきれいに引き立ててくれた。濃い味付けで誤魔化すような料理よりも、素材の味を活かした素朴な和食の食卓にそっと寄り添ってくれるような、そんな温かみのある相性の良さを強く感じた。
通年販売されていていつでも手に入りやすい安心感がありながら、日々の晩酌がちょっと贅沢な時間に変わるくらいのしっかりとしたクオリティがある。高価すぎるお酒だと毎日はもったいないけれど、この価格帯でこの味わいの深さとキレの良さを楽しめるのはお財布にとっても本当にありがたい。お気に入りの晩酌用のグラスで、毎日ちびちびと大事に味わっている。
速醸仕込みならではのすっきりした設計に惹かれてネットで注文し、実際に飲んでみてそのバランスの良さに納得した。日本酒度がプラス2でありながら、酸味が全体をキュッと引き締めているからベタッとした甘さが一切残らない。ECサイトのレビューで高評価なのも頷けるし、日本酒初心者から飲み慣れた人まで幅広くおすすめできる完成度の高い一本だと思った。
シンプルで洗練されたボトルの雰囲気に惹かれて買ってみたけれど、味の方もすっきりしていてすごく飲みやすかった。SNSのフォロワーさんから「どんな味がするの?」って聞かれて、お米の優しい甘みと後味のキレの良さを伝えたらみんな興味津々だった。変なクセがなくてどんなシチュエーションの宅飲みにも合わせやすいから、ストックを切らしたくないお気に入りになった。
速醸で丁寧に造られているのは分かるし、クセがなくてスルスル飲める口当たりなのも悪くはないと思う。ただ、日頃からドッシリとした重みや強烈な個性を求めている自分の好みからすると、少し綺麗にまとまりすぎていて物足りなさを感じてしまった。ライトですっきりした口当たりが好きな人には向いているんだろうけど、パンチの強さを期待するとちょっと肩透かしを食らうかもしれない。
越淡麗とこしいぶきを絶妙に組み合わせて速醸で仕込んだこのお酒は、蔵元の真面目な酒造りの姿勢がそのままグラスの中に表現されていると感じた。派手なパフォーマンスはないけれど、飲むほどにじんわりと染み入るようなお米の旨味と、全体のバランスを支える酸味の調和が素晴らしい。いつの時代も安心して飲める、日常の食卓を豊かにしてくれる極上の定番酒だと思った。
萬寿鏡 J55 Sokujō
・分類:純米吟醸酒
・画像
(参照:株式会社マスカガミ)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社マスカガミ)
香り豊かな1801酵母を使用し、現代主流の酛造り(速醸仕込み)を行なうことで、すっきりと爽やかな味わいの純米吟醸酒に仕上がりました。
・大吟醸?いいえ、ちょっとフツウじゃない普通酒です
アルファベットラインの「F」は普通酒を、「J」は純米酒を意味し、それに続く数字は原料米の精米歩合を表しています。また、数字の次に「G」のつく商品は原酒であることを意味します。
弊社が大吟醸用に酒米の契約栽培をお願いしている生産農家が、乾燥不足によるわずかな水分過多という理由で等級が取得できない規格外の酒米を作ってしまったことがきっかけとなり、アルファベットラインの最初の商品である「萬寿鏡F40」が産まれました。
規格外米とはいえ粒のそろった良質の酒米なのだから、大吟醸並に精米して普通酒を造ってみようと考えました。
株式会社マスカガミ
| スペック表 |
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 越淡麗 こしいぶき |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | +2 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社マスカガミ
- 代表銘柄:萬寿鏡(ますかがみ)
- 住所:新潟県加茂市若宮町1丁目1−32
- 創業:西暦1892年
- 蔵元からのPR:弊社では全酒米の平均精米歩合が56%と、圧倒的な高精白によるコストパフォーマンスを自負しています。理由は米を磨けば磨くほど旨味のある飲み易い酒になるからです。
良質な酒を醸すために、米を惜し気もなく磨くこと、弊社では、この理屈を曲げて良い酒は造れないと考えています。その表れとして、弊社で一番低価格な普通酒の製品「清酒 萬寿鏡」でも精米歩合60%(米の外側の40%を磨くこと)としています。
弊社では定番酒から、淡麗で旨みのある高い品質の酒づくりに取り組む一方、「甕覗」をはじめとする、遊び心のある個性的な商品づくりを心がけています。
私どもの商品が、皆さまのご期待におこたえできますよう努力してまいります。
蔵元おすすめ商品
萬寿鏡 大吟醸酒
大吟醸の大は、さかんなこと、すぐれていること(広辞苑)を意味します。
いわば酒の最上級の尊称です。米を半分以上精米して造った酒云々等の、大吟醸の定義論はただ煩わしいだけです。
飲めば天界の楽の音を聞くような味わいとまではいわないが、飲まなくては話にならないのです。絶対に一度は飲んで欲しい品です。
萬寿鏡 特別純米酒
純米酒、米だけで造った酒、だから良い酒、何に良いか、体に良い、の連想はナンセンスです。
どんな酒でも飲み過ぎなければ体に良い、が常識です。
この酒はワンランク上の商品に匹敵する米の磨きで、純米酒にありがちな雑味を限りなく削り、米本来のマイルドな旨みを演出した本格派の酒です。
萬寿鏡 J55 Sokujo
香り豊かな1801酵母を使用し、現代主流の酛造り(速醸仕込み)を行なうことで、すっきりと爽やかな味わいの純米吟醸酒に仕上がりました。
アルファベットラインの「F」は普通酒を、「J」は純米酒を意味し、それに続く数字は原料米の精米歩合を表しています。また、数字の次に「G」のつく商品は原酒であることを意味します。
萬寿鏡 J55 Sokujōの飲み方まとめ
『萬寿鏡 J55 Sokujō』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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