
口コミ・レビュー
13 レビュー ( 4.5 out of 5 )
派手さはないけれど、しみじみと美味い本醸造だと思った。口に含むと、本醸造らしいキリッとした辛みと淡麗な口当たりが広がって、喉を通り過ぎる時のキレがとにかく凄まじい。変に口の中に残らず、すっきりと波が引くように消えていく。この潔いキレの良さは、いかにも新潟の酒という感じで飽きがこない。キャラクターのラベルに惹かれて買ったが、中身は硬派でしっかりとした造りだなと感じた。
最近流行りのフルーティーで甘いお酒とは真逆を行く、お米の香ばしい穀物感がしっかり生きているお酒だと思う。グラスに注ぐと、どこか懐かしいホッとするような日本酒本来の香りが立ち上ってきて、それだけで良い気分になれた。お酒自体の主張が強すぎないから、グラスを傾けながら漫画を読み返すのに最高の引き立て役になってくれる。このちょっと無骨で飾らない香りのバランスが、めぞん一刻の昭和の空気感にぴったりで気に入っている。
冷蔵庫でしっかりと冷やしてからいただいた。5℃くらいの雪冷えの状態で飲むと、まるで冷たい湧き水を飲んでいるかのようにスーッと喉に入っていって最高に気持ちよかった。冷やすことで雑味が完全に隠れて、本醸造特有のシャープな輪郭がさらに際立つように感じた。夏の暑い日に帰宅して、シャワーを浴びた後にこの冷たいお酒をグッと煽る瞬間は、一週間の疲れがすべて吹き飛ぶような最高の贅沢だった。
すべての温度帯がお勧めという珍しいスペックに惹かれて、冷酒、常温、ぬる燗、熱燗とすべて試してみたが、本当にどれも良さがあって驚いた。冷酒の時はシャープなキレが目立っていたのに、40度くらいのぬる燗にするとお米の旨味がフワッと膨らんで急に優しい味わいになった。さらに50度の熱燗にしても崩れず、ツンとしない心地よい温かさが体に染み渡る。ここまで温度で表情を変えながら、どれも一級品として成立しているお酒はなかなか無いと思った。
すっきりした本醸造なので、今夜は家庭的な肉じゃがと、サバの塩焼きを合わせてみた。お酒に甘ったるさがない分、肉じゃがの醤油とみりんの濃いめの味付けを上手に受け止めてくれて、口の中をさっぱりさせてくれる。サバの脂っぽさも、このお酒を一口挟むと綺麗に洗い流されて、次の一口がまた美味しく食べられた。気取った料理じゃなくて、こういういつもの家庭料理にそっと寄り添ってくれるのがこのお酒の最高の魅力だと思う。
毎日ダラダラと飲む晩酌用として、これ以上の選択肢はそうそうないと感じた。純米や吟醸のような華やかさはないけれど、この手頃な価格でこの安定感のある美味さは本当にありがたい。何よりどんな温度でも美味しく飲めるから、季節を問わず一年中これ一本でいけるのが素晴らしい。財布にも優しくて、毎日仕事帰りにスーパーで買った安いお惣菜をつつきながらこれを飲むのが、すっかり我が家の定番の風景になった。
めぞん一刻の本醸造が出ていると知って、楽天で即座にポチった。正直なところパッケージ目当てのコレクションのつもりだったが、いい意味で期待を大きく裏切られた。ふじの井酒造さんの技術の高さが素直に伝わってくる、地味ながらも本当にクオリティの高い本醸造だ。変な癖が全くないので、日本酒好きな人へのちょっとした贈り物にしても絶対に喜ばれると思う。次は実家の酒好きな父親にも送ってやろうと考えている。
Xでフォロワーさんが絶賛していたので気になって購入。ラベルの響子さんがとにかく素敵で、机の上に置いておくだけで昭和の木造アパートにタイムスリップしたようなエモい気持ちになれる。コップ酒でちびちび飲んでみたけど、すっきりしてて変に頭が痛くなるような感じもなく、すごく素直な味だと思った。このお酒を飲みながら、レコードで当時のアニソンを聴く時間が最近の一番のお気に入り。
