
口コミ・レビュー
20 レビュー ( 4.8 out of 5 )
はじめは涼冷え(15℃くらい)で澄んだ旨味を楽しんだあと、手でグラスを温めながらゆっくり常温まで戻してみた。すると冷やの時には控えめだった山田錦由来のふくよかな膨らみが一気に開いて、トロリとした濃密なコクが前面に出てきた。温度がほんの少し上がるだけでここまで表情が優しく変化するなんて、底知れない奥深さを持つお酒だと思う。
開栓した瞬間に漂う香りは、主張しすぎるフルーティーさではなく、炊きたての上質なお米や密やかな白い花を思わせる控えめで品のあるものだった。グラスの中で少しずつ温度が上がると、熟成由来のまろやかな香味がふっと立ち上る。出しゃばらないのに存在感があるその芳香は、まさに静寂の中で味わうのにふさわしい上品さだと感じた。
知人から分けてもらって飲む機会を得た。確かにものすごく綺麗で滑らかだし、造りの良さは誰が飲んでも分かるレベル。ただ、普段からガツンとクセのある原酒や濃醇なお酒ばかり飲んでいる自分からすると、上品すぎて少しおとなしく感じてしまった。インパクトや荒々しい飲みごたえを求めている人には、ちょっと綺麗な水のように思えてしまうかもしれない。
「一輪一滴」という名が示す通り、石本酒造が真摯に醸した最高峰の技がこの瓶の中に詰まっている。精米歩合を隠すほど味に絶対の自信を持ち、一切の妥協を許さずに仕込まれたことがひしひしと伝わってきた。冷やしても温めても崩れない圧倒的な品格があり、一生に一度は味わっておくべき日本の名酒だと心から思う。
運良く買えたもんで、今日の晩飯のお刺身と塩焼きの鮎に合わせて飲んでみたんだわ。これがもう、でら美味くてびっくりしたて!お酒の綺麗な旨味が魚の味を引き立ててくれて、口の中の油っぽさもすっきり洗い流してくれるかんね。料理の味を一切邪魔せんし、酒も飯もでら進んでまうでかんわ。最高の晩酌になったわ。
不定期販売でなかなか手に入らないお酒なので、結婚15周年の記念日に思い切って開けた。普段飲むお酒と比べれば値段は張るが、この一滴に込められたこだわりと圧倒的なつくりの綺麗さを考えれば、決して高くはないと感じた。毎日の晩酌用ではないけれど、人生の節目や大切な人と過ごす特別な時間に花を添えてくれる、お値段以上の価値があるお酒だった。
不定期の入荷情報をキャッチして購入。精米歩合非公開というスペックが興味をそそるが、実際に飲むとその理由がよく解る。数値などの先入観なしに、ただ純粋に味の完成度を楽しんでほしいという蔵の意図を感じた。雑味が一切なく、清涼感と旨味が奇跡的なバランスで融合している。評価が高いのも納得の完成度だった。
ついに憧れの「一輪一滴」を開栓!写真撮って一口飲んだ瞬間、あまりの上品さに感動した。アルコール16度なのに全然トゲトゲしていなくて、お米のやさしい甘みが口の中に広がる感じ。重たくないからすいすい飲めちゃいそうで、無くなるのが勿体なくてちびちび大事に味わった。手に入ったのは本当にラッキーだった!
