
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
熟成純米大吟醸と聞いて、もっと琥珀色のドロッとした重みを想像していたが、良い意味で裏切られた。口当たりは驚くほど円熟していて滑らかなのに、麒麟山らしい日本酒度+3の骨太な辛口のキレがしっかり生きていて、後味がスッと綺麗に消えていく。熟成特有のお米の奥深いコクが感じられた直後、嫌みのない酸度1.4の酸味が輪郭を整えてくれるので、絶妙なバランスだと思った。
開栓した瞬間に漂う香りが、メロンのような吟醸香を残しつつも、どこかナッツや乾燥させた穀物を思わせるような落ち着いた深い香りが混ざっていて非常に心地よかった。新酒の時のツンとしたトゲが完全に消え去っていて、まろやかさが香りの時点から伝わってくる。越淡麗を50%まで贅沢に磨いた大吟醸だからこその上品さと、時間の経過が生み出した奥行きが見事に両立している特徴的な一本だと感じた。
10月の少し肌寒くなってきた夜に、あえてしっかりと冷蔵庫で冷やして10度くらいの「花冷え」でグラスに注いでみた。冷やすことで熟成酒の重さが抑えられて、純米大吟醸としての透明感が前面に出てきて凄く美味しい。冷たさの奥から、トロッとした濃厚なお米の旨味がじんわり溶け出してくる感覚がたまらない。16度という少し高めのアルコール感が体をじんわり温めてくれて、贅沢な晩酌の時間を楽しめた。
最初はおすすめ通り5℃前後の「雪冷え」でスッキリとしたキレを楽しんだ。その後、グラスに入れたまま部屋の暖房で少し温まり、15度くらいの「涼冷え」になった頃に再び口に含んだ。温度が少し上がるだけで、冷たい時には控えめだった熟成由来のまろやかな甘みと酸味がふわりと広がり、舌触りが格段に優しく変化したのを感じた。このお酒に関しては、冷たすぎない方がお米の底力を感じられて面白いと思った。
この「紅葉」のしっかりしたコクに合わせて、今夜は秋の味覚である舞茸とレンコンの天ぷらを塩で、それからマグロの赤身を漬けにして用意してみた。大吟醸とはいえ熟成の深い旨味があるから、醤油の濃い味や天ぷらの油分に全く負けない芯の強さがある。お酒のキレが口の中の脂っぽさを綺麗に切ってくれるので、いつものおかずが居酒屋の高級メニューになったように感じられて、とても満足した。
純米大吟醸の長期熟成酒で、しかも越淡麗をここまで磨いている限定品だから、もっと手の届かないプレミア価格かと思っていたが、非常に良心的な設定で助かった。毎日の晩酌でがぶがぶ飲むには贅沢すぎるけれど、10月の秋の夜長に自分へのご褒美としてちびちびやるにはこれ以上ないコスパの良さだと思う。この奥深い味わいがこの値段で手に入るなら、毎年10月には絶対にリピート買いすると決めた。
楽天市場の日本酒ランキングで見かけて、主人の誕生日プレゼントを兼ねて購入しました。熟成酒なのでクセが強いのかなと心配していましたが、大吟醸の綺麗なベースがしっかりしているので、驚くほど飲みやすくて上品な仕上がりです。ツンとしたアルコールの尖りがなく、まろやかでお米の味が濃いと主人も大喜びでした。ボトルのラベルも秋らしくて高級感があり、お取り寄せして本当に良かったと思える一本です。
ネットで見かけて気になっとったさかい、買ってみたんやわ。これ、ねじねじ旨くてびっくりしたわ!熟成の純米大吟醸やし重たいんかと思っとったら、すっきり辛口で喉さスッと入っていくがいね。お米の優しい味がじんわり広がって、後味も綺麗やし、キンキンに冷やして飲むのが一番気に入ったわ。今夜はカマの塩焼きと一緒にいただいたんやけど、あんまり旨くて箸が止まらんくなったわ。来年も絶対買うがいね。
「麒麟山」のブランドだから、いつもの喉を焼き尽くすようなガツンとくるシャープな淡麗辛口を想像して飲むと、少しイメージが違うかもしれない。口に入れた瞬間の熟成酒ならではの独特のお米の重みというか、ふくよかなコクが自分にとっては少し主張が強すぎると感じてしまった。大吟醸らしい綺麗さはあるものの、新酒のようなみずみずしいフレッシュ感を求めている人には、この濃厚な余韻は好みが分かれると思う。
