
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.6 out of 5 )
日本酒度+7と聞いてどんだけ辛いのかと身構えたが、ただ辛いだけじゃなくて驚いた。口に入れた瞬間はしっかりとしたお米の旨味が感じられて、その直後にカミソリみたいに鋭いキレがやってくる。ベタつく感じが一切なくて、喉を通った後の爽快感がたまらない。この芯のある辛さとスッとする口当たりは、男好みの本当にいい酒だと思った。
最近の流行りのリンゴみたいな華やかな匂いはしない。グラスに注ぐと、かすかに藁やお米の殻のような、素朴で落ち着いた穀物の香りがふんわりと漂ってきた。この気取らない香りがどこか懐かしくて、嗅いでいるだけで心が落ち着く気がした。お酒本来の飾らない良さが出ていて、しみじみと良いお酒だなと感じた。
行きつけの店でしっかり冷やした「花冷え」くらいのやつを頼んでみた。冷やすことで酸味がキュッと引き締まって、ものすごくドライな印象になる。喉越しがすごくシャープだから、乾いた体に染み渡るような感覚だった。暑い時期や、仕事でクタクタになった日の最初の一杯として冷酒でいくには、これ以上ない選択肢だと確信した。
最初は冷やして飲んでいたが、おすすめにあった「人肌燗」の35度くらいまでぬるめに温めてみた。するとどうだろう、冷酒の時のツンとした尖り気が消えて、お米のまろやかなコクと甘みがふわっと膨らんできた。温度を変えるだけでここまで表情が変わる酒も珍しい。寒くなる季節には、このぬる燗でじんわり温まるのが最高の贅沢だと思う。
アジのなめろうと、イカの塩辛を自分で仕込んで一緒にやってみた。日本酒度+7のキリッとした辛口と酸味が、青魚の脂や塩辛の濃厚なワタのコクを綺麗に洗い流してくれる。口の中がすっきりリセットされるから、おつまみも箸が止まらなくなるし、お酒もどんどん進んでしまう。油っこい唐揚げなんかと合わせても絶対に合うと思った。
毎日仕事から帰ってきて飲む晩酌用に購入。特別純米でしっかり造られているのに、このお値段でいつでも買えるのは本当に助かる。すっきりした飽きのこない味だから、毎晩飲んでも全然見劣りしないし、体にも優しく馴染む感じがする。下手に高いお酒をちびちび飲むより、これをドカンと常備しておくほうが毎日の満足度が違ってくる。
父への誕生日プレゼントを探していて、辛口が好きだというのでこちらを選んだ。実家で一緒に飲んでみたが、すっきりしていて雑味がなく、お米の良さがストレートに伝わってくる良いお酒だった。普段日本酒をあまり飲まない私でも、このキレの良さは飲みやすいと感じた。発送時の梱包もしっかりしていて安心できたので、また利用したい。
新潟旅行の帰りに駅のお土産屋さんで見つけて気になってゲット!「初花」って可愛い名前なのに、飲んだらめちゃくちゃ硬派な辛口でそのギャップに痺れた(笑)。すっきり爽快系だから、焼き鳥を塩で食べながらグイッといくのが最高に気持ちよかった。宅飲みで出してもお酒好きの友達にウケが良さそうだから、リピート決定!
評価が高かったので買ってみたけれど、甘口でフルーティーなお酒が好きな僕には、ちょっと辛さが強すぎたかもしれない。後味がかなりドライで、酸味もカチッとしているから、お酒だけで飲むと少し口の中がヒリヒリする気がした。ただ、塩気の強いおつまみと一緒にゆっくり飲んだら、最初よりは美味しく楽しめたように思う。
新潟の伝統的な淡麗辛口の系譜を引き継ぎながらも、現代的な酸の綺麗さが見事に融合した一本である。越淡麗という米のポテンシャルを55%の磨きでしっかりと引き出しており、蔵元の実直な姿勢が味に表れている。冷酒で良し、燗で良しと、飲み手のわがままに全て応えてくれる万能さがある。これぞ日本の正しい食卓に寄り添う銘酒だと思う。
金升 特別純米 初花
・分類:特別純米酒
・画像
(参照:金升酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:金升酒造株式会社)
花びらのように軽快な特別純米
自社栽培米「越淡麗」を55%に磨いた芳醇な味わいの特別純米酒。冷や(常温)、または人肌燗で味わえば、穏やかな香りとなめらかな喉ごしが広がります。杜氏より
金升酒造株式会社
一般的な純米酒は吟醸香や甘み、酸味を高い割合に持っていきます。「初花」は、それらのバランスを大切にし、敢えて主張しすぎない個性を追求しました。押し出しは強くなくとも、食事の時間に長く付き合える酒です。通常60%のところ55%まで米を磨きました。この差が味に出ます。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +7 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:金升酒造株式会社
- 代表銘柄:金升(かねます)
- 住所:新潟県新発田市豊町1-9-30
- 創業:西暦1822年
- 蔵元からのPR:当蔵では、地産製造の一貫した酒づくりに注力しています。
安心安全で高品質な地元産酒米の安定確保を目指し、地元農家と共同で農業法人かなうカンパニーを設立、国内農業の抱える高齢化・後継者不足等の問題から、効率性で淘汰されやすい中山間地の農地を耕作し、自社栽培米を生産しています。 当蔵の田んぼは、飯豊山系の清冽な伏流水に恵まれた豊かな土地にあります。
令和元年(2019年)度には新たな事業連携体制下に移行し、土地の恵みである地酒のよさを海外や県外のお客様に味わっていただく機会が増えました。
金升の酒づくりを次世代へ受け継ぐことを意識し、築100年近い蔵の改修をはじめ、ホームページのリニューアル等を行なってまいりましたが、お陰様で令和4年(2022年)に創業200年を迎えることができました。
時間の蓄積を礎に、この先も地道に酒づくりに精進してまいります。
蔵元おすすめ商品
リキュール BRAZIL 珈琲乃酒
ブラジル独立200周年と金升酒造創業200周年にちなんだ記念酒です。ブラジル日系農園で収穫されたスペシャルティ珈琲豆を丁寧に焙煎、自社田栽培の原料米による米焼酎に漬け込みました。
金升 朱ラベル
乙焼酎を添加した「柱焼酎仕込」の清酒です。「柱焼酎仕込」とは、江戸元禄期の酒造技術書「童豪酒造記」の中で
「味がしゃんとし、足が強く候」
とあり、アルコールを強化し清酒の腐敗を防ぐ、古来よりの乙焼酎添加製法の事です。
ドメーヌ高橋 2021
原料米の特性を生かし、豊かな風土の味わいを五感にお届けします。
自ら育て収穫した米だからこそ、より特徴が理解でき、より良い酒が醸造できました。精米歩合は50%。清浄な雪に包まれた酒蔵で低温でゆっくりと発酵させた無濾過生原酒です。
金升 特別純米 初花の飲み方まとめ
『金升 特別純米 初花』は、辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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