
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
秋の気配を感じてきた頃に、近所の酒屋で「ひやおろし」の文字を見つけて思わずカゴに入れた。グラスに注ぐと、夏の間にじっくり熟成されたせいか、落ち着いた穏やかな香りがふわりと広がる。口当たりは驚くほどなめらかで、山田錦と五百万石の旨味がしっかりと乗っているのに、後味はすっきりとキレていく。派手さはないけれど、じっくりと杯を重ねたくなる味わいだなと感じた。
封を切った瞬間に感じるのは、新酒のピチピチした感じとは違う、なんというかまろやかで奥深い香り。ほんのりとナッツのような香ばしさも混ざって、熟成酒ならではの奥行きを感じた。口に含んだときに広がるふくよかなお米の甘みが心地よくて、それでいて日本酒度プラス3のキレがあるから、ダラダラと甘さが口の中に残らないのがすごくいい。
冷蔵庫でしっかりと冷やした「涼冷え」の状態で飲んでみた。最初はすっきりとシャープな口当たりなんだけど、口の中で温度が上がってくるにつれて、熟成されたお米の旨味がじわっと広がってくるのが面白い。ただ冷たいだけじゃなくて、ちゃんとコクを感じられるから、秋の夜長の晩酌にはぴったりだと思った。女性でも飲みやすい上品な口当たり。
肌寒くなってきたから、ぬる燗に挑戦してみた。これが大正解で、常温のときよりもお米のふくよかな香りが一段と引き立ち、口当たりが一段とまろやかになった。酸味が少し顔を出して全体を引き締めてくれるから、熱めのおでんや煮込み料理と一緒にゆっくり楽しむと、体が芯から温まるような満足感があった。
今日の夕飯のサンマの塩焼きと一緒に合わせてみた。秋の味覚同士だから合わないわけがないと思って飲んだけど、脂の乗った魚の旨味をこのお酒のすっきりとしたキレが綺麗に流してくれる感じ。お互いの良さを引き立て合ってくれて、箸がどんどん進んじゃった。お酒単体で飲むよりも、やっぱり美味しいご飯と一緒に味わうのが最高だと思った。
毎日の晩酌としては少し贅沢かもしれないけれど、この内容でこの価格なら十分にコスパは高いと感じた。安いお酒だと翌日に残ったりすることがあるけれど、これはピュアな純米の熟成酒だからか、次の日もすっきりと起きられた。仕事で疲れた夜に、ちょっといいお酒をちびちびやるのには、ちょうどいい選択肢だなと思った。
ネットのレビューで「秋に飲むべき隠れた名酒」と書かれているのを見て、思わずネット通販で取り寄せてみた。届いてすぐに飲んでみたけれど、期待を裏切らない味わいだった。しっかりとしたコクとキレのバランスが絶妙で、普段あまり辛口を好まない人でも、この熟成されたまろやかさなら美味しく飲めるんじゃないかなと感じたよ。
SNSの日本酒アカウントで評判になっていたから気になって買ってみた。ラベルのデザインも落ち着いていて、お部屋に置いておいてもおしゃれな雰囲気なのが嬉しい。グラスに注ぐとほんのり黄金色がかっていて綺麗。飲んでみると、見た目の上品さとは裏腹に、しっかりとしたお米の旨味がドーンと広がるから、そのギャップにちょっと感動しちゃった。
普段は淡麗辛口ですっきりしたお酒ばかり飲んでいるから、このひやおろしのしっかりした熟成感やお米のふくよかさは、最初ちょっと重たく感じてしまった。日本酒度プラス3だからもっとシャープな辛口を想像していたけれど、思っていたよりも甘みやコクがしっかりしていて、人によっては少しアルコール感が強く感じられるかもしれないなと思った。
地元の蔵元ということで昔から飲んでいるけれど、この秋の熟成酒はやはり四季のある日本ならではの味わいだなとしみじみ感じた。夏の間にじっと眠って旨味を蓄えたお酒が、秋の涼しい風とともに目を覚ます。そのストーリーだけでも美味しく飲める気がするよ。口当たりから喉越しまで一切の雑味がなくて、造り手の丁寧な仕事ぶりが伝わってくる素晴らしいお酒だと思った。
ひやおろし 純米 熟成酒
・分類:純米酒
・画像
(参照:株式会社越後鶴亀)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後鶴亀)
熟成によるふくらみのある味わい
株式会社越後鶴亀
秋限定のお酒。秋までほどよく熟成させたお酒です。口当たりに新酒特有のアラさが消えて丸みが出ます。熟成後もすっきりと飲めるよう淡麗な酒質です。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 秋季 |
| 精米歩合 | 山田錦 五百万石 こしいぶき |
| 原料米 | 60% |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | +3 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後鶴亀
- 代表銘柄:越後鶴亀(えちごつるかめ)
- 住所:新潟県新潟市西蒲区竹野町2580
- 創業:西暦1890年
- 蔵元からのPR:当蔵はお客様に満足いただける最高酒質を求め、敢えて小仕込みにこだわります。米の選定から適切な洗米条件、最適な吸水条件をその都度設定し熟練の技を駆使して原料米の特性を引き出しています。
越後鶴亀のお酒は旨味と酸味のある味わいが特長の酒質です。それにはフレッシュであることも大切な条件。
当蔵では、特定名称酒に関して火入れは1回だけ、その後お酒を全て瓶貯蔵しております。
杜氏のこだわりは「お客様に一番美味しい状態で届けたい。」
その為に出来るだけお酒をタンクの中では熟成させず、しぼった時に近いフレッシュな状態で保存することで、味わい深く、伸びやかな越後鶴亀をお客様に召し上がっていただくことができるのです。
蔵元おすすめ商品
越弌 death☆star おりがらみ生原酒
グレープフルーツジュースをイメージしたクリアかつドライでジューシーなお酒です、瑞々しくフレッシュな酸味が特徴です。理想の味を具現化する為アルコール度数も11度と極限まで抑えました。
発泡圧がやや強めになっていますので、5℃以下に冷やして開封してください。
越弌 OB-1 type:Ke
12%低アルコールの無濾過生原酒おりがらみ酒です。デラウェアやマスカットのような香りとジューシーで瑞々しい酸、無濾過生原酒ならではのフレッシュ感が特長です。Alc.12%の原酒で「甘くて軽い優しい酒」をテーマに造りました。
越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸 にごり生酒
ワイン酵母由来のみずみずしい酸、フレッシュな柑橘系の香りと柔らかでスイートな味わい。
ビターチョコレート、チーズ、ドライフルーツとも相性が良いです。にごり生酒ならではの果物を丸かじりしたような瑞々しくピチピチとしたガス感をお楽しみ頂けます。
ひやおろし 純米 熟成酒の飲み方まとめ
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | |
| 涼冷え | 15℃ | |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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