
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.6 out of 5 )
新潟の純米大吟醸ということで大いに期待したが、最近の流行りなのか、私には少々味が濃すぎて上品さに欠けるように思った。無濾過生原酒ならではの濃厚な甘みと、17.6度という高い度数のせいで、口の中にアルコールのピリピリ感が強く残る。大吟醸なら、もっとすっきりと軽やかに飲ませてほしかった。若い人や力強い酒が好きな人には良いのだろうが、私のような年寄りには少し重すぎるお酒だった。
全体的な総括として、このお酒は「冬の寒さの中でしか出会えない、蔵元の技術の結晶」だと感じた。磨き抜かれた精米歩合40%の持つ気品のある香りと透明感、そこに無濾過生原酒特有の生き生きとしたダイナミックな米の旨味が完璧なバランスで共存している。度数の高さによる飲み応えも含めて、最初から最後まで飽きさせないドラマがある。冬の夜に背筋を伸ばしてじっくりと向き合いたい、一年に一度の傑作地酒だと思う。
奮発して買った「搾」を、お正月の残りのブリのお刺身と、カモのローストに合わせてみた。お酒の味がすごく濃厚でしっかりしているから、ブリの脂やカモのお肉の旨味に全然負けていなかった。お肉の油っぽさを、このお酒の強いアルコールと綺麗な酸味がすっきりと洗い流してくれる感じで、次から次へと箸が進んでしまう素晴らしい食卓になった。
普段の晩酌酒に比べたら何倍もする高級品だが、実際に飲んでみたらその価値は十分にあると思った。40%まで磨いた純米大吟醸の生原酒なんて、他の有名銘柄だったらもっと高いはずだ。度数も17.6度と高くて飲み応えがあるから、ガブガブ飲まずに小さなグラスで毎晩ちょっとずつ大切に味わった。この満足感を考えたら、むしろ安いくらいだと思う。
冬季限定ということで、売り切れる前にネット通販で購入した。スペック通りの素晴らしい仕上がりで、無濾過生原酒のフレッシュな力強さと、純米大吟醸のエレガントな部分が見事に同居している。最初のひと口で、搾りたて特有のガス感が舌に微かに残っているのが分かって感動した。蔵元のこだわりが詰まった冬の限定品として、自信を持っておすすめできる。
ふじの井の「搾」、これがまあ、あんなに美味いとは思わんかったわ!40%も磨いてあるで、すんごい綺麗なんやけど、生原酒やできちんと米の力強い味が残っとるんさな。冷やして飲むと、口の中で旨味がじわっと広がって、喉越しも最高やわ。こっちのな、サザエの壺焼きとか伊勢エビの刺身と一緒にやったら、もうたまらんくなってしもたわ。冬の楽しみにこれからは毎年取り寄せなあかんな。
蓋を開けた瞬間、まるで洋梨をむいたときのような、みずみずしくて上品な香りが鼻をくすぐった。それでいて、無濾過生原酒特有の、お米の甘いふくよかな香りが奥底にしっかりと鎮座している。ただ華やかなだけの香水のようなお酒とは違って、冬の冷たい空気の中で力強く生きているお酒の息吹を感じるような香りで、とても贅沢な気分になれた。
おすすめ通り、冷蔵庫のチルド室で「雪冷え」の一歩手前くらいまでキンキンに冷やして飲んだ。冷たくしたことで、40%磨きの大吟醸らしいクリアな透明感が際立ち、喉をスムーズに通り抜けていく。冷えているのに、原酒のドシッとしたコクが後から追いかけてきて、体の中からじんわりと熱くなる感覚がたまらなく美味いと思った。
冷やした状態が最高なのは間違いないが、あえて「冷や(20℃常温)」まで温度を上げて飲んでみた。温度が上がるにつれて、冷酒のときには隠れていた生原酒特有のわずかな渋みと、お米のふくよかな酸味がブワッと開いてきたように思う。度数が高いから常温だと少しアルコール感が強く感じられたが、お酒本来の骨太な力を味わうならこの温度も悪くないと感じた。
純米大吟醸の原酒ということで、もっと甘ったるいのかと思っていたが、良い意味で裏切られた。口に含んだ時は無濾過生原酒らしい濃密な米の旨味が広がるのだが、その後からくる酸味と苦味が絶妙で、後味が驚くほどスパッと切れていく。アルコール17.6度という強さを、この見事なキレが綺麗にまとめていて、口当たりがとても引き締まっていると感じた。
搾 純米大吟醸無濾過生原酒
・分類:純米大吟醸酒 無濾過 生酒 原酒
・画像
(参照:ふじの井酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:ふじの井酒造株式会社)
毎年の仕込みの中から酒質の優れたものだけを厳選し、108本限定でご用意いたしました。洋梨を思わせる上品でやわらかな吟醸香と、なめらかに広がる透明感のある旨味。加水や火入れを行わないことで、酒本来の瑞々しさと繊細な輪郭がより鮮明に感じられます。静かに整う余韻まで美しく、今年の新酒の純米大吟醸の魅力を端正に表現した一本です。
ふじの井酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 冬季 |
| 精米歩合 | 40% |
| 原料米 | 国産米 |
| アルコール度 | 17.6度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:ふじの井酒造株式会社
- 代表銘柄:ふじの井(ふじのい)
- 住所:新潟県新発田市藤塚浜1335
- 創業:西暦1867年
- 蔵元からのPR:酒造業界においてふじの井酒造が築いてきた160年という歴史は、誇れるものではありません。ただし、先代の杜氏たちや蔵人が守り抜き、進化させ続けてきた味だけは、誰にも負けない“ふじの井”の誇りであり、私の誇りでもあります。
私が目指すのは一つだけ。それは、初代蔵元・政太郎がここで醸したふじの井のお酒を、地元の皆様や世界の皆様に、飲んでいただけるようにすること。伝統に甘えることなく、伝統を軽んじることなく、次の世代にも飲んでいただけるお酒を目指し、これまで以上に酒造りに努めてまいります。皆様の笑顔のそばに、ふじの井のお酒がありますように。
蔵元おすすめ商品
ふじの井 純米吟醸 縄巻徳利
純米吟醸【純】を風情あふれる陶器の徳利に詰めました。まろやかな味わいをお楽しみください。
冷たく冷やせば、また格別。
お召し上がり後はそのまま徳利に、また一輪挿しに。
ふじの井 本醸造 辛口原酒
蔵人が丹精こめて造り上げた本醸造。原酒のため口当たりは力強く、濃厚かつキレのある飲み口が好評です。
ふじの井 フジカップ
コクとうまみの辛口清酒。飲み飽きしないお酒です。
搾 純米大吟醸無濾過生原酒の飲み方まとめ
『搾 純米大吟醸無濾過生原酒』は、やや甘口のお酒です。
冷やしてお召し上がりください。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |




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