
口コミ・レビュー
79 レビュー ( 4.7 out of 5 )
冷酒だとちょっと物足りないくらいスッキリしているが、上燗(45度くらい)までしっかり温めると、まるで別人のように表情が変わって面白かった。温めることで、隠れていたお米のふくよかなコクと、かすかな酸味がじわっと前面に出てくる。喉を通る時もトゲトゲしさが全くなくて、じんわりと体中に温かさが染み渡るような優しい味になった。
タイムラインでよく見かける「伝辛」という言葉が気になって、近所の酒屋で四合瓶を買ってみた。派手なボトルやラベルじゃないけれど、中身はものすごく硬派でカッコいい味。甘さは全然なくて、口に入れた瞬間から最後までずっと一本のシャープな線が通っているような清涼感がある。こういう裏切らない定番が手元に一本あると、本当に安心する。
新潟の有名な辛口や言うから期待して飲んでみたんやけど、自分にはちょっと物足りんかったわ。綺麗すぎて水みたいにサラサラいけてまうから、お酒のズシッとした重みとか、米の甘いコクを期待して飲むと「あれ?」って拍子抜けしてまう。辛さはキリッとしとるけど、もうちょっと口の中に旨味が残るようなパンチが欲しい人には、ちょっと薄く感じてまうかもしれんな。
一口目はただ「辛いな」と感じるだけだったけれど、二口、三口と飲み進めるうちに、舌の上にじわじわと深い米の旨味が馴染んでいくのが分かった。不思議なことに、グラスを置いてしばらく経ってから、またあのスッキリした苦味が恋しくなって手が伸びてしまう。シンプルに見えて、実は飲み手の体調や気分にそっと寄り添ってくれるような、不思議な奥行きを感じるお酒だと思う。
珍しい酵母や奇をてらった製法のお酒をたくさん飲んできたが、最後に行き着くのは、こういう「普通に美味い、普通の辛口」だ。主張しすぎず、主役であるお膳の料理の味を裏からしっかりと支えて、最後は綺麗に引いていく。この謙虚で一本芯の通った味わいこそが、麒麟山の変わらない価値であり、長年愛され続ける理由なのだと深く実感した。
大衆食堂のコの字カウンターで、常連さんが「伝辛の冷や(常温)ね!」と頼んでいるのを見て真似した。少し厚手のガラスコップに注がれたお酒は、冷たすぎないからお米のコクがじんわり感じられて、おでんの出汁と信じられないほどよく馴染んだ。背伸びしない、普段着のままでふらっと飲めるこういうお酒が、一番落ち着くと実感した。
洋食に合うお酒を期待して飲んでみましたが、想像以上に辛さが強くて、喉の奥がカッと熱くなるアルコール感が目立ちました。私がいつも好んで飲むような、フルーティーな甘さや華やかな香りはほとんどないので、お酒だけで優雅に楽しむのには向いていないと思います。かなり硬派でドライなお酒なので、人によって好みがはっきり分かれそうだと感じました。
「とにかくドライで飲み飽きない」というレビューを信じてネットで一本購入。最初はあまりにすっきりしすぎて水みたい、と思ったけれど、お夕飯を食べながら飲み進めるうちに、この余計な飾りのなさが料理を一番美味しく食べさせてくれる理由なのだと分かった。一晩で半分以上空けてしまい、人気の理由がよく分かった。
このご時世に、この価格で本物の辛口日本酒が飲めるのは奇跡に近いと思う。有名銘柄の高いお酒もたまには良いけれど、日常的に飲むならやっぱりこれだ。味が崩れないから、開栓してから何日か経っても美味しく飲める。お財布を気にせずに、毎日の仕事終わりに「今日もお疲れ様」と自分に一杯注げる幸せをくれる、最高の定番酒だと感じた。
自分でさばいたイワシのなめろうや、サバの塩焼きを突きながらコップに注いだ。脂の強い青魚を食べた後にこのお酒を飲むと、魚の生臭さやしつこい脂っぽさを、お酒の酸味とキレが完璧に洗い流してくれた。お酒自体の主張が強くないから、どんな魚の脂も優しく包み込んで、口の中をいつも新鮮な状態に戻してくれるのが素晴らしいと思った。
麒麟山 伝統辛口
・分類:普通酒
・画像
(参照:麒麟山酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:麒麟山酒造株式会社)
長年地域の人に愛されてきた、伝統的な淡麗辛口。麒麟山酒造の原点です。
気がつくと日常の中に、笑顔のそばにいつもある。
爽快でキレのある、飲み飽きしない定番酒です。わたしのいつもの麒麟山
麒麟山酒造株式会社
地域の人々に愛され日々飲まれているこの伝辛は、私の生活のなかにも無くてはならないものです。
季節の食材と共に楽しむときの旨さは例えようがありません。スッキリとした中に後を引く旨みがあり、そのあとスッとキレてゆく。
だから飲み飽きしないんです。とにかく毎日飲みたいし、季節に応じて燗酒もいいし、冷やすと香りが立ってくるところも好きです。
自宅や料飲店で場所を選ばず、いつもの伝辛をしみじみと飲む。
専務取締役製造部長・杜氏|長谷川 良昭
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 65% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +6 |
| 酸度 | 1.3 |
蔵元情報

- 蔵元名:麒麟山酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟山(きりんざん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
- 創業:西暦1843年
- 蔵元からのPR:麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好み、「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。麒麟山酒造は今日でも、その信念を貫き続け、地元新潟の人々が日常生活の一部として楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けています。麒麟山酒造は奥阿賀産100%のお米づくりや、山を守る植林活動など、辛口な味わいと地域に根ざした酒造りにこだわっています。
日頃「麒麟山」を飲んでくださる人々のお陰で酒造りの理想を追い続けることができて、感謝の念に堪えません。
今後も奥阿賀の豊かな自然と伝統辛口の味わいを守っていく所存です。
蔵元おすすめ商品
麒麟山 玉雫-たましずく- 袋取りしずく酒
鑑評会のために造ったこの”大吟醸 原酒”は、雫が一滴一滴、自然としたたり落ちるまで待った数百本しか造ることのできない「しずく酒」です。
お米は新潟で生れた「越淡麗」にこだわり、地元の「奥阿賀酒米研究会」の方々と共に育んだ新潟県阿賀町産を100%使用しています。
上品な果実香と、極上の旨味をお楽しみください。
麒麟山研究室 柱焼酎仕立て
若手蔵人中心の、これまでの麒麟山酒造の常識にとらわれない酒造りと地酒の可能性を広げ、新たな日本酒市場を創り出すことを目的に、「麒麟山研究室」は誕生しました。自社醸造の日本酒を蒸留し、精製されたアルコールで仕込んだ柱焼酎仕立ての日本酒です。コク深さと抜群のキレの良さが特徴です。
新機軸の味わいをお楽しみください。
紅葉 熟成純米大吟醸
三年以上の時を重ねて生まれた、深くやわらかな余韻。
食材が旬を迎える秋にふさわしい、
口当たり、味わいともにまろやかさを増した熟成酒です。
麒麟山 伝統辛口の飲み方まとめ
『麒麟山 伝統辛口』は、辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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