
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.5 out of 5 )
特別本醸造というだけあって、すっきりとした口当たりが本当に気持ちいいお酒だなと思った。口に含むと一瞬だけ柔らかな米の旨みを感じるけれど、その後はベタつかずにスーッと喉を通り過ぎて、綺麗なキレだけが口に残る。辛口なんだけど、トゲトゲしさが全くなくて丸みがある。この喉越しの良さは、何杯飲んでも全く飽きがこなくて、仕事終わりの乾いた体に一番効く。
最近の日本酒はメロンみたいな香りのものが多いけれど、このお酒はとても落ち着いた「お米本来の素朴な香り」がした。穀物のほんのりとした甘みと、刈り取ったばかりの稲穂のような澄んだ匂いが優しく漂ってくる。派手さやフルーティーさはない分、心がふっと軽くなるような懐かしい香り。グラスよりも木のお猪口で飲むと、より一層その木の香りと相まって落ち着くなと感じた。
冷蔵庫でしっかりと冷やしてから、ガラスの薄いコップに注いで飲んでみた。一口飲むと、まるで新潟の冷たい湧き水をそのまま飲んでいるかのように滑らかで驚いた。精米歩合55%のおかげか雑味がまるで見当たらず、ひんやりとした喉越しの中に、すっきりとしたお米の芯の部分だけが綺麗に凝縮されているように思えた。ジメジメした夏の夜のベランダで飲むのに最高の一杯だった。
冷たい状態から、ぬる燗、そして最後は50度くらいの熱燗まで、夕飯を食べながら夫人の手によって温度を変えてもらった。冷たい時はシャープな印象だったのに、人肌燗あたりから急にふくよかになり、熱燗にするとお米の香ばしさと旨みが一気に喉の奥まで広がるようになった。どの温度にしても崩れることがなく、むしろ新しい顔を見せてくれる。こんなに万能で懐の深いお酒は久しぶりだ。
この酒はのぉ、うちで作った芋煮に合わせると本当に最高なんだず。醤油と牛肉の甘じょっぱい出汁を、こいつがすっきりと洗い流してくれて、いくらでも箸が進んでしまうんだ。冷たくしても、熱い燗にしても、お米の優しい味が芋煮のトロッとした里芋とぴったり合わさって、のっぺりしないキレがある。これ飲みながら近所の人たちと喋ってると、ついつい飲みすぎてしまうのが困りものだなぁ。
55%まで磨いた五百万石で、しかも特別本醸造でこの値段は、家計を預かる身としては拍手を送りたい。普段飲むパック酒からこれを一杯目に替えるだけで、一日の疲れの取れ方が全く違う。毎日でも飲めるほど飽きがこなくて、後味もさっぱりしているから、安めの惣菜の焼き鳥(塩)を買ってきて合わせるだけでも、居酒屋にいるような贅沢な気分になれる。我が家のレギュラーに決定だ。
「下越酒造の隠れた名作」というネットのブログを見てお取り寄せしました。特別本醸造はアル添だからと避ける人もいるかと思いますが、このお酒はそのアルコール添加のおかげで、抜群のキレの良さと軽快さが実現されています。嫌なアルコール臭さは一切なく、むしろ洗練された仕上がり。毎日のおかずを選ばない万能な一本として、お酒好きへの贈り物にしても絶対に外さないクオリティだと思います。
最近のやたらとフルーティーでジュースみたいな日本酒に飽きてたから、こういう飾らない「本物の酒」が心から刺さる。麒麟の特別本醸造、常温で置いておいて、居酒屋風のハムカツやちくわの磯辺揚げをつまみに飲むのが最高すぎる。流行りに媚びないクラシックな味だけど、すごく丁寧な造りをしているのが一口飲むだけでわかる。こういう日常に寄り添う酒が一番かっこいいと思う。
パッケージがかっこいいので父へのプレゼントついでに一緒に飲んでみました。私には少しドライというか、辛口すぎてお米の甘みをあまり感じられませんでした。口に入れた瞬間のアルコールのキリッとした感じが強くて、もう少しフルーティーな甘みがある方が飲みやすかったです。でも、熱いお湯で少し温めて、おでんのちくわぶと一緒に食べたら、辛さが和らいで少し美味しく飲めました。
この「特別本醸造」は、昨今流行の派手な酒とは対極にある、いわば「用の美」を体現したお酒だと思う。五百万石の良さをきっちり55%まで削り出し、余計な自己主張を一切させずに食事を主役に立てる。冷酒から熱燗まで、どの温度に置いても自身の崩れない骨格を持っているのは、まさに雪深い下越の丁寧な技の賜物。こういう地味だが圧倒的に美味い酒こそ、日本の酒文化の真髄だと感じた。
ほまれ麒麟 特別本醸造
・分類 特別本醸造酒
・画像
(参照:下越酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:新潟の日本酒と甘酒 越後銘門酒会)
新潟県産米「五百万石」を丁寧に吟醸規格まで精白。
新潟の日本酒と甘酒 越後銘門酒会
辛口ながら雑味が少なく幅のある旨口酒。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | 非公開 |
| 酸度 | 非公開 |
蔵元情報

- 蔵元名:下越酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟(きりん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川3644番地
- 創業:西暦1880年
- 蔵元からのPR:下越酒造株式会社は鎌倉時代の建長四年、新潟県東蒲原郡阿賀町津川に築かれた麒麟城の名前にあやかり酒名を「麒麟」とし明治十三年創業の藏です。
当地は、尾瀬と猪苗代湖から流れ出る大河阿賀野川(暖流)と、名峻御神楽岳を源とする清流常浪川(清流)との合流地点に位置することから一年を通じて霧が発生しやすく湿潤な風土であることが、微生物の増殖や醪の発酵を助け酒造りには最適な環境(湿度)を創り出しています。
山紫水明の銘醸地である津川…。これからも、私たちはこの自然環境の下、銘酒「麒麟」を造りつづけてまいります。
蔵元おすすめ商品
ほまれ麒麟 純米吟醸蔵出原酒
蔵元でしか味わえない本来の美味しさを原酒のままビン詰・出荷。伝統の寒造りで醸し上げた純米吟醸原酒。上品な吟醸香とやわらかな吟味が程よく調和。
絶妙な香味バランスが印象的です。
丸にぼーいち 夏の生 純米吟醸無濾過袋取り原酒
新潟県産 五百万石を55%まで磨き、袋搾りされた生原酒。
味わいと酸味とのバランス良く、夏の暑い日に爽快さとパンチのきいた風味の生酒、季節感を存分にお楽しみいただけます。
丸にぼーいち しぼりたて 袋取り中汲み純米吟醸無濾過生原酒
しぼりたての旨味を湛えた新鮮な香りに、55%まで磨かれた五百万石原酒の柔らかな旨味が広がります。
新鮮な酸で引き締められ飲み心地も抜群です。
ほまれ麒麟 特別本醸造の飲み方まとめ
『ほまれ麒麟 特別本醸造』は、辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
楽天検索 »»» ほまれ麒麟 特別本醸造




コメント