
口コミ・レビュー
56 レビュー ( 4.4 out of 5 )
これまで全国の銘酒と呼ばれるものを数々飲んできたが、最終的に辿り着くのは、こういう「何でもない日の夕食に馴染む酒」だ。過度な自己主張をせず、冷やしても温めても裏切らない。お米の旨味と酸味が静かに調和している。日本の食卓をずっと支え、飽きさせずに愛され続けてきた、蔵人の誠実な仕事ぶりが伝わってくる名作だと思う。
この酒な、飲めば飲むほど味の深みがわかって、ほんまに堪らんのよ。最初はサラッとしとるなーと思うてんけど、ちょっとぬるめの燗にしてみたら、お米の甘みがじわーっと口いっぱいに広がってきおる。体の中からポカポカ温まってきて、心までホッとするような優しい味やわ。こんなに深みあんのに、喉には一切引っかからんから、ついつい飲みすぎてまうがな。
一口含んだときは、精米歩合70%らしいお米のずっしりした旨味が広がるんだけど、そこからの引き際が本当に見事だった。喉に引っかかるような雑味がなくて、スーッと綺麗にキレていく口当たりがとても心地よい。酸味と苦味のバランスが良くて、変に口の中に残らないから、ついつい次のコップに手が伸びてしまった。
最近の日本酒はメロンやリンゴみたいな香りのものが多いけれど、このお酒は全然違った。稲穂が浮かぶような、お米本来の素朴で懐かしい香りがふんわりと鼻に抜けていくのを感じた。どこかホッとする、田舎の実家を思い出すような穀物の香りで、こういう飾らないお酒こそ長く付き合えるんだなとしみじみ思った。
仕事帰りにキンキンに冷やしたボトルを開けて、ガラスのグラスで一気に飲んでみた。5℃くらいの「雪冷え」の状態だと、お米の甘みがシャープに引き締まって、喉を通り抜ける爽快感が半端なかった。冷たくてスッキリしているのに、噛めば噛むほど味が出るような米のコクが芯にちゃんとあって、ビール代わりに最高の1杯目になった。
最初は常温で、その後はお湯を張った鍋でチロリを温めて45度くらいの上燗にして飲んでみた。温度が上がるにつれて、冷たい時には隠れていたお米のふくよかな酸味がじんわりと開いていくのが分かった。ツンとしたアルコール感が消えて、口当たりがまろやかになる変化が面白く、冬の夜にちびちびやるには最適だと感じた。
近所のスーパーで買ってきたカツオのたたきと、自分で作った豚の角煮に合わせてみた。お酒にしっかりとした米の力強さがあるから、にんにく醤油や濃いめの甘辛いタレの味に全く負けていない。口の中の脂っぽさを、お酒の酸味が綺麗に洗い流してくれる感じで、おつまみもお酒もいつもより何倍も進んでしまって最高だった。
このご時世、毎晩飲む用の酒で純米酒、しかもこの価格で買えるのは本当にありがたい。安い酒にありがちな、翌朝に頭が痛くなるような嫌な甘みやピリピリ感がなくて、お米の旨味がちゃんとする。スーパーの棚でいつでも手に入る安定感も含めて、我が家の家計を助けてくれる最強の定番晩酌酒に決定した。
タイムラインで見かけて気になっていた、四角いロゴの菊水純米。缶のやつより落ち着いた雰囲気のボトルで、お気に入りの和食器と一緒に並べるとそれだけでテンションが上がった。冷やして飲むと、お米の優しい甘みがじわーっと広がって、一日のバタバタした疲れがすっと癒やされていく気がした。また週末の楽しみに買いに行こうと思う。
家族が飲んでいたのを一口もらったけれど、私にはちょっとお酒感が強すぎて、苦味が先に来てしまった。もっとフルーティーでジュースみたいに飲める日本酒を想像していたから、ザ・日本酒という感じの硬派な辛さにびっくりした。でも、お肉料理とか味の濃いおかずと一緒に少しずつ飲むなら、お口直しになっていいのかもしれない。
菊水の純米酒
・分類 純米酒
・画像
(参照:菊水酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:菊水酒造株式会社)
芳醇な風味は、お燗でさらに味わい深く。 菊水一≪燗上がり≫する純米酒です。
燗にするとコクが強調され、ふくよかな旨味が広がり、冷やではキレの良い飲み口と、それぞれにお楽しみいただけます。
毎日の食事を引き立たせるため、普段の晩酌にもぴったりです。
菊水酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 70% |
| 原料米 | 新潟県産米 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | 非公開 |
| 酸度 | 非公開 |
蔵元情報

- 蔵元名:菊水酒造株式会社
- 代表銘柄:菊水(きくすい)
- 住所:新潟県新発田市島潟750
- 創業:西暦1881年
- 蔵元からのPR:私たちは、感謝と良心を以って、大地の恵みを醸し、こころ豊かなくらしを創造します。
菊水は、社員ひとりひとりが、進取の精神を以って、お客様の心豊かなくらしを創造する社会を目指します。
私たちの街新発田、そしてそれを取り巻く北越後に根差し、創業以来培ってきた発酵の力で大地の恵みを醸しながら、営々と受け継がれてきた日本の文化を生かし、人々の健康、憩い、楽しみに貢献してまいります。
蔵元おすすめ商品
Bio菊水 越後姫
菊水の清酒をベースに新潟県産の越後姫と菊水の酒粕からできた「さかすけ」をつかったいちごのお酒です。
果汁はなんと35%。越後姫のピューレを贅沢に使用して本来の風味を際だたせ、「さかすけ」をミックスすることでヨーグルトのような酸味も感じられます。
瑞々しくさわやかな香りと、甘さと酸味のバランスがとれた豊かな味わいをお楽しみいただけます。
ふなぐち菊水一番しぼり スパークリング
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菊水の純米酒の飲み方まとめ
『菊水の純米酒』は、やや辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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