めぞん一刻のイラストがエモくて可愛かったので買ってみました。ただ、普段カクテルとか甘口のスパークリング日本酒ばかり飲んでいる私にとっては、ちょっとアルコール感が強くて辛すぎると感じてしまいました。一口飲むと喉がカッとする感じで、「ザ・おじさんの日本酒」という印象です。でも、お湯で少し割って薄めのぬる燗にしたら、トゲトゲしさが消えてまろやかになり、私でも美味しく飲むことができたので良かったです。
「本醸造」という日本酒の基本でありながら、最もごまかしの利かないジャンルにおいて、ここまで完成度の高い酒に出会えたのは嬉しい誤算だった。冷やせば清涼なキレを見せ、温めれば包容力のある旨味を出す。まさにめぞん一刻の物語のように、地味で平穏な日常の中に深い味わいとドラマが隠されているような、そんな懐の深さを感じる名酒だ。キャラクターものと侮らず、すべての酒乗りに一度試してほしいと切に思う。
本醸造 めぞん一刻
・分類:本醸造酒
・画像
(参照:ふじの井酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:ふじの井酒造株式会社)
お米で醸した日本酒ならではのコクと、熟成を経たやわらかな旨味を感じるお酒です。温めれば甘美に、冷やせばすっきり
とした喉ごしが味わえます。多彩な飲み方が楽しめるお酒です。高橋留美子先生の名作「めぞん一刻」の音無響子さんのラベル。ラベルから飛び出した響子さんがこちらに向かって来るような臨場感あふれるデザインです。
ふじの井酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 非公開 |
| 原料米 | 酒造好適米 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | 非公開 |
| 酸度 | 非公開 |
蔵元情報

- 蔵元名:ふじの井酒造株式会社
- 代表銘柄:ふじの井(ふじのい)
- 住所:新潟県新発田市藤塚浜1335
- 創業:西暦1867年
- 蔵元からのPR:酒造業界においてふじの井酒造が築いてきた160年という歴史は、誇れるものではありません。ただし、先代の杜氏たちや蔵人が守り抜き、進化させ続けてきた味だけは、誰にも負けない“ふじの井”の誇りであり、私の誇りでもあります。
私が目指すのは一つだけ。それは、初代蔵元・政太郎がここで醸したふじの井のお酒を、地元の皆様や世界の皆様に、飲んでいただけるようにすること。伝統に甘えることなく、伝統を軽んじることなく、次の世代にも飲んでいただけるお酒を目指し、これまで以上に酒造りに努めてまいります。皆様の笑顔のそばに、ふじの井のお酒がありますように。
蔵元おすすめ商品
本醸造 めぞん一刻
お米で醸した日本酒ならではのコクと、熟成を経たやわらかな旨味を感じるお酒です。温めれば甘美に、冷やせばすっきり
とした喉ごしが味わえます。多彩な飲み方が楽しめるお酒です。
雫 純米大吟醸無濾過生原酒
毎年醸される純米大吟醸の中でも、袋吊りによって自然に滴り落ちた雫のみを集めた、最も希少な一本です。もろみに一切の圧力をかけず、重力だけで落ちる雫は、澄み切った透明感と、みずみずしいリンゴを思わせる気品ある香りをそのまま宿しています。今年は約3000本の仕込みの中から、わずか20本分のみ。加水・火入れを行わない無濾過生原酒として、搾りたての瑞々しさと繊細な味わいを閉じ込めました。清らかな旨味と静かに続く余韻は、特別なひとときをより深く印象づけます。
ふじの井 フジカップ
コクとうまみの辛口清酒。飲み飽きしないお酒です。
本醸造 めぞん一刻の飲み方まとめ
『本醸造 めぞん一刻』は、やや辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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