
口コミ・レビュー
33 レビュー ( 4.6 out of 5 )
栓を開けたばかりのときは、少しキリッとした力強さと引き締まったキレが前面に出ていたけれど、冷蔵庫で数日保管しながら飲んでいくうちに、どんどん角が取れてまろやかな甘みが顔を出してきた。グラスの形状によっても香りの立ち方が変わるから、今日はどのグラスで飲もうかと考える時間も含めて、最後まで飽きずに深く楽しむことができた。
こしいぶきを原料に使っている彌彦の「極」を飲んでみたけれど、アルコール度16度らしいしっかりとしたボディ感があって非常に好みだった。口に含んだ瞬間にグッと広がるお米の豊かな旨みがたまらなくて、飲み込んだあとはすっきりと気持ちよくキレていく。単に濃いだけじゃなく、全体のバランスがすごくきれいにまとまっているなと感じた。
お猪口に注いだときに立ち上る香りがとても上品で、穀物のような温かみのある香ばしさと、ふんわりとした甘いニュアンスが心地よかった。口当たりがベルベットのように滑らかで、舌の上でトゲを感じさせずに優しくほどけていくような感覚がある。派手な香りではないけれど、ずっと寄り添ってくれるような安心感のある香りだなと思った。
毎晩の晩酌用としては少し贅沢かもしれないけれど、一口飲めばその価格以上の価値がしっかりあると納得できるクオリティだった。アルコール度数が16度で飲み応えがあるから、たくさん量を飲まなくてもお猪口数杯ですっかり満たされる。そう考えると、結果的にはコスパが良くて長く楽しめるお酒だなと自分のなすりつけで納得した。
今夜は香ばしく焼いた焼き鳥のタレ味と一緒に合わせてみたんだけど、このお酒の持つしっかりとしたコクとキレが、お肉の脂と甘辛いタレをすっきりと受け止めてくれて最高の相性だった。味のしっかりした煮込み料理なんかとも絶対に合うはずだから、今度は牛すじの煮込みを合わせて家飲みをさらに充実させたいなと思った。
冷蔵庫でしっかりと冷やした雪冷えの状態でグラスに注いで飲んでみたら、味がキュッと引き締まっていて本当に美味しかった。冷えていることで甘みがダレずにシャープさが増し、それでいてお米本来のコクがしっかりと感じられるから物足りなさが全くない。暑い時期はもちろん、すっきりした喉ごしを楽しみたいときには一番ぴったりの飲み方だと感じた。
冷やで楽しんだあとに、ちろりを使ってぬる燗や日向燗の温度帯までじっくりと温めて試してみた。驚いたことに、温度が上がるにつれてこしいぶきのふくよかな甘みとコクが大きく膨らみ、まるで芳醇な出汁のような深い旨みが口いっぱいに広がってきた。寒い日に身体の芯から温めてくれる、こういう変化の幅があるお酒は本当に面白いなとしみじみ思った。
ネットの評価が気になって取り寄せてみたけれど、期待を全く裏切らない素晴らしい仕上がりだった。届いたその日にしっかり冷やして開けたら、雑味がなくてクリアな飲み口に思わず唸ってしまった。開けたてのキリッとした力強さも良かったけれど、数日経って少し落ち着いたあとのまろやかな味わいも格別で、レビューの高さに深く納得した。
シンプルですっきりしたボトルデザインがすごくお洒落で、お部屋のインテリアにも馴染むから一目で気に入った。グラスに注ぐと透き通るような輝きがあって、一口飲むとお米の優しい甘みがふんわり広がって思わず笑顔になった。アルコール特有のツンとする嫌な感じが全くないから、お友達を招いたときにも自慢したくなる一本だなと思った。
アルコール度数が16度あって、お米の旨みが前面に出ている骨太な造りなのはよく分かったけれど、自分にとっては少しコクが重たすぎて、後半はもう少し軽やかなキレが欲しくなってしまった。普段から水のようにさらっと飲める淡麗辛口の軽いお酒ばかり好んでいる自分には、少し味わいが濃厚すぎてストライクゾーンからは外れてしまうなと感じた。
彌彦 極
・分類 普通酒 無濾過
・画像
(参照:弥彦酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:弥彦酒造株式会社)
長期低温完熟発酵
弥彦酒造株式会社
無濾過・瓶火入
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | |
| 原料米 | こしいぶき |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:弥彦酒造株式会社
- 代表銘柄:彌彦(やひこ)
- 住所:新潟県西蒲原郡弥彦村上泉1830-1
- 創業:西暦1838年
- 蔵元からのPR:眼下に日本海と新潟平野を一望する越後の名峰、弥彦山。
その麓、越後一宮彌彦神社など、まさに自然と神の恩恵を授かった山麓「泉」の地に弥彦酒造はございます。
天保九年(1838年)創業。嘉永元年に初代が独自の酒造法「泉流醸造法」を確立。
「〜その色淡、その味頸、耐久廃せざる〜」を特徴とした当時画期的な醸造法とされておりました。以来、その醸造を修めるべく多くの蔵人が当蔵の門を叩きました。
長年にわたり多くの蔵人を育て、師事した門人は数百人にも及びます。泉流の流儀を踏襲した多くの蔵人を杜氏として各地の蔵へ輩出したことから、『出世蔵』と称されておりました。
越後一宮に仕える御神酒蔵として、当蔵は日本酒を取り巻く環境が変わろうとも、流行に左右されず、永きにわたり丹精込めて泉のごとき酒造りを頑に護り続けております。
蔵元おすすめ商品
彌彦 PREMIUM 33
口中で絹のように繊細で滑らか、洗練された気品ある立ち香。
可能な限りのこだわりを駆使し、弥彦村産山田錦を香・味のバランスを考えた限界の精米歩合33%。その研ぎ澄まされた味わいとその先にある「すっとふくらみ、美しい余韻」を感じていただきたい。
純米大吟醸の最高峰。
コシノロクハク Summer Blend
新潟県内の「白」が付く銘柄の蔵元6蔵のブレンド酒、「コシノロクハク」シリーズの第6弾。今回からラベルデザインを一新。「白」を強調したポップなデザインに仕上げました。
READY!! LADY!! READY!! そらとなでしこ
弥彦酒造×新潟酒販×日本航空新潟支店の3社によるコラボ日本酒。JALの客室乗務員や空港スタッフをはじめとした女性チームが参画し、田植えから仕込みまで各工程に関わり、“やまとなでしこ”のように内面に強さを秘めた「美しいお酒」を目指しました。 今日も頑張っているあなたへ、明日の元気をお届けしたい!という気持ちを込めて造った、華やかな香りとやさしい味わいが楽しめるお酒です。
彌彦 極の飲み方まとめ
『彌彦 極』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |




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