
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.7 out of 5 )
精米歩合30%というだけあって、口当たりが信じられないほどシルキーでなめらかだった。雑味が徹底的に削ぎ落とされているおかげで、越淡麗の上質な甘みと酸度1.3の心地よい酸味が絶妙に調和している。スーッと喉を通ったあとに残る余韻も上品で、職人が丹精込めて造り上げたことがダイレクトに伝わってくるような、本当に贅沢な味わいだと感じた。
グラスに注いだ瞬間から、上品で澄んだ華やかさと、お米本来のふくよかな香りがふんわりと広がってうっとりした。強すぎず弱すぎない、絶妙なバランスの香りがすごく好みだった。アルコール度数16度なのに、ツンとした刺激が一切なくて、どこまでも丸みのある優しいタッチに驚かされた。夜の静かな部屋で、お気に入りのグラスをしみじみ眺めながら飲むのに最高の香りだと思った。
冷蔵庫でしっかり冷やした「雪冷え」の状態でグラスに注いでみた。冷やすことで、磨き抜かれたクリアな輪郭が一層引き立ち、口の中でキリッとした爽快感と豊かな旨味が同時に爆発するような感覚だった。冷たい状態でも香りが閉じることなく、むしろピュアな透明感が際立って最高に美味しかった。このクラスの酒は、やっぱりまずはキリッと冷やして飲むのが正解だと確信したよ。
冷酒でのシャープな美味さを堪能したあと、少し置いて「涼冷え」や常温近辺でも試してみた。温度が少し上がるにつれて、日本酒度±0らしいお米のふくよかなコクと奥深い甘みがぐっと顔を出してきて、味わいが何段階にも膨らむのを感じた。冷やしたときとは全く違う表情を見せてくれるから、一つのボトルでこれほど豊かな変化を楽しめるのは本当に面白い。
昨夜は少し奮発して、新鮮な甘エビの刺身と白身魚の昆布締めを用意してこのS30を合わせてみた。お酒のピュアで雑味のない味わいが、魚介の繊細な甘みや昆布の旨味をまったく邪魔せず、むしろ何倍にも引き立ててくれたんだよね。互いの良さを高め合うような素晴らしい組み合わせで、箸を進める手が止まらなかった。上質な和食と合わせるにはこれ以上ない選択肢だと思った。
11月頃の限られた時期にしか出回らないと聞いて、思い切って手に入れてみた。精米歩合30%の純米大吟醸クラスとなると、市場ではもっと高額なものが多いけれど、この価格でこの圧倒的なクオリティが楽しめるのは非常に良心的だと感じた。毎晩の定番にするにはちょっと贅沢すぎるけれど、自分への一年のご褒美として飲むには最高のコストパフォーマンスだし、心が豊かになる時間を作ってくれる。
SNSやレビューでの評価がすこぶる高かったので、期待を胸にネットで注文してみた。届いた実物はラベルデザインも非常に洗練されていて、飲む前からワクワクさせてくれた。実際に口にすると、想像を遥かに超える滑らかさと、ふわりと広がる上品な甘みにすっかり魅了されてしまった。お酒があまり得意ではない友人にも少し分けてあげたら、「これは飲みやすくて美味しい!」と感動していた。
待ちに待った11月の発売に合わせて、ようやく手に入れた萬寿鏡のS30。さっそく冷やして飲んでみたけど、一口飲んだ瞬間に「買ってよかった…!」って思わず声が出ちゃった。30%まで磨かれているだけあって、喉越しがびっくりするほどクリアなのに、後からお米の深い旨味がじんわり追いかけてきて本当にたまらない。お気に入りの陶器のぐい飲みでゆっくり味わうのが、最近の最高の贅沢。
丁寧に造られているのは一口で分かったし、雑味がなくてものすごく綺麗な酒だとは思う。ただ、自分としてはもう少しアルコール感がガツンとくるような飲みごたえや、昔ながらの力強い個性を期待していたから、あまりにも綺麗にまとまりすぎていて少し物足りなく感じてしまったな。雑味のなさが逆に上品すぎて、酒好きの頑固親父としてはもう少しパンチが欲しかったというのが正直な感想だ。
数多の銘酒を口にしてきたが、この萬寿鏡のS30は作り手の技量と誠実さが最高のかたちで結実した名作だと評価したい。極限まで磨き上げられた越淡麗のポテンシャルを完璧に引き出し、香り、甘み、酸味、キレのすべてが高次元で調和している。奇をてらわない正統派でありながら、飲む者に深い感動を与える素晴らしい一杯だった。日本の酒文化の奥深さを改めて実感させてくれる、記憶に残る銘酒だ。
萬寿鏡 S30
・分類:大吟醸酒
・画像
(参照:株式会社マスカガミ)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社マスカガミ)
【至高】を表すSUPREME(シュプリーム)の頭文字【S】を冠した シリーズ最高峰の大吟醸酒【S30】がこの冬、新登場します。
酒米 越淡麗を30%の極限まで磨き上げて醸した、まさに至高の1本です。
株式会社マスカガミ
| スペック表 |
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 11月頃 |
| 精米歩合 | 30% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | ±0 |
| 酸度 | 1.3 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社マスカガミ
- 代表銘柄:萬寿鏡(ますかがみ)
- 住所:新潟県加茂市若宮町1丁目1−32
- 創業:西暦1892年
- 蔵元からのPR:弊社では全酒米の平均精米歩合が56%と、圧倒的な高精白によるコストパフォーマンスを自負しています。理由は米を磨けば磨くほど旨味のある飲み易い酒になるからです。
良質な酒を醸すために、米を惜し気もなく磨くこと、弊社では、この理屈を曲げて良い酒は造れないと考えています。その表れとして、弊社で一番低価格な普通酒の製品「清酒 萬寿鏡」でも精米歩合60%(米の外側の40%を磨くこと)としています。
弊社では定番酒から、淡麗で旨みのある高い品質の酒づくりに取り組む一方、「甕覗」をはじめとする、遊び心のある個性的な商品づくりを心がけています。
私どもの商品が、皆さまのご期待におこたえできますよう努力してまいります。
蔵元おすすめ商品
萬寿鏡 F50
精米歩合50%が醸しだすソフトな口あたりと、日本酒度+10度以上のDRYなのど越しが調和する、ただ辛いだけじゃない辛口の酒です。
アルファベットラインの「F」は普通酒を、「J」は純米酒を意味し、それに続く数字は原料米の精米歩合を表しています。また、数字の次に「G」のつく商品は原酒であることを意味します。
萬寿鏡 F60G
定番商品[F60]の一回火入れの20度の原酒。
原酒ならではの深い旨みと力強い飲み心地はもちろんのこと、
[F60]らしい豊かな香りとキレの良さもご堪能いただけます。
冷酒・ロック・炭酸割でどうぞ。
萬寿鏡 垂水酒
「いつの冬だったか、おたくの蔵を見学させてもらった時、どっととしぼってる原酒を利き酒させてもらったことがあったけど、その味が今でも忘れられなくてね」
そんな方々の期待にお応えして、商品化してしまいました。
萬寿鏡 S30の飲み方まとめ
『萬寿鏡 S30』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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