
口コミ・レビュー
79 レビュー ( 4.5 out of 5 )
今夜は刺身と野菜の天ぷらに合わせて出してみた。お酒自体がでしゃばりすぎないおかげで、白身魚の繊細な甘みや出汁の味をまったく邪魔しないのが凄かった。口の中の脂っぽさをサッと綺麗に流してくれるし、料理の旨味を引き立てるお供として最高の存在感だと感じた。我が家の定番になりそう。
グラスに注ぐと、派手で甘い果物のような香りではなく、ふんわりとしたお米の優しさを感じる上品な香りが立ち上る。水色の綺麗なボトルも爽やかで食卓に馴染むのが良い。強すぎる華やかな香りが得意ではない自分にとって、この静かで 奥ゆかしい立ち姿と味のバランスはまさに好みだと感じた。
越乃寒梅と聞くと昔ながらの力強い淡麗辛口をイメージしていたが、この「灑」は驚くほど口当たりが滑らかで驚いた。舌の上をスーッと滑り落ちていくような透明感があって、喉を通った後にほんのり上品なキレが残る。引っかかりが一切なくてスイスイ飲めてしまう、いい意味で危ないお酒だと思った。
金曜の夜に開栓して飲んだ時はキリッとした清涼感が勝っていたが、土曜、日曜と日が経つにつれて徐々に角が取れ、まろやかなお米の甘みが浮き上がってきた。開けたてと数日後で印象が変わるのが面白い。時間の経過とともに深みが増していく様子をじっくり楽しむことができて、とても味わい深い晩酌になった。
伝統的な淡麗辛口の代名詞である石本酒造が、時代に合わせて見事な進化を遂げた一本だと思う。越乃寒梅の芯のあるキレや質の高さをしっかり継承しながら、現代の食生活に合わせた軽快さと透明感を付加させている。冷酒から燗酒までどの温度でも崩れない安心感があり、長年酒を飲んできた身としても感服した。
綺麗で上品な酒だということはよく分かった。ただ、自分みたいに「お米の旨味が濃くてどっしりした酒」が好きな人間からすると、少し綺麗すぎて物足りなさを感じてしまった。すっきり軽やかすぎるので、濃いタレの焼き鳥や肉料理と合わせると酒が負けてしまう気がする。薄味の料理や冷やでサクッと飲む人向けだな。
SNSで「水みたいにスルスル飲める」と流れてきて買ってみた。本当に日本酒特有のアルコール臭さがなくて、すごくあっさりしている。グラスもおしゃれでテンションが上がった。宅飲みで友人と乾杯したけれど、日本酒があまり得意じゃない子も「これなら飲める!」と喜んでいて買って大正解だった。
寒梅の新しいやつ言うから買ってみたけど、これほんまに旨いわ。すーっと喉を通っていって、何杯でも飲めてまうねん。昔の重たい辛口のイメージと違って、ごっつ飲みやすくてびっくりしたわ。近所の飲み友達にも一杯飲ませてやったら「ええ酒買うてるな」てめちゃくちゃ褒められたで。
このクオリティでこの価格なら、日常の晩酌酒として十分すぎるほど満足できる。スーパーで買える安い酒とは明らかに口当たりの品が違うし、かといって高価すぎて飲むのに気負うこともない。毎日ちびちび飲んでも全然飽きがこない味で、我が家の冷蔵庫に常にストックしておきたい定番酒になった。
冷酒で一口飲んだあと、そのままぬる燗(40度くらい)まで温めてみた。冷やの時には隠れていたやわらかい旨味がじんわりと広がってきて、酸味とのバランスが急に優しくなった印象を受けた。温度を変えるだけでここまで丸みが出るのは面白い。肌寒い夜に少し温めて飲むと、体がポカポカ温まって最高だった。
越乃寒梅 灑
・分類:純米吟醸酒
・画像
(参照:石本酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:石本酒造株式会社)
精米歩合55%に磨いた五百万石と山田錦を使用。越乃寒梅らしい上品さ、キレの良さは、長年使い続け、その特性を熟知した酒造好適米を原料米に、吟醸造りでしっかりと低温熟成させたからこそ表現できる特徴です。
石本酒造株式会社
日本酒をはじめて口にする人にもお楽しみいただけるよう、米の旨味を感じやすい純米酒でありながらも、ライトで飲みやすく、飽きの来ない味わいに仕上げております。
どの温度帯でもお楽しみいただけますが、特に10度前後がおすすめです。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 五百万石 山田錦 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +2 |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:石本酒造株式会社
- 代表銘柄:越乃寒梅(こしのかんばい)
- 住所:新潟県新潟市江南区北山847番地1
- 創業:西暦1907年
- 蔵元からのPR:醸造の秘技とは、大胆かつ細心、そして周到であること。
「醸技秘在大胆而細心周到」を常に自戒し、食前・食中・食後と最後まで飲み手に寄り添い、飲み飽きしない酒であるために。
私たちは、厳しい寒さにじっと堪え、初春の残雪の中、凛と咲く梅一輪に、自らの酒造りの美意識を重ねます。
寒梅一輪、寒梅一滴……
いつの時代も変わらず美しさを放つ寒梅のように、日本酒の豊かさを、世代を超えて伝えつづけていく石本酒造です。
蔵元おすすめ商品
越乃寒梅 特撰
ほのかな吟醸香があり、口当たりは軽く滑らか、飲み口が良く、後味に旨味が拡がる、ふくらみのある上品な味に仕上がっています。
吟醸酒ですが、常温でも、ぬる燗でもよし。お酒が進んでも、最後まで変わらぬ味をお楽しみ頂ける、石本酒造自慢のお酒です。
FROM NIIGATA
香りと味の調和を徹底して追求すべく、味わいの異なる複数の純米大吟醸酒(精米歩合30%・35%の山田錦を使用)を独自のバランスでブレンドした数量限定酒。ミシュランガイドに掲載の一部のホテルやレストランのみでお楽しみいただけます。
越乃寒梅 金無垢
精米歩合35%に磨いた山田錦を使った、ほのかな吟醸香と深く繊細な飲み口が特徴の純米大吟醸酒。
熟成が進むほど味がのる「山田錦らしさ」を最も実感できるお酒に仕上げています。
低温で充分に熟成させているので、ぬる燗で香りと味の広がりをお楽しみ頂くのが、一番のおすすめです。
越乃寒梅 灑の飲み方まとめ
『越乃寒梅 灑』は、やや辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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