
口コミ・レビュー
36 レビュー ( 4.5 out of 5 )
高級な吟醸酒も結構ですが、年を重ねるとこういう「普段着のようなお酒」が一番心地よく感じられます。主張しすぎない控えめな香り、スッと体に入る滑らかさ、どれをとっても調和が取れている。これといって特別な日に飲むお酒ではないけれど、いつもの食卓にこれがあるだけで、なんだかとてもホッとする。そんな不思議な魅力を持つ銘酒です。
ただ「軽いだけ」のお酒ではないですね。口に含んだ瞬間はさらりとしていますが、中盤にかけてお米のふくよかなコクと、かすかな乳酸のような甘酸っぱさが重層的に広がります。そして最後は、本当にわずかな苦味が味全体を引き締めながら、綺麗にフェードアウトしていく。この繊細なストーリー性に、造り手の確かな技術を感じました。
一口含んで驚いたのは、水のように滑らかなのに、ちゃんとお米のふくよかな余韻が残ること。アルコールのツンとした刺激が一切なくて、喉の奥へスルスルと流れていく感覚が本当に心地よかった。後味に嫌な苦味や雑味が残らないので、最後の一滴までその上品な柔らかさを堪能できた。これまで飲んだ日本酒の中でも群を抜いて滑らかな仕上がりだと思う。
グラスを口元に運んだとき、派手すぎない、お米をそっと蒸したときのような温かい香りが鼻をくすぐりました。メロンやハーブを思わせるような、とても穏やかで角のない香りが奥ゆかしくて本当に癒される。お酒自体が主張しすぎない上品な佇まいなので、仕事の後に一人で静かにリラックスしたい夜の香りのスパイスとして最適だと感じた。
花冷えの10度くらいまでしっかり冷やして、お気に入りの薄口グラスで飲んでみた。冷たくすることでお米の優しい甘みがきゅっと締まり、みずみずしい透明感が際立つように思った。口に含んだ瞬間の冷涼感と、その後にじんわりと広がる「越淡麗」ならではの優しいコクのギャップが素晴らしくて、ついつい次の1杯に手が伸びてしまった。
この酒の本領は40度前後のぬる燗で発揮されると感じた。常温のときよりも、温めることで酸味がおだやかになり、お米本来の甘やかさがふっくらと膨らんでくる。熱燗の50度まで上げても崩れず、今度は後味がすっきりと締まる。どの温度にしても角が立たず、それぞれの温度帯で美味しい変化を楽しませてくれる、本当に懐の深いお酒だと思う。
出汁をじんわり効かせた湯豆腐や、白身魚の西京焼きと合わせて晩酌した。お酒のやわらかい口当たりが、優しい出汁の風味や白身魚の繊細な旨みを邪魔せず、そっと包み込んでくれるように調和した。濃い醤油味より、塩や出汁といった素材の味を活かした薄味の和食に合わせることで、このお酒の本当の良さが引き立つような気がした。
普段使いの晩酌用として、一升瓶で常備している。これだけ丁寧につくられた味が、この手頃な値段で毎日楽しめるのは本当にありがたい。どんなおかずとも馴染むから、夕食のメニューを気にせず開けられるし、毎晩飲んでも翌日に全然残らないのが助かる。飽きずにずっと付き合っていける、最高の定番酒を見つけたと喜んでいる。
義理の父への贈り物として評判の良かったこちらを選び、自分用にも1本購入しました。新潟のお酒は辛くて強いイメージがありましたが、これは本当に名前通りマイルドで感動しました。お酒があまり強くない私でもスイスイ飲めてしまって、普段着感覚で楽しめるのが良いですね。包装もとても丁寧で、また利用したいと思いました。
この麒麟山の「やわらか」っちゅうのは、本当に喉ごしが優しくてたまらねぇな。冷やして飲むと、お米の甘みが口いっぱいに広がって、ずくが出ねぇ疲れた体にじんわり染み渡るだわ。野沢菜の古漬けをかじりながら、このお酒をちびちびやる時間が、一番の贅沢だ。地元の酒もいいけれど、この酒は本当にうめぇと思う。
麒麟山 やわらか
・分類:純米酒
・画像
(参照:麒麟山酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:麒麟山酒造株式会社)
軽快でまろやか。お米のやさしい旨味とさっぱりとした飲み口が人気の定番酒。温めると味わいがより豊かになります。
麒麟山酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 60% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:麒麟山酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟山(きりんざん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
- 創業:西暦1843年
- 蔵元からのPR:麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好み、「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。麒麟山酒造は今日でも、その信念を貫き続け、地元新潟の人々が日常生活の一部として楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けています。麒麟山酒造は奥阿賀産100%のお米づくりや、山を守る植林活動など、辛口な味わいと地域に根ざした酒造りにこだわっています。
日頃「麒麟山」を飲んでくださる人々のお陰で酒造りの理想を追い続けることができて、感謝の念に堪えません。
今後も奥阿賀の豊かな自然と伝統辛口の味わいを守っていく所存です。
蔵元おすすめ商品

麒麟山 ぽたりぽたり 淡しぼり
『ぽたりぽたり』の姉妹商品です。
火入れと約一か月の貯蔵を経た、スッキリと甘く飲みやすい原酒です。
麒麟山 越淡麗180
麒麟山の辛口を支える三大酒米の一つ、「越淡麗」。
芳醇で奇麗な味わいを表現した180周年記念の大吟醸酒です。
それぞれの酒米を仕込み、醸すことによって生まれる爽やかな味わいや豊かな風味をお楽しみください。
麒麟山 やわらかの飲み方まとめ
『麒麟山 やわらか』は、やや辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | ◎ |
| ぬる燗 | 40℃ | ◎ |
| 上燗 | 45℃ | ◎ |
| 熱燗 | 50℃ | ◎ |
| 飛び切り燗 | 55℃ | ◎ |
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