
口コミ・レビュー
26 レビュー ( 4.3 out of 5 )
ボトルのデザインが渋くて可愛かったのでパケ買いしてみたけれど、私にはちょっと大人すぎた。アルコールのピリピリ感が強めで、喉を通るときに熱くなるような辛さがある。フルーティーな甘さや華やかなフルーティーな香りを期待して飲むと、全然違ってびっくりすると思う。おじさんが居酒屋で飲んでいる渋い日本酒、という感じがして苦手だった。
新潟の酒やき、辛いだけのもんかと思いよったが、この火鉢をお燗にしたらたまらんちや!熱々に燗をつけたら、口の中で米の甘みがじわーっと広がって、喉を通り抜ける時のキレがまっこと気持ちえい。カツオの塩たたきみたいに、塩気の効いたもんをつまみながら飲むと、いくらでも飲めてしまって、いかん、今夜もまた夜更かししてしもうた。
毎年、冬の便りとして地元の恩師へ送るために購入しています。お世話になった方への贈り物なので味には妥協したくありませんが、このお酒は「冬にお燗で飲むなら麒麟山の火鉢に限る」と先生も大絶賛してくださいます。華美な包装や今風の甘いお酒とは違いますが、本物のお酒の旨さが詰まった逸品として、自信を持ってお勧めできます。
精米歩合50%の純米吟醸なんて普通なら記念日に飲むような価格帯なのに、この「火鉢」は普段着のままで毎日飲める手頃な値段なのが信じられない。4合瓶だと一瞬で空になってしまうので、次からは絶対に一升瓶で買うと決めた。これだけしっかりした造りで、毎日お燗をつけて贅沢な気分を味わえるのは、本当に家計に優しくて助かる。
色んなお酒を飲んできたが、結局こういう「お燗にして完成する酒」が一番落ち着くし、最後まで付き合える。派手なフルーティーさを競い合う最近の風潮に媚びず、お米の甘みと適度な酸味、そして強烈なキレという辛口日本酒の原点を頑なに守り抜いている。寒風が吹く冬の夜、熱々のこれをコップで煽る時間は、まさに至福の瞬間だと言える。
最初は冷やした状態、その後にぬる燗、そして熱燗へと、ゆっくり時間をかけて温度を変えながら楽しんだ。温度が上がるにつれて、内に秘めていたお米の柔らかい甘みと、それを引き締める酸がじわじわと表に出てくる様子は、まるで一冊の小説をめくっているかのようにドラマチックだった。じっくり腰を据えて、対話するように飲むべきお酒だと思う。
地元の酒だから贔屓目もあるかもしれないが、今年の火鉢もやっぱり裏切らない出来栄えだった。口に含んだ瞬間はすっきりしているのに、喉を通るときに米の旨味がしっかり自己主張してくる。そこからのキレがとにかく抜群で、後味が全くダラダラしない。変な甘みが残らないから、一杯目から最後までずーっと飽きずに喉を鳴らせる。まさに辛口の真骨頂だと感じた。
精米歩合50%の純米吟醸ということで、もっと華やかな吟醸香を想像していたが、良い意味で裏切られた。お米本来のわずかな穀物感というか、炊きたてのご飯のような優しい香りがふんわりと漂う。派手さはないけれど、非常に落ち着く香りで腰を据えて飲める。このスペックでこの落ち着いた香りのバランスに着地させているのは、さすが麒麟山酒造だなと感心した。
冬限定ということで気になって購入し、まずは冷蔵庫でキンキンに冷やして飲んでみた。冷酒だと、思ったよりもかなりシャープで硬い印象。すっきりしていて綺麗なんだけど、旨味や甘みが少し閉じこもっているように感じた。ただの「辛くて薄い水」みたいに思えて最初は戸惑ったけれど、少し時間が経ってグラスの温度が上がってきたら、徐々に味が開いてきたように思う。
冷やだと少し大人しすぎる印象だったが、ぬる燗から上燗、さらに55度くらいの飛び切り燗までガツンと熱くしたら化けた。温度が上がるにつれて、隠れていたお米のふくよかな甘みと酸味がじんわりと広がってくる。熱くしてもアルコール臭さがツンと来ないのが凄い。むしろ熱めのほうが喉越しが柔らかく感じられて、お燗のために生まれた酒だと確信した。
麒麟山 火鉢
・分類 大吟醸酒
・画像
(参照:麒麟山酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:麒麟山酒造株式会社)
推薦温度
熱燗で飲む、大吟醸
「麒麟山 火鉢」は、熱燗を愉しむために造りました大吟醸です。
以下二つの推薦温度を飲み比べることで、熱燗の好みや面白さをご体感ください。新潟・奥阿賀産米100%使用
麒麟山酒造株式会社
- 47.5℃ …“味わい派”。上品な酸味と豊かな余韻が目立ちます。
- 50℃…“香り派” 。迫力と抜け、香りの勢いが愉しめます。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 11月頃 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +3 |
| 酸度 | 1.4 |
蔵元情報

- 蔵元名:麒麟山酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟山(きりんざん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
- 創業:西暦1843年
- 蔵元からのPR:麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好み、「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。麒麟山酒造は今日でも、その信念を貫き続け、地元新潟の人々が日常生活の一部として楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けています。麒麟山酒造は奥阿賀産100%のお米づくりや、山を守る植林活動など、辛口な味わいと地域に根ざした酒造りにこだわっています。
日頃「麒麟山」を飲んでくださる人々のお陰で酒造りの理想を追い続けることができて、感謝の念に堪えません。
今後も奥阿賀の豊かな自然と伝統辛口の味わいを守っていく所存です。
蔵元おすすめ商品
KIRINZAN KAGAYAKI
果実のような香りと、贅沢な旨みの中にあるキレ味が印象的。
「金環日食」をモチーフとしたデザインで、
その時期だけの味わいを伝える、麒麟山酒造の特別酒です。
麒麟山 超辛口
すっきりとした抜群のキレで、飲み飽きしない口当たりは、
新潟名物の鶏の半身揚げや焼き肉とも好相性。
約10℃に冷やして、または約55℃の熱燗でどうぞ。
麒麟山 初日の出
初日さす、新年のしずく。新米新酒、千代の春!
いきいきとした味わいが愉しめる搾りたて生で味わう「伝統辛口」。
新年に飲んで欲しい、希望を込めた一本。
麒麟山 火鉢の飲み方まとめ
『麒麟山 火鉢』は、やや辛口のお酒です。
燗で美味しいお酒です。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | |
| 涼冷え | 15℃ | |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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