
口コミ・レビュー
13 レビュー ( 4.6 out of 5 )
日本酒度プラス12という数字に惹かれて、福顔酒造の大辛口を酒屋で買ってきて自宅の晩酌で試してみた。冷蔵庫でキンキンに冷やした雪冷えの状態で飲んでみたら、舌を刺すような嫌なアルコール感は全くなくて、五百万石のすっきりとした旨みが駆け抜けたあとにもの凄くシャープなキレがやってきた。一口飲むごとに喉の奥がカッと熱くなるようなこの痛快な辛さは、甘口好きには真似できない最高の味わいだと思った。
ネットのレビューで「とんでもない辛口」と見かけて興味津々で取り寄せ、まずは花冷えの温度でキュッとやってみた。口に含んだ瞬間はすっとなめらかなのに、一歩遅れて日本酒度プラス12の強烈な辛さが一気に押し寄せてきて思わず唸ってしまった。ただ、普段から甘みのあるフルーティーなお酒が好きな人にとっては、あまりのストロングさに面食らうかもしれない。けれど、この容赦のない辛口の切れ味は個人的にかなりツボだった。
この大辛口を、あえて40度ほどのぬる燗の温度にしてゆっくりと味わってみた。驚いたことに、これだけの数字を誇る強烈な辛口でありながら、お酒を温めることで五百万石のお米が持つ柔らかい旨みやコクがじんわりと顔を出し、ツンとした角が取れてまろやかな味わいに変化した。冷やして飲むときのシャープな切れ味とはまたひと味違う、奥深くてホッとする温かみを感じることができて本当に感動した。
お店の常連さん用に手頃でガツンとくる辛口のお酒を探していて、この大辛口を仕入れて自分でも晩酌で飲んでみた。アルコール15度でバランスがしっかり取れているから、こってりとした味噌煮込みや焼き鳥のタレと一緒に合わせると、口の中の脂っこさをプラス12の辛さがきれいに洗い流してくれて相性抜群だった。価格もお手頃だし、毎日気兼ねなく楽しめる素晴らしい食中酒だと自信を持っておすすめできる。
脂がたっぷりと乗った旬の魚の塩焼きをつまみにしながら、15度の涼冷えの温度でこの大辛口を合わせてみた。日本酒度プラス12の圧倒的なキレ味が魚の旨みをしっかりと受け止めて、後味に一切の甘ったるさを残さずにスパッと引いていく感覚がたまらなく心地よかった。ただ、人によってはアルコール感が少し鋭く感じられるかもしれないけれど、魚介の旨みを引き立てるという点においてはこれ以上ない頼もしい一本だと感じた。
常温の冷やの状態でグラスに注ぎ、まずは香りを確かめてから静かに口に含んでみた。精米歩合60パーセントの五百万石で丁寧に仕込まれているおかげか、雑味がきれいに削ぎ落とされていて、穀物のような落ち着いた香りのあとに強烈な辛口の波が静かに寄せてくる。温度を変えても崩れない確かな骨格があり、ただ辛いだけではなくお米の芯がちゃんと感じられるところに、造り手の確かな技量とこだわりがひしひしと伝わってきた。
日本酒度プラス12という極限の辛口がどのような味わいを生み出しているのか気になり、雪冷えの冷酒にしてじっくりと検証してみた。酸度が1.5あるためか、ただの淡白な水っぽさではなく、しっかりとした輪郭のあるシャープな酸味とキレが舌の上に心地よく響いた。ただ、人によっては最初の口当たりからピリッとした刺激を強く感じる場合もありそうだけれど、辛口の限界に挑んだようなストイックな仕上がりは非常に興味深かった。
日本酒度プラス12という極限の辛口がどのような味わいを生み出しているのか気になり、雪冷えの冷酒にしてじっくりと検証してみた。酸度が1.5あるためか、ただの淡白な水っぽさではなく、しっかりとした輪郭のあるシャープな酸味とキレが舌の上に心地よく響いた。ただ、人によっては最初の口当たりからピリッとした刺激を強く感じる場合もありそうだけれど、辛口の限界に挑んだようなストイックな仕上がりは非常に興味深かった。
夕暮れ時に、少しお気に入りの錫の盃にこの大辛口を注ぎ、涼冷えの温度で静かに味わってみた。口当たりはとても端正で上品でありながら、喉を通るときにはプラス12の強靭なキレが一切の迷いなくスッと体を通り抜けていく。余計な甘みが口の中に残らないため、杯を重ねてもまったく飽きがこなくて、日々の慌ただしさを綺麗に忘れさせてくれるような清々しい一杯だった。大人の晩酌にはこういう骨のある酒がよく似合う。
夜の読書タイムのお伴として、少しぬるめのぬる燗にしてこの大辛口を試してみた。驚いたことに、冷やして飲むときの圧倒的な辛さが少しだけ角を丸くして、五百万石らしいお米のふくよかな香りと絶妙に溶け合うような感覚があった。それでも芯にあるシャープなキレはしっかりと生きていて、読書の合間にちびちびと口に含むと頭の中がスッキリと冴え渡るような、とてもユニークで味わい深い体験になった。
大辛口 福顔
・分類:普通酒
・画像
(参照:福顔酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:福顔酒造株式会社)
冴えた辛さの中に、旨味がしっかりあり、冬の澄んだ空気のような日本酒。
福顔酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 60% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +12 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:福顔酒造株式会社
- 代表銘柄:越後五十嵐川(えちごいからしがわ)
- 住所:新潟県三条市林町1-5-38
- 創業:西暦1897年
- 蔵元からのPR:初代小林仁平は、福顔の人のシンボルとして、七福神の一人である“恵比寿様”を福顔酒造のシンボルマークとして選び、その恵比寿様の顔は、福顔酒造のシンボルマークとして、甕や瓶に使われてきました。
飲んだ人が福の顔「福顔」になる酒を造り、日本酒で人を幸せにしたい。
それが福顔酒造の志です。
蔵元おすすめ商品
本醸造 福顔
バランスのとれた、米の旨さが香りです。飽きのこない爽やかな飲み口。燗酒としても美味しくいただけます。
原酒 ウイスキー樽で貯蔵した日本酒。FUKUGAO
その名のとおりウイスキーが貯蔵されていた空き樽(オーク樽)で貯蔵した日本酒です。
ウイスキー樽に染み込んだウイスキーの芳醇な香りと深い味わいが日本酒の旨みと絡み合い、今までにない新しい日本酒として生まれ変わりました。
冷やしてそのまま、またはウイスキーの様に氷を浮かべてどうぞ。
創業120周年記念 純米吟醸酒 福顔
創業120年を記念した福顔(ふくがお)の純米吟醸酒です。
酒米は地元・三条市下田江口地区で栽培された新潟独自の酒造好適米・越淡麗(こしたんれい)を100%使用。仕込み水は地元・五十嵐川(いからしがわ)の超軟水を使い丁寧に手をかけ、伝統を重んじた真面目造りが信条です。
大辛口 福顔の飲み方まとめ
『大辛口 福顔』は、辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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