
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.2 out of 5 )
山廃って酸っぱくて重いイメージがあったけれど、これは口に入れた瞬間に心地よい酸味がじわっと広がって、その後にすっきりした辛さが追いかけてくる感じだった。口当たりは意外となめらかでスイスイいけるのに、喉を過ぎるときのキレがしっかり男前。ベタベタした甘さがなくて、後味がスッと引くから、喉が渇いているときに飲むと本当に五臓六腑に染み渡る感覚があって気に入った。
開栓した瞬間に、最近のフルーティーな日本酒にはない、お米が発酵したような少し酸っぱくて香ばしい匂いが漂いました。例えるなら、藁や少し干した草のような、どこか懐かしくて落ち着く穀物の香り。おしゃれなワイングラスではなく、古い土もののぐい呑みで飲むと、この独特の鄙びた香りが一段と引き立って、雨の日に一人で静かに飲むのにぴったりだなと感じました。
キンキンに冷やすより、冷蔵庫から出して15分ほど置いた「涼冷え」の状態で飲んでみた。これが大正解だったと思う。冷たすぎないことで、五百万石の締まった旨味と、山廃独特の心地よい酸っぱさが一番いいバランスで舌の上に残る。口の中に適度なボリューム感が広がりつつも、日本酒度+6らしいドライな刺激が鼻に抜けていくのがわかった。この温度の引き締まり方は癖になる。
この酒は温度で化けるのが本当に面白い。常温(20℃)だと少し大人しい印象だが、45℃の上燗から50℃の熱燗にしてみたら、眠っていた旨味が爆発したようにぶわっと膨らんだ。熱くすることで酸味がまろやかになって、喉を通った後にじんわりとした温かさが胸のあたりにずっと残る。飛び切り燗の55℃まで上げても味が全く崩れず、 오히려 シャープさが増すのには恐れ入った。完全に燗酒用の名脇役だと思う。
この山廃は、脂ののったカツオの塩たたきにニンニクをドサッとのせたがと、こじゃんと合うき。醤油やにんにくの強い味にも全然負けん、どっしりした米の底力がある。山廃のちくと酸っぱいがが、魚の生臭みを発酵の力できれいに消してくれて、酒も料理も止まらんなる。熱い燗をつけて、大皿のイノシシの鍋をつつきながらガバガバ飲むのが、何より至福の時間やね。
毎晩のご飯のお供に、このお値段で本物の山廃が飲めるのは本当にありがたい。安物のお酒にありがちな、ベタベタした不自然な甘さが全くないから、翌朝にも残らなくて体が楽。焼き魚でも、ちょっと味の濃い肉じゃがでも、夕飯のおかずが何であっても懐深く受け止めてくれる。一升瓶で買ってキッチンに置いておき、夕飯を作りながらマグカップで常温のまま、ちびちびやるのが毎日の最高の癒やしになっている。
「別撰山廃」という渋いラベルに惹かれて自宅用に購入。開けたては少しツンとするアルコール感がありましたが、2〜3日置いておくと角が取れて、お米の濃厚なコクがどんどん増してきました。洋食よりも、和食の煮物や塩気の強いおつまみに抜群に合います。このクオリティでこの価格はコスパが良すぎる。次回は日本酒好きの会社の先輩へのプレゼント用として、またリピートしようと考えている。
インスタで話題のネオ日本酒に疲れて、こういう「THE・昭和の居酒屋」って感じの山廃に回帰中。ほまれ麒麟の別撰、初めて飲んだけど大正解。熱いお燗にすると、お米の香ばしさが一気に引き立って、もつ煮込みのモツの脂をさっぱり流してくれる。おしゃれさはないけど、実家のおじいちゃんの家に戻ったような安心感があって、こういうお酒がやっぱり一番落ち着くなと感じた。
人気の日本酒ということで期待して飲んでみましたが、普段甘口のフルーティーなものを飲んでいる私には、少し苦味と酸っぱさが強くてハードルが高かったです。冷やして飲んでも、お米のずっしりした重さが口の中に残る感じがして、一杯飲むのがやっとでした。ただ、お肉の脂っこい料理と一緒に、少し温めて家族が飲んでいるのを一口もらったら、不思議と嫌な感じが消えたので、大人の味なんだなと思いました。
下越酒造の真骨頂は、この「別撰山廃」のような、奇をてらわない実直な造りにこそあると感じた。精米歩合65%というあえて磨きすぎない米の旨味と、山廃仕込みによるしっかりとした酸が見事に調和している。熱燗にしたときの喉を滑り落ちる温かみ、そして嫌みのないドライな後味は、雪深い津川の風土を思い起こさせる。時代の流行に流されず、この骨太な味わいをこれからも頑なに守り続けてほしい。
ほまれ麒麟 別撰山廃
・分類:山廃 普通酒
・画像
(参照:下越酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:新潟の日本酒と甘酒 越後銘門酒会)
きもと系山廃酵母で醸されたこだわりのお酒。
新潟の日本酒と甘酒 越後銘門酒会
幅のあるうまくちとコク、のどごしに感じるほのかな酸味がほどよく調和。
またお燗をすることでより一層うまみがひきたちます。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 65% |
| 原料米 | 五百万石等 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +6 |
| 酸度 | 1.3 |
蔵元情報

- 蔵元名:下越酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟(きりん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川3644番地
- 創業:西暦1880年
- 蔵元からのPR:下越酒造株式会社は鎌倉時代の建長四年、新潟県東蒲原郡阿賀町津川に築かれた麒麟城の名前にあやかり酒名を「麒麟」とし明治十三年創業の藏です。
当地は、尾瀬と猪苗代湖から流れ出る大河阿賀野川(暖流)と、名峻御神楽岳を源とする清流常浪川(清流)との合流地点に位置することから一年を通じて霧が発生しやすく湿潤な風土であることが、微生物の増殖や醪の発酵を助け酒造りには最適な環境(湿度)を創り出しています。
山紫水明の銘醸地である津川…。これからも、私たちはこの自然環境の下、銘酒「麒麟」を造りつづけてまいります。
蔵元おすすめ商品
Kanbara Bride of the Fox
この風味豊かな日本酒は、新潟県で毎年行われる狐の嫁入り祭りにまつわる伝説にインスピレーションを得たものです。地元の伝承によると、遠い昔、近くの麒麟山に不思議な光が現れ、それが狐の嫁入り行列で担がれた提灯だったと言われています。
ほまれ麒麟 別撰山廃
きもと系山廃酵母で醸されたこだわりのお酒。
幅のあるうまくちとコク、のどごしに感じるほのかな酸味がほどよく調和。
またお燗をすることでより一層うまみがひきたちます。
麒麟 無糖 レギュラー
地元で愛飲されてこそ「地酒」であるという信念から、晩酌用の
普通酒に一番力を入れています。
常浪川の伏流水を使い、燗上がりする旨酒を造っています 。
ほまれ麒麟 別撰山廃の飲み方まとめ
『ほまれ麒麟 別撰山廃』は、やや辛口のお酒です。
燗で美味しいお酒です。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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