冷蔵庫でしっかり冷やして涼冷えくらいの温度で飲んでみた。キンキンに冷やすと、お米の甘みがピッと引き締まって、清々しい酸味と清涼感が前面に出てくる。16度あるアルコール感も嫌な重たさがまったく無く、冷涼な喉越しとともにクリアに抜けていった。暑い季節の特別な夜に冷やして飲むには、これ以上ない贅沢なお酒だと思う。
冷酒で一杯いただいた後、ぬる燗程度に少しだけ温めてみた。冷やの時には凛と澄んでいた味わいが、温めることで驚くほどふっくらとした温もりのあるコクに変化した。温めることでお米の秘めたる旨味がふくよかに花開き、体にじわっと染みわたる深い味わいになった。温度によって二度美味しい、造りの深さを感じる一本だった。
一輪一滴
・分類
・画像
(参照:石本酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:石本酒造株式会社)
時を経ても、変わらぬもの。
初代蔵元・石本龍蔵が蔵を興してから、百十年目の祝いの節目。これまでの謝意とこれからの決意の想いを込めた、特別な越乃寒梅がここに花開きました。極限まで正確に酒米を磨き抜く技をはじめ、永年にわたり受け継がれてきた酒造技術をなど、歴史に支えられた蔵の持てる力、そのすべてを注ぎ尽くした一本です。2017年に本数限定販売(現在は販売終了)。
原料米への並々ならぬこだわり。
酒造家から、信仰と言えるほどの評価を集める酒米「山田錦」。ミネラル類を多く含んだ粘質土壌が広がる兵庫県三木市は、全国一の山田錦の産地。越乃寒梅は、三木市志染地区産の山田錦を1974年より使用し、毎年現地に赴いて生産者の皆様とともに、稲の生育状況を見守り続けています。秋、志染町から届けられた極めて品質の優れた特等米を極限まで正確に磨き抜き、じっくりと醸す。そして、香りや風味をできうる限り損なわぬよう、搾った後はすぐに火入れして急速冷却、瓶詰めを行い低温熟成へ。そうして越乃寒梅百十周年祝酒「一輪一滴」は、今ここに在ります。
雪の中、凛と咲く寒梅の美意識を重ねて。
「一輪一滴」のラベルには、雪の結晶「六花」を象ったツヤ箔のロゴを配置。厳しい冬の寒さに堪え、凛とした美しさを放つ寒梅のように、静かな美しさの中に芯を感じさせる、石本酒造が理想とする佇まいを表現しています。またカートンは、贈答品の包み紙などにかける「水引」をモチーフとしており、人生の節目に寄り添うにふさわしい日本酒の佇まいをしています。
石本酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 不定期 |
| 精米歩合 | 非公開 |
| 原料米 | 山田錦 |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | +3 |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:石本酒造株式会社
- 代表銘柄:越乃寒梅(こしのかんばい)
- 住所:新潟県新潟市江南区北山847番地1
- 創業:西暦1907年
- 蔵元からのPR:醸造の秘技とは、大胆かつ細心、そして周到であること。
「醸技秘在大胆而細心周到」を常に自戒し、食前・食中・食後と最後まで飲み手に寄り添い、飲み飽きしない酒であるために。
私たちは、厳しい寒さにじっと堪え、初春の残雪の中、凛と咲く梅一輪に、自らの酒造りの美意識を重ねます。
寒梅一輪、寒梅一滴……
いつの時代も変わらず美しさを放つ寒梅のように、日本酒の豊かさを、世代を超えて伝えつづけていく石本酒造です。
蔵元おすすめ商品
越乃寒梅 澵
地元新潟県産の五百万石を柱に、兵庫県三木市志染町産の山田錦を使用。雑味の無い綺麗な越乃寒梅らしい酒質に、山田錦がもたらす熟成の旨味を重ねて、しっとりした柔らかい飲み口の品格ある吟醸酒に仕上げました。かねてよりご愛飲の方にも、初めて飲まれる方にも、吟醸酒の美味しさを身近に感じていただける石本酒造の新・定番酒です。
越乃寒梅 Lagoon
越乃寒梅の持つ透明感、キレはそのままにアルコール度数高めの力強く、濃厚な味わいをお楽しみいただける日本酒です。アルコール度数は19度。
厳しい寒さを耐え抜き、木々が芽吹くように。
酒米をはじめ、越乃寒梅の故郷・新潟が育む恵みにこだわり醸した、潔く凛とした佇まいのお酒です。
越乃寒梅 別撰
香り・味ともに軽やかな特徴を持つ酵母と、酒造好適米のみで醸される、軽快でスッキリした味が特徴です。
「淡麗辛口」と呼ぶにふさわしく、常温や冷やで飲むと爽やか、ぬる燗では味の幅の拡がりをお楽しみ頂けます。
何か良いことがあった時、ちょっと奮発したい、そんな時にぴったりの吟醸酒です。
一輪一滴の飲み方まとめ
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| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | |
| 涼冷え | 15℃ | |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |




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