
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.2 out of 5 )
前回のエピソード4.1に続いて、山恵錦を原料米に使ったエピソード4.2を飲んでみた。精米歩合60パーセントは同じだが、山恵錦ならではのキリッとしたシャープな輪郭が感じられて実に面白い。アルコール度数14度で日本酒度がゼロという軽快さはそのままに、酸度が1.5に微調整されていて後口のキレが一段と冴えわたっている印象を受けた。
ネット通販で見つけて気になっていた限定酒をようやく手に入れた。グラスに注ぐと、ふんわりと穏やかで爽やかな香りが漂ってきて心がほぐれる。雪冷えの5度で飲んでみたら、口当たりがものすごく滑らかで、お米の優しい甘みがスーッと広がったあとに心地よい酸味が追いかけてきて驚いた。週末の夜に一人でのんびり楽しむには最高の一杯。
いつもはガツンとアルコールを感じる辛口ばかり飲んでいるから、このお酒は最初の口当たりが優しすぎて正直少し物足りなく感じてしまった。日本酒度が±0でアルコール14度ということもあり、もっとパンチが欲しい人には物足りないかもしれない。ただ、口当たりがどこまでもスムーズだから、気がつくと杯が進んでしまっているという不思議な魅力はある。
常温の20度くらいに戻して飲んでみたら、冷やしていたときとは全然違う豊かな表情を見せてくれた。酸度が1.5あるおかげか、ダレる感じが全くなくて、お米のふくよかな旨味が口いっぱいにじんわりと広がるのが心地よかった。シンプルな塩焼きの魚と一緒に味わったら、お互いの良さを引き立て合って箸が止まらなかった。温度による変化をここまで楽しめるのは本当に素晴らしい。
蔵元のこだわりがしっかりと伝わってくる非常に丁寧な造りのお酒だと感じた。原料米に山恵錦を採用しているだけあって、雑味がなく非常にクリアな飲み口が特徴的だ。花冷えの10度付近で口に含んだときの一番すっきりとしたシャープなキレ味は、玄人もうならせる出来栄えだと思う。価格設定も妥当で、毎日の晩酌の質を一段上げてくれる頼もしい存在だ。
SNSの日本酒アカウントで話題になっていたから、会社の同期を集めた宅飲み用に思い切って一本買ってみた。みんなで「これは飲みやすい!」と大絶賛ですぐに空いてしまったよ。アルコール感が少ないから、普段あまり日本酒を飲まないメンバーでもスイスイ飲めていた。ラベルデザインもシンプルで洗練されているから、テーブルの真ん中においてあるだけでテンションが上がるね。
酒自体は悪くない、むしろ綺麗にまとまっている優等生のような味わいだと思う。ただ、個人的にはもう少し骨太な個性や、グッとくるような力強さが欲しかったな。アルコール14度という軽さゆえに、脂の乗ったこってりした料理と合わせると少しお酒が負けてしまう場面があった。さっぱりとした豆腐や白身魚の刺身なんかと一緒に、涼冷えの15度あたりで淡々とやるのが一番合っている気がする。
キャンプの夜、焚き火を眺めながら少しぬるめの温度にして飲んでみた。これが大正解で、温度が上がったことで山恵錦特有のふくよかな香りがふわっと立ち上り、体に染み入るような優しさを味わうことができた。冷酒でキリッと飲むのも美味しいけれど、少し落ち着いた温度でじっくりと向き合うと、このお酒の本当の良さがよくわかる気がしたよ。
こげん旨かお酒とは思いもよらんかったばい。ひと口飲んでみたら、口当たりが驚くほど滑らかで、すーっと喉の奥に消えていくけん感動した。冷やして飲むとキレが際立つし、少し温度が上がるとお米の甘みが顔を出してきて、いろんな表情を楽しめるのがたまらん。近所の酒屋ではなかなか見かけんけん、ネットで見つけたらまた絶対にまとめ買いしようと決めているところさね。
山恵錦を使った日本酒はこれまでもいくつか飲んできたけれど、この「越弌 Episode4.2」は群を抜いて透明感があるように感じられた。主張しすぎない上品な香りと、一口目の優しい甘みが心地よくて、日々の慌ただしさを忘れさせてくれる。日向燗のような高い温度にはあまり向かなそうだけど、雪冷えから涼冷えあたりの冷たい温度帯で飲むときのシャープさは本当に見事だと思った。
越弌 Episode4.2
・分類:純米吟醸酒
・画像
(参照:株式会社長谷川屋)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社長谷川屋)
横田伸幸が使いたい酒米とイメージした味を追究して造る越弌ブランド。
株式会社長谷川屋
Episode4.2は表現したい味を具現化させるために昨年同様「山恵錦」を選びました。もっともバランスの良い中取り酒を無濾過で瓶詰し、そのまま火入れ。
出来立ての生き生きとした微発泡感。ナチュラルな味わいとジューシーな酸が舌に広がります。
グレープフルーツを思わせる気品ある果実の香り、繊細で涼やかな甘さが心地よく広がる軽快な味わいです。
よりジューシーで軽く繊細な味を表現するため試行錯誤を繰り返し、新たな味を表現してみました。
Episode4.2をどうぞお楽しみください。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 限定 |
| 精米歩合 | 60% |
| 原料米 | 山恵錦 |
| アルコール度 | 14度 |
| 日本酒度 | ±0 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後鶴亀
- 代表銘柄:越後鶴亀(えちごつるかめ)
- 住所:新潟県新潟市西蒲区竹野町2580
- 創業:西暦1890年
- 蔵元からのPR:当蔵はお客様に満足いただける最高酒質を求め、敢えて小仕込みにこだわります。米の選定から適切な洗米条件、最適な吸水条件をその都度設定し熟練の技を駆使して原料米の特性を引き出しています。
越後鶴亀のお酒は旨味と酸味のある味わいが特長の酒質です。それにはフレッシュであることも大切な条件。
当蔵では、特定名称酒に関して火入れは1回だけ、その後お酒を全て瓶貯蔵しております。
杜氏のこだわりは「お客様に一番美味しい状態で届けたい。」
その為に出来るだけお酒をタンクの中では熟成させず、しぼった時に近いフレッシュな状態で保存することで、味わい深く、伸びやかな越後鶴亀をお客様に召し上がっていただくことができるのです。
蔵元おすすめ商品
越弌 純米吟醸 新たなる希望
洋ナシをギュッと搾ったような香りとジューシーな酸、夏向きの味に仕上げました。日本酒の新たな可能性に挑戦しました越弌別誂限定品です。
越後鶴亀 ワイン酵母仕込み純米吟醸 しぼりたて
純米吟醸の繊細な旨味に、華やかなアロマとフレッシュな酸を重ね、しぼりたてならではの生き生きとした味わいを閉じ込めました。果実のような香りと軽快な口当たりが調和し、日本酒の新しい可能性を感じさせる一本です。
越弌 Episode4.2の飲み方まとめ
『越弌 Episode4.2』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



