
口コミ・レビュー
100 レビュー ( 4.3 out of 5 )
仕事の荷降ろしが終わった金曜の夜、ようやく一息つけると思ってグラスに注いだ。一口含むと、最初はかすかな米の甘みが舌の上に広がるんだけど、そこから喉に落ちるまでのスピード感がすごい。すうっと波が引くように切れていって、後味にベタつく感じが全く残らないのが心地よかった。辛口ならではの引き締まった輪郭があって、一杯飲むごとに気持ちがシャキッと切り替わるような、潔くて男らしい口当たりだと感じた。
お店の片付けが終わってから、ちょっと贅沢な気分を味わいたくて開けてみました。グラスを回すと、まるでお花屋さんの店先にいるような、可憐で瑞々しい香りがふわりと鼻腔をくすぐってきて驚きました。大吟醸のツンとしたお酒臭さがなくて、すごくナチュラルな白桃のような優しい甘い香りが残ります。香りを嗅いでいるだけでも心がほどけていくような気がして、日々忙しく働く自分への素敵なご褒美になったと思った。
冷蔵庫の奥で一番冷える場所に一晩置いてから、冷酒グラスで一気にいってみた。5℃くらいの「雪冷え」ってやつだと思うが、口に当たった瞬間のひんやりした感触のあと、驚くほど透明な味わいが喉へ一瞬で滑り込んでいった。お米の雑味や重さが全くなくて、まるで雪解け水を飲んでいるかのように喉を潤してくれる。外仕事で一日中汗をかいた体に、この冷たさとスッキリ感はたまらなく五臓六腑にしみわたるなと感じた。
これな、冷やして飲むのもええけどよ、ちょっと部屋に置いといて15℃くらいの「涼冷え」にすると、でら旨くなるでかんわ。冷たい時はツンとおすまししとったのが、ちょっと温まるとお米のコクがじんわり出てきて、口当たりがまーるくなるんだわ。酸味のトゲトゲしさも綺麗に消えて、喉を優しく通るでね。時間をかけてちびちび飲んどると、お酒がどんどん優しく変わっていくのが分かって、すごく得した気分になったがね。
アサリの酒蒸しと、イカの塩辛、それからサヨリのお刺身を自分で用意して合わせてみた。このお酒は+4のすっきりした辛口だから、魚貝の磯の香りを引き立てつつ、口に残る特有の生臭みや脂っぽさをその都度綺麗に洗い流してくれる。お互いの味が喧嘩をせず、料理を食べたらまたお酒が欲しくなり、お酒を飲んだらまた箸が進むという素晴らしい循環が生まれた。まるでお互いを引き立て合う最高の相棒を見つけたような気分だった。
定年後のささやかな楽しみに毎晩少しずつ日本酒を傾けているが、この越後桜は本当に家計に優しくて助かっている。大吟醸という肩書きの割に驚くほど手頃な値段なので、毎日の晩酌として一升瓶を常備しても後ろめたさがない。この手の安価なお酒にありがちな、翌朝の頭の重さや、喉に残る嫌なイガイガ感が一切ないのが素晴らしい。毎日安心して穏やかな気持ちでグラスを傾けられる、我が家の定番酒になったと思っている。
精米歩合50%の山田錦等使用、日本酒度+4、酸度1.3というデータを見て購入。実際に飲んでみると、非常に雑味が排除された「淡麗辛口」のお手本のような綺麗な仕上がりだった。ただ、強烈な個性や、お米の力強い旨味、地酒特有のドッシリとしたボディを期待して買うと、優等生すぎて少しフラットに感じられるかもしれない。万人受けする綺麗な味なので、急な来客やちょっとした手土産としてストックしておくには最適だと感じた。
キャンプの夜、焚き火を見ながら冷やしておいた越後桜をメスティンのおつまみと一緒にやってみた。大吟醸なのに気取ったところがなくて、スイスイ飲めちゃうから外で飲むのにも最高だった。嫌な重さが全くなくてすっきり軽いから、焼き鳥の塩をかじりながら飲むと無限にいける気がした。パッケージの桜のマークもなんだか男心をくすぐるし、夜の静かな空気の中で飲むこの透明感のある味は、一週間の疲れを吹き飛ばしてくれたと思う。
越後の綺麗な大吟醸ということで試しに飲んでみた。確かに喉越しが滑らかだし、雑味がなくて綺麗にまとまっているとは思う。ただ、俺のようにお米のずっしりした旨味や、ガツンとくるアルコール感を求めて飲む人間にとっては、全体的に綺麗すぎて水っぽく、少々物足りなさが残ってしまった。お酒そのものの力強い個性をじっくりと味わいたいという時には、少し優しすぎて物足りないというのが本音だと感じた。
このお酒はね、いつ飲んでも本当にホッとする「親しみやすさ」が一番の魅力だと思うのよ。冷やせば大吟醸らしい華やかな香りと綺麗なキレが引き立つし、少し時間が経って温度が戻ってくると、お米の優しい甘みがふわっと顔を出す。何より、どんな料理の隣に置いても邪魔をしないで、そっと寄り添ってくれる引き立て上手なところが心憎いね。お値段以上の満足感がちゃんとあって、誰にでも愛される本当に良いお酒だと思うわ。
大吟醸 越後桜
・分類:大吟醸酒
・画像
(参照:越後桜酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:越後桜酒造株式会社)
酒どころ新潟県にある越後桜酒造の蔵名を冠する自慢の逸品です。丁寧に醸し得た、華やかな香りとスッキリとした味わいが特徴です。
越後桜酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 山田錦等 |
| アルコール度 | 15.6度 |
| 日本酒度 | +4 |
| 酸度 | 1.3 |
蔵元情報

- 蔵元名:越後桜酒造株式会社
- 代表銘柄:越後桜(えちござくら)
- 住所:新潟県阿賀野市山口町1丁目7番13号
- 創業:西暦1890年
- 蔵元からのPR:白鳥の飛来地としてラムサール条約にも指定されている「瓢湖」からほど近い、国道49号線に「越後桜酒造」はあります。
1890年、水原町(現在の阿賀野市)にて、白井酒造として創業。
当時から稲作が盛んに行われていたことから、地元の米を使用して自然豊かな風土にて酒造りをしたのが始まり。
1993年、社名を「越の日本桜酒造」に改名。
2009年、歴史ある酒蔵を全面改装、最新式の設備を導入して大吟醸を大量生産できるようになる。社名を「越後桜酒造」に改名。
伝統の酒造技術を守りながら、新しい酒造りにもチャレンジしています。
蔵元おすすめ商品
越後桜 白鳥蔵 蔵出し 生しぼり
上品な辛さが口中を爽やかにします。
火入れを行わず生酒の状態で瓶詰めをしました。
料理を選ばず、引き立て役にピッタリです。
白鳥蔵 純米大吟醸
酒米を丁寧に45%まで磨き、低温でじっくり仕込みました。
大吟醸特有の華やかな香りと純米酒独特の迫力を味わえる一品です。
大吟醸 越後桜の飲み方まとめ
『大吟醸 越後桜』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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