新潟の淡麗辛口を代表する麒麟山酒造が、時間の力を借りて大吟醸のポテンシャルを極限まで引き出した傑作がこの「紅葉」だと思う。越淡麗50%精米の持つ雑味のない綺麗な旨味をベースに、酸度1.4の絶妙な締め付けが加わることで、熟成酒でありながらダレない強固な輪郭を維持している。冷酒で飲んだ時の滑らかさとキレの調和は実に見事。秋の深まりとともに静かに楽しむのに、これほど懐の深い日本酒は他にない。
紅葉-熟成純米大吟醸-
・分類 純米大吟醸酒 熟成酒
・画像
(参照:麒麟山酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:麒麟山酒造株式会社)
三年以上の時を重ねて生まれた、深くやわらかな余韻。
食材が旬を迎える秋にふさわしい、
口当たり、味わいともにまろやかさを増した熟成酒です。わたしのこだわりの麒麟山
酒造りは、その年の気象条件や米の出来具合などの諸条件により、仕込み経過にも影響し毎年同じ味にはなりません。
年に一度、秋に出荷されます「紅葉 熟成大吟醸」は3年間の熟成期間を要していますが、毎年微妙に異なった味わいとなっています。
違いがあるからこそ、いつも楽しみや期待を持ちながら味わいたいお酒だと思います。
一人で飲むより大勢で飲みたい、酒好きが集まる場所などで今年はどんな味なのか?を語り合いながら飲みたい。製品部 次長|神田 康則
麒麟山酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 10月頃 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | +3 |
| 酸度 | 1.4 |
蔵元情報

- 蔵元名:麒麟山酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟山(きりんざん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
- 創業:西暦1843年
- 蔵元からのPR:麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好み、「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。麒麟山酒造は今日でも、その信念を貫き続け、地元新潟の人々が日常生活の一部として楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けています。麒麟山酒造は奥阿賀産100%のお米づくりや、山を守る植林活動など、辛口な味わいと地域に根ざした酒造りにこだわっています。
日頃「麒麟山」を飲んでくださる人々のお陰で酒造りの理想を追い続けることができて、感謝の念に堪えません。
今後も奥阿賀の豊かな自然と伝統辛口の味わいを守っていく所存です。
蔵元おすすめ商品
麒麟山 超辛口 生酒
清冽な味わいと摘みたてのベリーを思わせるみずみずしさ。
火入れ前の「超辛口」を、夏限定の生酒でどうぞ。
冷やしてお楽しみください。
麒麟山 越淡麗180
麒麟山の辛口を支える三大酒米の一つ、「越淡麗」。
芳醇で奇麗な味わいを表現した180周年記念の大吟醸酒です。
それぞれの酒米を仕込み、醸すことによって生まれる爽やかな味わいや豊かな風味をお楽しみください。
麒麟山 純米大吟醸 みもろの森
冬晴れの常緑林を思わせるおだやかな香りと、清々しい飲み口が特徴です。
神の御座所と言われる清らかな森の力強さをたたえた純米大吟醸酒になります。
冷やして寒ブリや旬の食材とお召し上がりください。
新潟・奥阿賀産米100%使用。
紅葉-熟成純米大吟醸-の飲み方まとめ
『紅葉-熟成純米大吟醸-』は、辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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