越後伝衛門 新潟県新潟市
越後伝衛門の概要
株式会社越後伝衛門は、新潟県新潟市の酒蔵です。
代表的な銘柄は「タマキハル」です。
越後伝衛門の歴史
越後伝衛門は、1953年、日本錦酒造として創業。その後は越酒造・越乃蔵酒造と社名が変わります。
2000年には経営権が大分県の麦焼酎メーカーである老松酒造へと移ります。社名も株式会社越後伝衛門へと変わり、酒造りを続けていきました。
日本国内では若年層の日本酒離れが進んでいましたが、海外では日本酒の注目度が日に日に高まっていました。海外への進出計画が立ち上がりましたが、2019年のコロナ禍が蔵を直撃。計画は頓挫し、先行きの見えない状況に。2019年12月にはコロナ禍のあおりを受け製造停止。事実上の休業状態になってしまいます。その後は事業の売却先を探すこととなりました。
2021年7月に、東京都練馬区の酒販店「窪田屋商店」の6代目・加藤晃葵さんが事業を継承。越後伝衛門の蔵元杜氏として、たった一人で酒造りを始めました。2022年1月には試験醸造を開始します。
高品質のお酒を一人で造るための蔵の改修が2023年3月に完了。この年から本格的な事業が再開されました。
- “出品酒規格"の完全超小仕込み(総米300kg)
- 精米歩合50%に統一
- 吟醸造り、しかし特定名称は名乗らず普通酒扱い
- 901号酵母に統一
- 酒槽しぼり(手動圧)にて上槽
- ビン燗火入れ・ビン貯蔵、低温貯蔵
- 生酛漸近系普通速醸酛にて酛立て
- 四季醸造、かつたったひとりにて製造
越後伝衛門の想い
株式会社越後伝衛門
Mission
“豊かな社会を醸す”
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ひとくちのお酒と、ひとつの笑み。
その些細とも言える積み重ねは
“和醸良酒”という言葉があるように、
やがて大きな和を醸すものと信じています。
単にお酒をつくるだけでなく、その先の笑顔をつくっていく。
その役割を担い、豊かな社会の醸成を実現することが
使命であると考えています。
Vision
“ワールドワイド ナノブルワリー”
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小規模の醸造所で生産されるお酒を「マイクロブルワリー」
そして、より小さい単位でつくられるお酒のことは
「ナノブルワリー」と呼びます。
越後伝衛門のお酒は、ひとりの手によって醸造されています。
ゆえに年間につくられる量、いわゆる石数は限られています。
しかし、
石数の大小が味の優劣を決めるものではありません。
「美味しい」は、
あらゆる境界もなく、全ての人へフラットに訪れる歓びです。
あなたに、そして遠い海の向こうの彼方に、
ひとくちのお酒から広がる歓びを届ける。
そのような酒蔵を目指しています。
Value
“Back to the Basics”
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効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、
懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、
必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、
先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”
を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
越後伝衛門のアクセスと駐車場
日本海東北自動車道「豊栄新潟東港IC」より車で6分
JR「新潟駅」よりバスで45分
越後伝衛門の住所と電話番号
越後伝衛門の見学
酒蔵見学は行っておりません。
越後伝衛門のホームページ
越後伝衛門の通販・オンラインショップ
弊社では蔵での直接販売を行っておりません。
ご迷惑をお掛けいたしますが、お買い求めの際はお近くの特約店様までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。