
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.5 out of 5 )
中汲みというだけあって、口当たりが信じられないくらい滑らかで、シルクのようだと感じた。しぼりたて特有の尖った部分が一切なくて、五百万石の綺麗で澄んだ旨味がスッと舌の上を流れていく。日本酒度+4のすっきりとした辛口なんだけど、喉を通る瞬間にフッと上品な甘みがほどける感覚があって、その後に心地よい酸味でピシッと切れる。この洗練されたクリアなキレは、ちょっと他では味わえないレベルだと思う。
封を開けた瞬間から、まるで咲きかけの白い花や、もぎたての和梨のような上品でみずみずしい香りが鼻をくすぐりました。無濾過の生原酒と聞いて、もっとお米のモワッとした穀物感が強いのかなと身構えていたけれど、袋取り中汲みらしい透明感のある香りにただただうっとり。グラスを少し傾けるだけで、新雪のような清々しい香りがすーっと通って、飲む前から心がとても癒やされた。
雪が降る寒い夜、部屋をしっかり暖かくして「花冷え(10℃)」くらいに冷やしたのを飲んでみた。一口目から、冷たさの中にぎゅっと凝縮された新酒のジューシーな果実味が弾けて、思わずニンマリしてしまった。冷やすことで、酸度1.5のフルーティーな酸が生き生きと立ち上がって、17度の原酒であることを忘れてしまうくらいサラサラと飲めてしまった。冬の冷酒の楽しさを改めて教えてもらった気分。
推奨されている冷酒からスタートし、あえて20℃の常温になるまでじっくりグラスを置いて変化を観察した。冷たい時のフレッシュなマスカットのような爽快感が薄れる代わりに、温度が上がるにつれてお米本来のふくよかな膨らみと、中汲みならではの密度の高い上質な甘みが現れてきた。無濾過の原酒なのに、温度が上がっても重苦しくならず、ずっと綺麗さをキープしている造りの良さには本当に感服した。
今夜はこの中汲みに合わせて、少し奮発したブリの薄造りを塩とすだちで、それと生湯葉の醤油かけを用意した。ブリのとろける脂を、この酒の綺麗な酸味と+4の辛口が見事に洗い流してくれて、お互いの良さが引き立つのがわかった。生湯葉の繊細な大豆の甘みには、中汲みの雑味のないピュアな米の旨味が完全に寄り添ってくれて、まるで上質な和食屋のカウンターにいるような贅沢な晩酌になった。
「袋取り中汲み」という、本来なら一升瓶で5000円以上する大吟醸クラスに使われるような贅沢な手法を用いているのに、この親しみやすい価格設定はちょっと信じられない。アルコール17度の原酒だから、ちびちびとお猪口で舐めるように味わうだけで胃袋がしっかりと満たされる。毎日の晩酌で、こんな高級感あふれるお酒が飲めるなんて本当に贅沢。冬の間だけなんて勿体ない、年中置いてほしいお酒。
ネットで見かけて「袋取り中汲み」の響きに惹かれて購入。しぼりたてのフレッシュな生酒ですが、角が完全に丸くなっていて、とても澄んだ綺麗な仕上がりでした。日本酒ビギナーの方でも、嫌なエグみやツンとするアルコール臭がないのでスイスイ飲めてしまうと思います。ただ、しっかりとしたアルコール17度なので、ジュース感覚で飲むと後から一気に酔いが回るのでそこだけは注意が必要です。
丸にぼーいちの中汲み、ついに手に入れた!しぼりたてなのに、この雑味のなさ、本当にやばすぎる。口に入れた瞬間の透明感が凄くて、五百万石ってこんなに綺麗に化けるんだって感動した。キンキンに冷やした状態で、お鍋をつつきながら飲むのが最高に沁みる。冬限定なのが本気で悲しいから、今のうちにもう何本か仕込んでおかないと絶対に後悔するレベルでおすすめ!
中汲みだの無濾過生だの、最近流行りの綺麗すぎる酒だなと感じた。確かに雑味はなくて喉越しは良いが、純米吟醸のすました香りとフルーティーな酸味が前に出すぎていて、お米の田舎っぽいドシッとした逞しさや力強い穀物感が物足りない。冬にしぼりたてを飲むなら、もっと五臓六腑にガツンと響くような重厚な甘みや渋みがあっても良かった。綺麗な辛口が好きな現代の若い者向けだなと思う。
下越酒造の丁寧な仕事ぶりが、この「袋取り中汲み」という贅沢な結晶に見事に昇華している。しぼりたて生酒の生命力あふれる瑞々しさを残しながらも、一番安定した中汲み部分だけを掬い取っているため、酒の骨格が非常に美しく、ブレがない。五百万石のキリッとした淡麗さに、無濾過原酒の豊かなコクが見事なバランスで共存している。まさに津川の清らかな冬の気配をそのまま瓶に閉じ込めたような、品格ある傑作だ。
丸にぼーいち しぼりたて 袋取り中汲み 純米吟醸無濾過生原酒
・分類 純米吟醸酒 無濾過 生酒 原酒
・画像
(参照:たかま酒店)
商品説明・特徴など
(参照:たかま酒店)
新潟県産 五百万石を55%まで精白
丁寧に袋取りされた原酒の美味しさを残すため無濾過にて瓶詰めしぼりたての旨味を湛えた新鮮な香り
55%まで磨かれた五百万石原酒の柔らかな旨味が広がります
新鮮な酸で引き締められ飲み心地も抜群中汲み、しぼりたてお楽しみください。
たかま酒店
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 冬季 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 17度 |
| 日本酒度 | +4 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:下越酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟(きりん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川3644番地
- 創業:西暦1880年
- 蔵元からのPR:下越酒造株式会社は鎌倉時代の建長四年、新潟県東蒲原郡阿賀町津川に築かれた麒麟城の名前にあやかり酒名を「麒麟」とし明治十三年創業の藏です。
当地は、尾瀬と猪苗代湖から流れ出る大河阿賀野川(暖流)と、名峻御神楽岳を源とする清流常浪川(清流)との合流地点に位置することから一年を通じて霧が発生しやすく湿潤な風土であることが、微生物の増殖や醪の発酵を助け酒造りには最適な環境(湿度)を創り出しています。
山紫水明の銘醸地である津川…。これからも、私たちはこの自然環境の下、銘酒「麒麟」を造りつづけてまいります。
蔵元おすすめ商品
ほまれ麒麟 極醸辛口蔵出原酒
蔵元でしか味わえない本来の美味しさを原酒のままビン詰・出荷。伝統の寒造りで醸し上げた辛口原酒。
軽快でキレの良い辛さと喉ごし、原酒ならではのコクと旨味を実感できる極醸辛口蔵出原酒です。
ほまれ麒麟 別撰山廃
きもと系山廃酵母で醸されたこだわりのお酒。
幅のあるうまくちとコク、のどごしに感じるほのかな酸味がほどよく調和。
またお燗をすることでより一層うまみがひきたちます。
ほまれ麒麟 吟醸辛口蔵出原酒
蔵元でしか味わえない本来の美味しさを原酒のままビン詰・出荷。
伝統の寒造りで醸し上げた吟醸原酒。
心地よい吟醸香とシャープな喉ごし、透明感のある吟味が後味を演出。
丸にぼーいち しぼりたて 袋取り中汲み 純米吟醸無濾過生原酒の飲み方まとめ
『丸にぼーいち しぼりたて 袋取り中汲み 純米吟醸無濾過生原酒』は、やや辛口のお酒です。
冷やしてお召し上がりください。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



