
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
口に含んだ瞬間、五百万石とこしいぶきを合わせたお米の旨味がしっかりと感じられて驚いた。アルコール度数が20度と高めだから、最初はガツンとくる重たさがあるのかと身構えたけれど、意外なほど口当たりはなめらかでスルスル入っていく。後味はすっきりとキレていくから、ついついグラスが進んでしまって困る一本だと感じた。
グラスに注いだときから、ツンと尖ったアルコール臭さはなくて、お米のふくよかで落ち着いた香りがふわりと立ち上ってくるのが心地よかった。いわゆる華やかなフルーティーさとは違う、昔ながらのしっかりとした日本酒らしい骨太な香りがある。個性があるけれど嫌味がなくて、これがこのお酒ならではの独特な味わいの深さに繋がっているんだとしみじみ思った。
冷蔵庫でしっかり冷やした「花冷え」くらいの温度帯で飲んでみた。アルコールが20度もあるとは思えないほど喉越しがシャープになって、キリッとした辛口の良さが引き立つなと感じた。暑い日の夕方に帰宅して、最初の一杯としてキュッと飲むにはこれが最高だった。舌の上をクールに通り過ぎていく爽快感がたまらない。
冷たい状態から少しずつ温度を上げて、常温から「涼冷え」くらいで飲んでみた。冷酒のときとは打って変わって、お米のふくよかな甘みとコクがぐっと顔を出してくるのが面白いと思った。温度が上がるにつれて表情が豊かになるというか、同じお酒とは思えないほどの味わいの変化があって、家飲みでじっくり楽しむのにぴったりの一本だと実感した。
今日はスーパーで買ってきた脂ののった秋刀魚の塩焼きと一緒に合わせてみた。お酒のアルコール度数が高くてしっかりしたボディがあるから、青魚の脂っぽさをきれいに洗い流してくれるような爽快感があった。塩気の強い煮物や、味噌仕立てのおかずなんかとも喧嘩せずに、むしろお互いの旨味を引き立て合ってくれるので夕飯の時間が楽しくなった。
度数が20度と高いから、ロックにしたり少し水や炭酸で割ったりしても味がボヤけなくて、いろんな飲み方で長く楽しめるのが財布に優しくてありがたい。毎日の晩酌でちびちびやるには少し贅沢かもしれないけれど、この満足感を考えたらコスパはかなり高いと思う。お気に入りのぐい呑みで少しずつ味わうのが、最近の毎日の密かな楽しみになっている。
ネットの評判を見て興味本位で買ってみたけれど、想像以上に骨太で飲みごたえのあるお酒だった。一口目のインパクトが強烈なんだけど、嫌なアルコール感ではなくてお米の旨味が凝縮されている感じがして好印象だった。普通のお店ではなかなか見かけないスペックだし、日本酒好きの友人へのちょっとした手土産や贈り物に選んでも絶対に喜ばれるクオリティだと思った。
デザインがどこかスタイリッシュで目を引くからジャケ買いしたんだけど、中身も本格派ですごく気に入った。キンキンに冷やして飲むと、すっきりした口当たりの中にしっかりとしたコクがあって、ついつい夜更かしして飲みすぎてしまった。インスタのフォロワーさんにもおすすめしたら、どこで買えるのって聞かれてちょっと嬉しかったお酒。
アルコール度数が20度もあるから仕方ないのかもしれないけれど、普段ライトな日本酒を飲み慣れている自分にとっては、一口目のアルコールの刺激が少し強く感じられてしまった。味わい自体はお米の旨味があって悪くないんだけど、人によっては重たく感じたり、少し辛すぎると敬遠してしまうかもしれない。しっかりと食事をしながら、自分のペースでゆっくり楽しむ方向のお酒だなと思った。
長年いろいろな地酒を飲んできたけれど、この萬寿鏡のF60Gは独自の存在感があって非常に面白い酒だ。五百万石とこしいぶきを使ったことで生まれる奥深いコクと、20度という高めの度数が絶妙なバランスでまとまっている。冷やして良し、少し温度を上げて良しと、飲むたびに新しい発見があって、日本の職人の技としのぎを削った気概が伝わってくるような素晴らしい一本だと心から思った。
萬寿鑑 F60G
・分類:普通酒 原酒
・画像
(参照:株式会社マスカガミ)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社マスカガミ)
定番商品[F60]の一回火入れの20度の原酒。
原酒ならではの深い旨みと力強い飲み心地はもちろんのこと、
[F60]らしい豊かな香りとキレの良さもご堪能いただけます。冷酒・ロック・炭酸割でどうぞ。
9月〜11月までの期間限定商品です。
株式会社マスカガミ
| スペック表 |
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 秋季 |
| 精米歩合 | 60% |
| 原料米 | 五百万石 こしいぶき |
| アルコール度 | 20度 |
| 日本酒度 | +5 |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社マスカガミ
- 代表銘柄:萬寿鏡(ますかがみ)
- 住所:新潟県加茂市若宮町1丁目1−32
- 創業:西暦1892年
- 蔵元からのPR:弊社では全酒米の平均精米歩合が56%と、圧倒的な高精白によるコストパフォーマンスを自負しています。理由は米を磨けば磨くほど旨味のある飲み易い酒になるからです。
良質な酒を醸すために、米を惜し気もなく磨くこと、弊社では、この理屈を曲げて良い酒は造れないと考えています。その表れとして、弊社で一番低価格な普通酒の製品「清酒 萬寿鏡」でも精米歩合60%(米の外側の40%を磨くこと)としています。
弊社では定番酒から、淡麗で旨みのある高い品質の酒づくりに取り組む一方、「甕覗」をはじめとする、遊び心のある個性的な商品づくりを心がけています。
私どもの商品が、皆さまのご期待におこたえできますよう努力してまいります。
蔵元おすすめ商品
萬寿鏡 特別純米酒
純米酒、米だけで造った酒、だから良い酒、何に良いか、体に良い、の連想はナンセンスです。
どんな酒でも飲み過ぎなければ体に良い、が常識です。
この酒はワンランク上の商品に匹敵する米の磨きで、純米酒にありがちな雑味を限りなく削り、米本来のマイルドな旨みを演出した本格派の酒です。
萬寿鏡 F60
吟醸仕込み用に開発された1801(イチハチマルイチ)酵母を使用し、その風味を最大限に活かすために、マイナス10度で貯蔵し、瓶詰め時、一回のみの火入れ処理にこだわった製品です。
穏やかな吟醸香をともなった軽い口当たりの酒で、定番酒として飲み飽きのしない酒をめざしました。
アルファベットラインの「F」は普通酒を、「J」は純米酒を意味し、それに続く数字は原料米の精米歩合を表しています。また、数字の次に「G」のつく商品は原酒であることを意味します。
萬寿鏡 F40 Shizuku
ちょっと普通じゃない普通酒F40の更に普通じゃないバージョン。
F40のもろみを圧搾用の酒袋に入れて吊るし、しずく取りをしたお酒です。
毎年、新潟酒の陣の二日間に弊社ブースでのみ販売する超限定品です。
酒の陣が中止となった年にのみ限られた場所で販売します。
通常のF40よりも豊かな風味があります。
冷、常温がおすすめです。
萬寿鏡 F60Gの飲み方まとめ
『萬寿鏡 F60G』は、辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



