「生詰酒」とは?
生詰と生貯蔵の味の違いは?ココに差がある
生貯蔵酒は生酒の状態で貯蔵し、出荷前に一度火入れしたお酒で、生酒のようなフレッシュさが特長です。
生詰酒は貯蔵前に一度だけ火入れをするお酒です。生詰酒の多くは、冬頃に絞ったお酒を約半年間熟成させることが多いです。
ひと夏を越えて熟成されたお酒はなめらかでとろみがあり、酸味の落ち着いた丸みや深みの増した味わいになります。このようなお酒を「ひやおろし」や「秋あがり」と呼ぶこともあります。
生詰の日本酒のおいしい飲み方伝授します!
生特有のフレッシュさを楽しみたい場合は冷やして飲むのがおすすめです。ロックもおすすめ。
常温でいただくと、濃厚な旨味の中にも軽快さを感じることができます。冷やしたものと飲み比べても面白いです。
ひやおろしなど熟成されたコクを楽しみたい場合はぬる燗がおすすめです。お酒の旨味を存分に味わえます。
生詰の日本酒の賞味期限と保存方法教えます
生詰酒に賞味期限はありません。理由として、比較的度数の高いアルコールが含まれていることが挙げられます。
アルコールの殺菌作用により、未開封の状態であれば腐敗のおそれがほとんどありません。そのため、食品表示法により賞味期限の表示が免除されています。
ラベルに表示された日付は『製造年月』になります。賞味期限の代わりに製造年月の表示が義務付けられているためです。
この製造年月とはお酒が絞られた日付を示すのではなく、濾過や火入れなどの工程ののち、パック詰めや瓶詰めされた日付を指しています。
生詰酒を美味しく頂ける目安は、適切な保存をした場合に限り製造日からおよそ9カ月です。(開栓前)
開栓後のお酒は酸化が進むため、香りや味わいに変化なく楽しめる期間は限られています。少なくとも1週間程度で飲みきるのが望ましいです。
生詰の「ひやおろし」味わいの口コミをまとめました
ひやおろしをおいしいと感じた人の口コミ
ひやおろしのまろやかで酸味のある味わいが好き!
熟成された穏やかな味わい。すごく飲みやすい!
秋にしか出会えないのが残念でなりません。
酸味があるけどすぐに舌に馴染む。
この酸味が旨味をうまく引き立たせてくれます。
とろりとした口当たりがたまらん!
ひやおろしをマズイと感じた人の口コミ
たくさん飲むにはちょっと重い。
「ひやおろし」っていう言葉で酒を知らない連中を騙してるだけ。
たかが半年熟成させただけで旨くはならないのに割高になる。
ただの季節商材ですね。
熟成じゃなく明らかに老ねてるのがある。
熟成のノウハウが無さそうな蔵や保存状態が悪そうな販売店には要注意。
売れ残りコーナーの常連(笑)