丸山酒造場 新潟県上越市

丸山酒造場の概要

株式会社丸山酒造場は、新潟県上越市の酒蔵です。

代表的な銘柄は『雪中梅せっちゅうばい』です。

丸山酒造の歴史

北緯37度8分,東経138度21分、新潟県上越市三和区塔ノ輪、字名で真定寺山と呼ばれる山の麓。
日本海までは直線距離にしておよそ10km、高田平野の東縁部に位置し、東頸城丘陵を背に水田がひろがる里山の風景の中に酒蔵はあります。
古代の窯址の残る丘陵や古くは東大寺領吉田庄と伝える地域に近接し、冬季の積雪は平均で1m程度、蜻蛉が30種類以上も棲息するという環境の中で、伝統的な手づくりの麴と里山を水源とするやわらかな井戸水をつかって酒は醸されています。
北東に霊峰・米山を南西に妙高山・火打山・焼山の所謂「頸城三山」を望む高田平野は、
「五百万石」や「越淡麗」など酒米の有力産地の一つであり、越後杜氏4流派で最大規模を誇る頸城杜氏の本拠地です。
上杉謙信の居城「春日山城」や松平忠輝の城下町「高田」を中心とする周辺地域は、 県内屈指の銘醸地でもあります。

大切にしてきた製法

清酒製造業を始める明治30年10月以前、丸山氏は麴づくりを生業とし、遠く信濃国(長野県)まで販路を開いていたと伝えます。
そんな先人の記憶もあり、丸山酒造場では伝統的な手づくりの麴づくりをしています。
普通酒・本醸造・純米酒は箱麹法、それ以外の商品では蓋麹法による製麴を行います。

雪の中で咲かせる花

弊社が「雪中梅」という銘柄を使用したのは、昭和の初期から。
のちに第二次世界大戦から復員し企業整理で休ませられていた蔵を再開した丸山三郎治(丸山氏10世、4代目社長)が、すでに権利の失効していた商標の中から見つけて、「雪中梅」という言葉の雰囲気が気に入り、自社の酒に付けたものと言います。
明治期の末広鉄腸の政治小説と関連があるのかというお尋ねを頂く事があります。興味深いテーマではありますが、資料が無く現時点では未詳です。

疲れを癒す旨い酒

「雪中梅」の酒質を表現するときに、「淡麗旨口」という文句が使われます。
これはかつて一世を風靡した「淡麗辛口」を踏まえたもので、きれいな甘口タイプの酒を形容する表現として定着したように思われます。
新潟には凡そ90場の清酒製造場があり、それぞれ独自の製法や味を誇っています。ただしそれでも多少、地域ごとの特色は在るようです。
新潟県下で行われる市販酒研究会の分析値を見ると、県内で上越地方の清酒はやや甘口の部類に入ります。
基本的に地酒の消費地は酒蔵の地元ですので、これは、上越地域では県内平均よりもやや甘口の酒が飲まれているという事実を示すものと思います。

現在の「雪中梅」の味の方針を定めたのは、戦後に蔵を復活させた丸山三郎治(丸山氏10世,4代目)であったと言われています。
昔、清酒1升は大工の日当よりも高値であったと言います。
三郎治は酒の飲み過ぎでお客様の家計が苦しくなるようではいけないと考えたようです。
また、蔵の所在地は農村地帯であり周囲には農作業をする人々が多くいました。
身体を使って仕事を終えた後、一日の疲れを癒すには甘口のほうが旨いだろう、それも飲み過ぎてはためにならない、2合ほど晩酌して満足できるような味が良いだろうということで、「雪中梅」の味が決まったといいます。
爾来、その精神を受け継ぎ、丁寧な酒造りを心懸けて参りました。
里山に育まれた井戸水はドイツ硬度1前後(アメリカ硬度15-20mg/l)。「雪中梅」のやわらかな酒質はこの水の賜物です。

歴史の浅い酒蔵ではありますが、自然環境を守り、技術を磨き、情熱と真心をこめて、酒を醸しております。その酒が飲み手の皆様のお疲れを癒し、明日への希望を賦活するに足るものでありますれば、蔵元として幸いこれにすぐるものはございません。
これからも、お客様に喜んでいただけるよう、精進を続けてまいります。

丸山酒造場のアクセスと駐車場

JR上越妙高駅から車で25分
北越急行線うらがわら駅から車で15分
北陸道 上越ICより25分
北陸道 柿崎ICより25分
上信越道 上越高田ICより25分

【駐車場】
無料

丸山酒造場の住所と電話番号

株式会社丸山酒造場

〒942-0264
新潟県上越市三和区塔ノ輪617

TEL:025-532-2603
FAX:025-532-2535

丸山酒造場の見学

誠に恐れ入りますが、現在の処、酒蔵見学はお受けしておりません。

丸山酒造場のホームページ

丸山酒造場の通販・オンラインショップ

直販店はありません。

Posted by 新潟の地酒