
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.7 out of 5 )
前回飲んだ出羽燦々とはまた違った、越淡麗ならではの重厚感のある旨味に惹かれた。グラスに注ぐと、とろりとした質感すら感じるほど密度が濃く、口に含んだ瞬間に豊かな甘みがじわりと広がる。それでいて、喉を通るときには高精白らしい引き締まったキレがあり、ただ重いだけのお酒ではないとすぐに分かった。一口ごとの満足感がものすごく高く、じっくりと時間をかけて味わうのにぴったりの一本だと思った。
開けたときに立ち上る香りが本当に上品で、熟したリンゴや白い花を思わせるような華やかさがある。実際に口にすると、香りの印象のまま透明感のある綺麗な甘みが広がり、その後にキュッとした引き締まった酸味が追いかけてくる。香りと味わいのバランスが絶妙で、飲むたびに蔵元の技術の高さに感動させられる。鼻から抜ける香りの余韻があまりにも心地よくて、ずっと浸っていたくなるような魅力があった。
冷蔵庫でしっかりと冷やした花冷えの状態から飲み始めた。グラスに触れる冷たさと、注いだ瞬間の瑞々しい見た目だけでまず期待が高まる。口に運ぶと、冷えていることで角が取れた滑らかな口当たりになり、越淡麗特有の骨太な旨味がシャープなキレと共にスッと喉の奥へ消えていった。暑い日にキンキンに冷やして飲むと、体がシャキッと目覚めるような素晴らしい爽快感を味わうことができて本当に良かった。
冷酒で美味しいのは当然として、少し温度が上がって常温に近づいたときにどう化けるか試してみた。すると、冷やしているときには隠れていたお米のふくよかなコクと香ばしいニュアンスがふわりと顔を出し、味わいにグッと奥行きが出てきた。さらに少しだけぬるめに温めてみたら、甘みが一段とまろやかになって、まるで別のお酒を飲んでいるかのような贅沢な変化を楽しめた。温度で表情を変える懐の深さに感心した。
昨夜は、近所の人からもらった新鮮なブリの煮付けと一緒にこのお酒を合わせてみた。お酒自体の旨味がしっかりとしているから、甘辛い濃いめのタレにも全く負けず、むしろ魚の脂をきれいに洗い流して口の中をさっぱりさせてくれた。刺身のような淡白なものだけでなく、しっかりとした味付けの和食とも抜群に馴染んで、お互いの美味しさを引き立て合っているなと実感して、思わず箸も杯も進んでしまった。
価格的には普段の晩酌酒にするには少し贅沢なので、今回は息子の昇進祝いに合わせて奮発して手に入れた。最初の一口を飲んだとき、家族みんなで「これは値段以上の価値があるね」と声を揃えてしまった。雑味が全くなくて、どこまでもクリアで上品な味わいは、街の居酒屋ではなかなかお目にかかれないレベルだと思った。特別な日に家族と囲む食卓を何倍にも華やかにしてくれる、最高の選択だったと感じている。
SNSやネットのレビューで「香りと旨味のバランスが神がかっている」と話題になっていたので、見つけた瞬間に即購入した。届いてすぐに飲んでみたが、期待を裏切らない素晴らしい仕上がりだった。開けたてはフレッシュでシャープな印象だったのに、数日経つと角が取れてまろやかさが増し、味が開いていく過程もしっかりと楽しむことができた。評価が高いのも心から納得できる、完成度の高い一本だと思った。
お気に入りの薄手の手吹きグラスに注いで飲んだんだけど、その姿がまず美しすぎてうっとりした。口当たりがものすごくシルキーで、舌の上をすべるように軽やかに流れていく感覚がたまらなかった。華やかな香りがありながらも食事の邪魔をしない絶妙な立ち位置で、週末の夜に自分の部屋で音楽を聴きながらゆっくり楽しむのに最高のお酒だと思った。友達にも自信を持っておすすめしたい。
俺はもう何十年も地元のどっしりとした辛口の酒ばっか飲んできたもんだから、初めてこれを口にしたときは「おっ、思ったより甘口で華やかすぎるな」って正直戸惑っちまったごつ。香りも上品すぎて、毎晩の晩酌で焼き魚を肴にガブガブやるような酒じゃねえなと感じた。もちろん若い人や洗練された酒が好きな人にはたまらん美味さなのは分かるんだけんど、頑固な酒飲みの俺にとってはもう少し骨太な渋さが欲しかった気もするな。
加茂錦の進化のスピードにはいつも驚かされるが、この越淡麗を用いた一作は、その現在地を証明するような素晴らしい完成度だ。酒米のポテンシャルを極限まで引き出しながら、決して押し付けがましくなく、あくまでエレガントにまとめている手腕は見事としか言いようがない。ただ美味しいという言葉だけでは片付けられない、造り手の情熱と美意識がひしひしと伝わってくるような、記憶に深く刻まれる傑作だと心から感じている。
加茂錦 BRILLIANCE 越淡麗
・分類:純米大吟醸酒 原酒
・画像
(参照:加茂錦酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:加茂錦酒造株式会社)
本品は新潟淡麗を象徴する高級酒米「越淡麗」で醸しました。弊社流の淡麗酒、新潟への拘りを鮮度味と共にお楽しみいただければ幸いです。
必ず低温の冷蔵庫(-5℃〜5℃)に保管し、お早めにお召し上がりください。おすすめ飲酒温度は8〜18℃。
加茂錦酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 不定期 |
| 精米歩合 | 40% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:加茂錦酒造株式会社
- 代表銘柄:加茂錦(かもにしき)
- 住所:新潟県加茂市仲町3-3
- 創業:西暦1893年
- 蔵元からのPR:多様化した食生活の中で、どのようなお酒がおいしく飲めるのか、私たちは日々研鑽を重ねています。
加茂錦は小さな酒造所なので、生産量や酒造りの体制にも限界があります。
けれども、自分たちが美味しいと思わないお酒をつくろうとは思いません。
あたりまえで基本的なことを守りつつ、これからも加茂錦はいろいろな角度から酒造りに取り組んでまいります。
蔵元おすすめ商品
加茂錦 BRILLIANCE 播州愛山
稀少酒米の代表格「愛山」。本品は最高品質の兵庫県特A地区産特等米で醸しました。生産農家様の気概と、洗練された魅惑の独創性を鮮度味と共にお楽しみいただければ幸いです。
必ず低温の冷蔵庫(-5℃〜5℃)に保管し、お早めにお召し上がりください。おすすめ飲酒温度は10〜18℃。
加茂錦 荷札酒 純米大吟醸生詰原酒
新潟を代表する酒造好適米「五百万石」の堅実でカチッとしたイメージに、チャーミングさを纏わせるよう努めました。
発酵ガスの蒸散、温度による味わいの変化をお楽しみいただければ幸いです。
10~15℃が最もおすすめです。冷蔵庫から出してグラスに注ぎ、ゆっくりとお飲みいただきますと味わいが変化しながら、ちょうど適温となります。
加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 月白
淡麗で辛口。常温などの幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
冷蔵温度(-5〜+5℃)での長期の熟成も可能ですが、開栓後は早めにお召し上がりください。
加茂錦 BRILLIANCE 越淡麗の飲み方まとめ
『加茂錦 BRILLIANCE 越淡麗』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



