
口コミ・レビュー
33 レビュー ( 4.5 out of 5 )
グラスに注いだだけで、まるでお釜の蓋を開けたときのような、ふっくらとしたお米の甘い匂いがふんわりと鼻に届いた。メロンやバナナみたいな果物の甘い香りとは全然違って、お米そのものの持つ底力みたいなものを感じる匂いだと思った。このどこか懐かしくてホッとする穀物感のおかげで、飲む前から心がじんわりと和んでいくのが分かった。
冷蔵庫でしっかり冷やした「雪冷え」の状態で飲んでみた。冷たく冷やすと、新酒特有のキリリとした硬い酸味がまっすぐに喉を刺激して、すごくしゃきっとする。アルコール17度という重さを感じさせないくらい軽快に滑り込んできて、仕事終わりの乾いた喉にすごく気持ちよかった。冷たい温度のうちは、甘さよりもスマートな酸っぱさが主役になる印象だった。
口に入れた最初の瞬間は、思ったよりもとろみがあって驚いた。そこから喉に滑り込ませると、麒麟山ならではのシャープな辛さと、舌の上にわずかに残る心地よい苦味が一体となって流れていく。この苦味が絶妙なアクセントになっていて、後味をだらしなくさせずに一瞬できれいに消し去ってくれる。この抜群のキレの良さには本当に感動した。
冷酒も試したが、私はやはり「ぬる燗」が一番気に入った。35度から40度の間くらいに少し温めると、冷えていたときには隠れていたお米のふくよかなコクと甘みが一気に開いて、口当たりがとても丸くなる。アルコールのツンとした感じが消えて体の中に優しく染み渡るようで、冷え込んできた季節の体にはこれが何よりの薬になると感じた。
お酒自体の主張がしっかり強いから、ちょっとしょっぱいおつまみと合わせたら大正解だった。今回はスーパーで買ってきた焼き鳥(塩)に七味を少し多めに振ったものと、醤油をちょっと垂らした冷奴と一緒に飲んでみたが、お酒の持つ米の甘みと強めのアルコールが、塩気と見事に調和した。塩気の効いたものを食べた後に飲むと、お酒がさらに美味しく感じられた。
限定品でこれだけ中身の濃い原酒クラスのお酒が、2,000円を切るような価格帯で手に入るのは驚異的だと思う。17度と度数が高いから、いつものお酒みたいにガバガバ飲まなくても、お猪口に3〜4杯で十分に心地よい酔い心地になれる。結果的に一本が長く持つから、私の厳しいお小遣い事情にもすごく優しくて、とても大満足している。
父の還暦のお祝いに購入したが、とても喜んでもらえた。ネットの口コミ通り、淡麗辛口の枠に収まらないお米のジューシーな旨味と、アルコール感のバランスがとても素晴らしいお酒だった。ラベルやボトルの雰囲気も落ち着いていて安っぽく見えないので、日本酒が好きな人へのちょっとしたお礼や季節のギフトにも安心して使える一本だと思う。
SNSで「まにみのり、今年もヤバい」って流れてきて、気になって急いで酒屋へ走った。コップに注いですすってみたら、口の中でお米の旨みがじゅわーっと弾けて、一瞬で今日一日の仕事のイライラがどうでもよくなった。荒々しいんだけど、決して雑じゃなくて、とても上品にまとまっている。明日もお休みだから、今夜はこれをちびちびやりながら映画を観ようと思う。
会社の先輩に勧められて買って飲んでみた。新米の甘い香りはすごく良かったが、口に入れた時のアルコールの刺激が自分には強すぎて、喉が熱くなる感じが少し苦手だった。ジュースみたいに甘くて飲みやすいお酒をイメージしていると、かなり硬派でドライな辛口なのでびっくりすると思う。お酒の味がしっかり分かる大人向けのお酒だと感じた。
このお酒は、秋の稔りをそのままボトルに閉じ込めたような実に堂々とした造りだ。麒麟山らしいブレない伝統的な「スッキリとした辛さ」の中に、新米でしか表現できない瑞々しい甘みが見事に隠れている。派手さはないが、飲み進めるほどにその完成度の高さに唸らされる。造り手の丁寧な手仕事が伝わってくるような、じつに素晴らしい秋の傑作だと思った。
麒麟山 真珠の稔
・分類:純米吟醸酒 原酒
・画像
(参照:麒麟山酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:麒麟山酒造株式会社)
麒麟山酒造が蔵を構える新潟県阿賀町は、県内でも有数の米の栽培環境に優れた地域です。1995 年「酒造りに欠かせない酒をすべて地元・阿賀町の土で育てる」という理想を胸に、地元の農家さんと共に「奥阿賀酒米研究会」を発足し原料米の栽培に乗り出しました。
初年度の収穫量は 600 俵(必要量の 6%)でしたが、2011 年に麒麟山酒造内に「アグリ事業部」を設置し、新潟県、地元・阿賀町からもご指導やご協力をいただきながら、2018 年に全量阿賀町産米でお酒を仕込むことができるようになりました。
2023 年には、麒麟山の酒米づくりを次世代に継承していくため、現場実習を行い地域のことも学んでいく「麒麟山米づくり大学」を開校しました。30 年を迎える結婚生活が「パール婚」と呼ばれるように、農家さんと麒麟山酒造が歩んだ道のりにも真珠のような光が宿っています。心地よい旨みの後にくる麒麟山らしいキレの良さが特徴です。
麒麟山酒造株式会社
麒麟山が目指しつづける、地元産米 100%の酒造りの記念すべき節目に出す特別な一本をお楽しみください。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 限定 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 17度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:麒麟山酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟山(きりんざん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
- 創業:西暦1843年
- 蔵元からのPR:麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好み、「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。麒麟山酒造は今日でも、その信念を貫き続け、地元新潟の人々が日常生活の一部として楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けています。麒麟山酒造は奥阿賀産100%のお米づくりや、山を守る植林活動など、辛口な味わいと地域に根ざした酒造りにこだわっています。
日頃「麒麟山」を飲んでくださる人々のお陰で酒造りの理想を追い続けることができて、感謝の念に堪えません。
今後も奥阿賀の豊かな自然と伝統辛口の味わいを守っていく所存です。
蔵元おすすめ商品
麒麟山 玉雫-たましずく- 袋取りしずく酒
鑑評会のために造ったこの”大吟醸 原酒”は、雫が一滴一滴、自然としたたり落ちるまで待った数百本しか造ることのできない「しずく酒」です。
お米は新潟で生れた「越淡麗」にこだわり、地元の「奥阿賀酒米研究会」の方々と共に育んだ新潟県阿賀町産を100%使用しています。
上品な果実香と、極上の旨味をお楽しみください。
麒麟山 五百万石180
麒麟山の辛口を支える三大酒米の一つ、「五百万石」。
爽やかな旨味が引き立つ180周年記念の大吟醸酒です。
それぞれの酒米を仕込み、醸すことによって生まれる爽やかな味わいや豊かな風味をお楽しみください。
麒麟山 火鉢
「麒麟山 火鉢」は、熱燗を愉しむために造りました大吟醸です。
以下二つの推薦温度を飲み比べることで、熱燗の好みや面白さをご体感ください。
47.5℃ ‐ “味わい派”。上品な酸味と豊かな余韻が目立ちます。
50℃ – “香り派” 。迫力と抜け、香りの勢いが愉しめます。
麒麟山 真珠の稔の飲み方まとめ
『麒麟山 真珠の稔』は、やや辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



