
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.7 out of 5 )
さすがは特A地区の吉川産山田錦だなと、一口飲んだ瞬間にうなってしまった。上品でふくよかなお米の旨味が口いっぱいに広がるのに、後味はまったく重たさを感じさせない。すっと引いていくような美しいキレ味があって、舌の上に嫌な甘さが残らないのが本当に素晴らしい。職人の技量の高さがひしひしと伝わってくる味わいだと思った。
ワイングラスに注いで少し空気に触れさせたら、白桃や青りんごを思わせる瑞々しい香りが心地よく立ち上がってきた。派手すぎる香りじゃなくて、どこか凛とした気品のある香りだから、ずっと嗅いでも疲れない。口に含んだときのシルクのような滑らかな口当たりと相まって、五感がすごく満たされるような感覚を味わうことができたよ。
冷蔵庫でしっかり冷やしたものを、ガラスの片口から小ぶりな猪口に注いでキュッとやってみた。冷えている状態だと、吉川山田錦ならではの引き締まった輪郭がよりはっきりと感じられて、背筋がシャキッとするような爽快感があった。暑い日の夕方にこれをやると、一日の嫌な疲れが全部吹き飛んでいくような気がしてたまらない。
冷えた状態から少しずつ温度が上がっていく過程を、食卓でゆっくり楽しませてもらった。グラスの表面に水滴がついて室温に近づくにつれて、ツンとしたシャープさが和らいで、お米本来のまろやかな甘みと豊かなふくらみがどんどん顔を出してきた。温度によってここまで顔が変わるなんて、日本酒の奥深さには本当に驚かされるよ。
今夜は真鯛の昆布締めと、出汁をきかせたカブの煮物を用意してこのお酒を合わせてみた。お酒の綺麗な酸味と上品な旨みが、昆布の旨みやカブの優しい出汁の味とすごく自然に馴染んで、お互いの美味しさを何倍にも引き立ててくれた。主張しすぎないのに料理に寄り添ってくれるから、食中酒として本当に優秀だなと感じた。
人気銘柄だからいつも手に入るわけじゃないし、価格も普段の晩酌酒としてはちょっと背伸びする金額ではある。でも、居酒屋で高いお金を出して飲む一杯を考えたら、家でこのクオリティの吉川山田錦をしみじみ味わえる時間は圧倒的にコスパが高いと思った。特別な日じゃなくても、ちょっと自分を労いたい夜に開ける価値が十分にある。
ネットの評価があまりにも高かったので、運良く定価で買える機会があったときに迷わずポチった。実際に飲んでみると、期待値が高すぎて逆にがっかりするパターンもあるけれど、このお酒はそれを軽々とクリアしてきた。雑味がなくてバランスが完璧に整っていて、酒屋の冷蔵庫で見かけたらとりあえず確保しなきゃいけない銘柄だと確信したね。
インスタで「荷札酒の吉川山田錦は別格」って見かけてからずっと気になっていて、ようやくゲットできた。淡いブルーのラベルがとにかくお洒落で、お気に入りの和食器と並べるだけで気分が上がる。味の方も、フルーティーさと上品な甘みのバランスが絶妙で、見た目も味も妥協のない完璧なお酒だなと思った。写真映えもバッチリだった。
地元の酒だし話題だから飲んでみたけれど、最近の流行りであるこういう綺麗でスイスイ飲めるタイプのお酒は、長年酒を飲んできた自分にとっては少し物足りなく感じてしまうな。もっとお米のどっしりしたコクや、飲みごたえのある重厚感が欲しいと思ってしまう。美味しいお酒なのは間違いないんだろうけど、自分の好みのタイプとは少し方向性が違うなと感じた。
加茂錦の技術力の高さを証明する一本がこの吉川山田錦だと思っている。原料米の良さを限界まで引き出しつつ、蔵元独自の透明感とキレのある設計が見事に融合している。派手なだけの酒とは一線を画す、気品と奥行きを感じさせてくれる素晴らしい出来栄えだ。日本の現代酒造りの現在地を知る上で、一度は飲んでおくべき傑作だと心から思う。
加茂錦 荷札酒 吉川山田錦
・分類:純米大吟醸酒 生酒 原酒
・画像
(参照:加茂錦酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:加茂錦酒造株式会社)
兵庫県特A地区吉川産は最高品質の「山田錦」とされ、多くは技能を競うコンテスト用の出品酒として醸されます。
大変貴重なお米ですが、その素晴らしさを愛飲家の皆様にもお届けしたく、弊社流にチャレンジしました。
特有の清廉な香味をお楽しみいただければ幸いです。加茂錦酒造株式会社※ロットにより、味わいや火入れの有無が切り替わる商品です。
| スペック表 |
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 不定期 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 山田錦 |
| アルコール度 | 14~15度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:加茂錦酒造株式会社
- 代表銘柄:加茂錦(かもにしき)
- 住所:新潟県加茂市仲町3-3
- 創業:西暦1893年
- 蔵元からのPR:多様化した食生活の中で、どのようなお酒がおいしく飲めるのか、私たちは日々研鑽を重ねています。
加茂錦は小さな酒造所なので、生産量や酒造りの体制にも限界があります。
けれども、自分たちが美味しいと思わないお酒をつくろうとは思いません。
あたりまえで基本的なことを守りつつ、これからも加茂錦はいろいろな角度から酒造りに取り組んでまいります。
蔵元おすすめ商品
加茂錦 BRILLIANCE 吉川山田錦
酒造好適米の最高峰「山田錦」。中でも兵庫県特A地区「社・東条・吉川」産は最高品質・別格とされ、触れる感覚の違いに驚く程でした。お米の素晴らしさを表現出来る様に日々醸造と向き合っています。
必ず低温の冷蔵庫(-5℃〜5℃)に保管し、開栓後はお早めにお召し上がりください。おすすめ飲酒温度は10~15℃。
加茂錦 荷札酒 赤磐雄町
酒蔵垂涎の稀少米のひとつ「赤磐雄町」。
特有の艶やかな香味をしぼりたての瑞々しさと共にお楽しみいただければ幸いです。
必ず低温の冷蔵庫に保管し、お早めにお召し上がりください。
加茂錦 荷札酒 備前朝日
多くのお米のルーツである「朝日米」を加茂錦流に淡麗爽酒として醸しました。
瑞々しく爽やかな鮮度味をお楽しみいただければ幸いです。
冷蔵保管での年単位の熟成にも適していますが、開栓後はお早めにお召し上がりください。
加茂錦 荷札酒 吉川山田錦の飲み方まとめ
『加茂錦 荷札酒 吉川山田錦』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



