
口コミ・レビュー
12 レビュー ( 4.6 out of 5 )
一口含んだ時、ひやおろし特有のトゲが一切ない、まろやかで滑らかな口当たりに驚かされた。ひと夏寝かせたことで角が取れて、舌の上にじんわりと落ち着いた米の甘みと旨味が染み込んでいくのを感じた。それなのに、後味は日本酒度+5らしい鋭いキレがあって、すっきりと喉の奥へ消えていく。このコクとキレの対比が実に見事だと思う。
派手なトロピカル系の香りではなく、おしろいや、ほんのりと熟した和梨を思わせるような、とても上品で穏やかな香りがふわりと漂ってきた。精米歩合50%という磨きの良さが、この澄んだ綺麗な香りに現れている気がする。秋の澄み切った夜空を見上げながらグラスを傾けるのに、これ以上なくお似合いの優しい香りだと感じた。
冷蔵庫でキンキンに冷やした10℃くらいでグラスに注いで飲んだ。冷たく冷やすことで、熟成酒特有の重たさが消え、驚くほど軽やかでクリアな喉越しになった。でも、喉を通った後に、ひやおろしならではの深みのあるお米のコクがふんわりと口の中に残って、冷たさと旨味のバランスが完璧。秋の始まりに飲む最初の一杯として最高だった。
最初は冷やして飲んだが、器を手で温めながら、蔵元推奨の30℃くらいまでゆっくり戻してみた。温度が上がっていくにつれて、隠れていたお米のふくよかな香りが花開き、酸味が丸みを帯びて口いっぱいに広がった。原酒のような強さはない15度だから、このぬるめの温度でも重たくならず、じんわり体に馴染んでいく感じが心地よかった。
グリルで香ばしく焼いた秋刀魚の塩焼きに、カボスをきゅっと絞って、このひやおろしを合わせてみた。秋刀魚のはらわたの苦味や脂っぽさを、お酒の上品な酸味とすっきりしたキレが綺麗に包み込んで、お互いの旨さが何倍にも膨らむのを感じた。キノコのホイル焼きや、ナスのみそ田楽のような秋の味覚との相性も本当に抜群で、お酒が止まらなかった。
普段の晩酌用としては少し贅沢なお値段だけれど、精米歩合50%のひやおろしがこの価格で手に入るなら、むしろかなりお得だと思う。スーパーの安いパック酒とは明らかに次元が違って、一口飲むたびに豊かな気持ちになれる。秋のこの時期だけの特別な楽しみとして、毎晩おちょこに2、3杯、大切にちびちびと飲むのが今の私の最大の贅沢だ。
「下越酒造の秋限定ひやおろし」ということで、発売開始と同時にネットで注文した。楽しみに待っていたが、期待以上の出来栄えだった。ひやおろしにありがちな、重すぎて途中で飽きてしまうような野暮ったさが全くない。精米歩合50%という丁寧な仕事のおかげで、終始綺麗で澄んだ味わいをキープしている。秋のうちにもう1本ストック用を買う。
やっと秋が来たってことで、ずっと狙ってた「ほまれ麒麟のひやおろし」をゲット。冷やして飲んだんだけど、この丸みのある優しい旨味、本当にたまらない。お米の甘みがしっかりあるのに、後味のキレがめちゃくちゃ良くて、全然飲み疲れしないのがすごい。ボトルのシックなデザインも秋らしくて部屋に映えるし、週末の家飲みが最高に盛り上がった。
「ひやおろしはまろやか」って聞いて試してみたけれど、思ったよりも日本酒らしいアルコールの香りと、ツンとした辛さが強くてびっくりした。私の大好きなフルーティーで甘い日本酒に比べると、喉を通るときのカッとする辛口な感じが目立って、半分も飲まないうちにギブアップしてしまった。お酒が本当に好きな、おじさん向けの渋い味だと思う。
毎年多くのひやおろしを試すが、このお酒は「綺麗に枯れる」という言葉がぴったりな、素晴らしい熟成感を持っている。雑味を削ぎ落とした50%の磨きのおかげで、熟成酒でありながらどこまでも凛として澄んでおり、越後の美しい秋の情景が浮かぶようだ。辛口でありながら、奥底にあるお米の豊かな慈悲深さを感じさせる、本当に見事な仕上がりだと思う。
ほまれ麒麟 純米吟醸ひやおろし
・分類:純米吟醸酒
・画像
(参照:田島酒店)
商品説明・特徴など
(参照:田島酒店)
≪香り≫
酵母特有の香り
純米大吟醸の割には吟醸香は殆どない。
「ひやおろし」とは本来こうあるべきものなのか。
ふくよかな香りが濃厚で、数年熟成させたようである。≪味≫
田島酒店
非常に軽い口当たり。
キレが素晴らしく、後味に心地良い酸味と苦みが残る。
甘味・旨味は極わずかで、典型的な淡麗辛口タイプ。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 秋季 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 新潟県産米 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +5 |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:下越酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟(きりん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川3644番地
- 創業:西暦1880年
- 蔵元からのPR:下越酒造株式会社は鎌倉時代の建長四年、新潟県東蒲原郡阿賀町津川に築かれた麒麟城の名前にあやかり酒名を「麒麟」とし明治十三年創業の藏です。
当地は、尾瀬と猪苗代湖から流れ出る大河阿賀野川(暖流)と、名峻御神楽岳を源とする清流常浪川(清流)との合流地点に位置することから一年を通じて霧が発生しやすく湿潤な風土であることが、微生物の増殖や醪の発酵を助け酒造りには最適な環境(湿度)を創り出しています。
山紫水明の銘醸地である津川…。これからも、私たちはこの自然環境の下、銘酒「麒麟」を造りつづけてまいります。
蔵元おすすめ商品
麒麟 本醸造生貯蔵酒
フレッシュな香りと生酒特有の甘味を感じさせる柔らかな味わいの本醸造生貯蔵酒。
丸にぼーいち 夏の生 純米吟醸無濾過袋取り原酒
新潟県産 五百万石を55%まで磨き、袋搾りされた生原酒。
味わいと酸味とのバランス良く、夏の暑い日に爽快さとパンチのきいた風味の生酒、季節感を存分にお楽しみいただけます。
ほまれ麒麟 純米吟醸ひやおろし
非常に軽い口当たり。
キレが素晴らしく、後味に心地良い酸味と苦みが残る。
甘味・旨味は極わずかで、典型的な淡麗辛口タイプ。
ほまれ麒麟 純米吟醸ひやおろしの飲み方まとめ
『ほまれ麒麟 純米吟醸ひやおろし』は、辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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