
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
ひと口飲んで驚いたのは、純米大吟醸らしい上品な滑らかさがあるのに、後味がとにかくドライでキリッと締まること。無濾過袋取りならではの適度な濃度感というか、お米の膨らみはしっかり舌に残るのに、日本酒度+5らしい切れ味が最後に全体をサッとまとめてくれる。ベタつく甘さが一切なくて、スーッとノドに入っていく口当たりが本当に気持ち良かった。
ひやおろしと聞いて、もっとドシッとしたお米の重い香りを想像していたけれど、これは純米大吟醸だからなのか、すごく綺麗で品のある香りがした。グラスに注ぐと、完熟した洋梨みたいなフルーティーな香りがふわりと立ち上がって、その後に新米のような優しい香ばしさが追いかけてくる感じ。飲む前に香りをかいでいるだけで、なんだか贅沢な気分になれた。
酒屋でおすすめされて、冷蔵庫でしっかりと冷やしてから「花冷え」くらいの温度で飲んでみた。これが大正解。秋のひやおろしだけど、冷やすことで五百万石らしいシャープな酸味が引き締まって、夏バテ気味の体にシャキッと気合いが入るような旨さだった。冷たくしても米のコクが全然細くならなくて、むしろ旨味がギュッと凝縮されているように感じた。
最初は「涼冷え」の15℃くらいで始めて、本を読みながらゆっくり時間をかけて常温(20℃)、さらには少し手でグラスを温めて「日向燗」の30℃あたりまで変化させてみた。冷えている時のキリッとした表情から、温度が上がるにつれて角が取れて、お米の優しい甘みとふくよかさがじんわりと広がっていく。この温度による表情の移り変わりは、本当に見事だと思った。
秋の酒だから、奮発して買ってきた生カツオのタタキをニンニク醤油で、それと焼き椎茸にカボスを絞ったやつを合わせてみた。カツオの濃厚な脂にも、この酒の17度ある原酒の強さと+5の辛口ががっぷり四つで組み合って、口の中がさっぱりする。焼き椎茸の香ばしさとカボスの酸味にも、酒の綺麗な酸度1.4がバッチリ合って、お箸もグラスも全く止まらなかった。
純米大吟醸の無濾過袋取り、しかもひやおろしという贅沢なスペックなので、普段使いには少し贅沢かなと最初は思った。でも、この深みのある味わいと17度のしっかりした飲みごたえを考えたら、むしろコスパはかなり良いんじゃないか。毎晩ちびちびと大事に飲めるから、結果的に長く楽しめて大満足。秋の夜長の晩酌用として、これは本当に買って良かった。
「純米大吟醸」の華やかさばかりを期待して買うと、少しイメージが違うかもしれません。ひやおろしらしく、しっかりと半年間熟成された落ち着きがあって、どちらかというと玄人好みのドッシリしたお酒です。でも、袋取りならではの澄んだ綺麗な舌触りがあるので、決して重苦しくはありません。贈り物としても、日本酒が好きな方なら間違いなく喜んでくれる本格派です。
今年も「丸にぼーいち」のひやおろしを無事ゲット!パッケージのシックな雰囲気通り、味もすごく落ち着いていて大人な仕上がり。冷やして飲むとシャープだけど、少し常温に近づけると、袋取りのなめらかさが引き立ってめちゃくちゃ美味しい。秋の夜に、お気に入りのジャズを聴きながらゆっくり飲むのに最高の相棒だと思う。来年も絶対買う。
純米大吟醸だから、もっとフルーティーで甘くて飲みやすいのかなと思って飲んでみたら、想像以上に辛口でアルコール感もガツンと強かったです。17度あるせいか、お酒が弱い私にはちょっと喉が熱くなりすぎて、コップ1杯でギブアップしてしまいました。日本酒を飲み慣れていて、どっしりした辛口が好きな人向けのお酒なんだなと感じました。
さすが下越酒造、実に見事な「ひやおろし」を醸してくれた。純米大吟醸の華やかさをあえて抑え、秋までじっくりと寝かせることで、五百万石の米の旨味とキレの良さを最大限に引き出している。袋取り特有の雑味のなさが、熟成による深みと調和していて、一杯、また一杯と自然に手が伸びてしまう。新潟の秋の味覚をこれ以上なく引き立ててくれる、傑作の一本だ。
丸にぼーいち ひやおろし 純米大吟醸 無濾過袋取り
・分類 純米大吟醸酒 無濾過
・画像
(参照:たかま酒店)
商品説明・特徴など
(参照:たかま酒店)
地元新潟産の五百万石を50%まで精白、袋吊りによる良質部分を瓶詰め
通常 大吟醸にみられる華やかな香りは控えめに
その分 味に重きを置いておられるようです一夏越した落ち着きに渋めの酸が乗って、深さを演出
たかま酒店
ボディー感と共に酸との共演がみられ、やや辛口仕立て
秋口の食材に照準を合わせておられるようです
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 秋季 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 17度 |
| 日本酒度 | +5 |
| 酸度 | 1.4 |
蔵元情報

- 蔵元名:下越酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟(きりん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川3644番地
- 創業:西暦1880年
- 蔵元からのPR:下越酒造株式会社は鎌倉時代の建長四年、新潟県東蒲原郡阿賀町津川に築かれた麒麟城の名前にあやかり酒名を「麒麟」とし明治十三年創業の藏です。
当地は、尾瀬と猪苗代湖から流れ出る大河阿賀野川(暖流)と、名峻御神楽岳を源とする清流常浪川(清流)との合流地点に位置することから一年を通じて霧が発生しやすく湿潤な風土であることが、微生物の増殖や醪の発酵を助け酒造りには最適な環境(湿度)を創り出しています。
山紫水明の銘醸地である津川…。これからも、私たちはこの自然環境の下、銘酒「麒麟」を造りつづけてまいります。
蔵元おすすめ商品
麒麟 秘蔵酒
麒麟大吟醸の香味のバランスをくずさないように、低温でゆっくりと5年以上貯蔵したお酒の通好みの製品です。
かすかにシェリーがかった落ち着いた芳香に、淡麗の中にも低温熟成によるなめらかな旨味が調和しています。
麒麟 大吟醸生貯蔵酒
五百万石特有の透明感のあるスッキリとした味わいのあるお酒です。
麒麟 大吟醸
日本一の酒米・兵庫県の山田錦を、100時間近くかけ丁寧に35%まで磨き、すべての手間をいとわず、採算を度外視して醸された大吟醸です。
ふくよかな芳香に甘味を感じる含み香、口中に広がる柔らかな味のふくらみと余韻の長さ・・・少し冷すか、室温でお楽しみください。
丸にぼーいち ひやおろし 純米大吟醸 無濾過袋取りの飲み方まとめ
『丸にぼーいち ひやおろし 純米大吟醸 無濾過袋取り』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



