
口コミ・レビュー
13 レビュー ( 4.5 out of 5 )
毎年11月になるとこれが出るのを今か今かと待っている。しぼりたて特有のピチピチしたガス感が口の中で跳ねて、生原酒らしい濃い旨みがドカンと広がる。だけどそこからのキレが本当に凄くて、かすかな苦味と一緒にスッと喉を通り過ぎていく。この「濃いのに重たくない」絶妙な口当たりが最高で、ついついグラスが進んでしまった。
グラスに注いだ瞬間、メロンを思わせるような青くてみずみずしい香りがふわりと広がって驚いた。麒麟山ってもっと男らしい香りのイメージがあったけれど、これはすごくフレッシュで華やか。新酒らしい若々しい穀物の甘い匂いも混ざっていて、飲む前からすごく優しい気持ちになれた。派手すぎないこの自然な香りがとても気に入っている。
仕事を終えて速攻で風呂に入り、冷蔵庫でキンキンに冷やした「雪冷え」の状態でグイッとやってみた。口に含んだ瞬間、冷たさの奥から五百万石のスッキリした酸味がガツンと立ってきて、一日の疲れが吹き飛ぶくらいシャキッとした。冷やすことで雑味が全く見えなくなり、フレッシュな辛口の勢いがストレートに喉に刺さるのがたまらなく良かった。
冷たい状態から飲み始めて、部屋の暖房で少しずつぬるくなっていく過程を楽しんだ。最初は酸味がキリッと立っていてシャープな印象だったけれど、常温の「冷や」に近づくにつれて、お米のふくよかな甘みがじわじわと前面に出てきた。温度が上がることで味の深みがどんどん増していく変化が面白く、最後まで飽きずにじっくり楽しめた。
このお酒のしっかりした酸度1.6というスペックを見て、今夜は奮発して鶏の塩ちゃんこ鍋を作って合わせてみた。これがもう大正解だった。鶏モモ肉のジューシーな脂や出汁のコクを、ぽたりぽたりの瑞々しい酸味が綺麗に受け止めてくれて、口の中がさっぱりする。お鍋の熱々と冷たいお酒のループが止まらなくなり、家族からも大好評だった。
精米歩合55%の純米吟醸クラスの生原酒が、この価格で手に入るのは本当に頭が下がる思いだ。この時期だけの贅沢だと思って毎年2本は確保するけれど、普段の安い冷奴やちくわの磯辺揚げみたいな大衆的なおかずにも気取らずに寄り添ってくれるのが嬉しい。家計に優しくてこれだけ満足感の高い冬の酒は、他になかなか見当たらないと思う。
日本酒度+2ということで、淡麗辛口の麒麟山としては少し甘めかと思いきや、しっかりとした酸度があるため、非常に引き締まったドライな印象を受けます。五百万石らしいスッキリとしたキレの良さと、生原酒特有のダイナミックな旨味のバランスが見事です。ネットでの評価が高いのも頷けるクオリティで、今年もリピート確定です。
酒屋のおじさんに「今入ったばかりだよ!」って激推しされて買っちゃいました。ラベルのデザインもなんだかお洒落で可愛い!友達と一緒に大皿の唐揚げを作って乾杯したんだけど、お肉の油っぽさをこのお酒がシュワッと流してくれる感じで、ものすごく美味しかった。フルーティーだけど甘すぎないから、ご飯を食べながらいくらでも飲めちゃう。
評判が良かったので初めて買ってみましたが、僕にはちょっと刺激が強すぎました。アルコール度数が16度あるせいか、一口飲むと喉がカッと熱くなる感じがして、新酒独特の酸っぱさも強く残る気がします。もっとお米のトロッとした甘い味を想像していたので、昔ながらのガツンとした強いお酒という印象で、少し飲みづらかったです。
いろいろな銘柄を浮気してきたが、やはり11月に飲むこの「ぽたりぽたり」は格別だ。五百万石という米の良さを綺麗に引き出しており、しぼりたての荒々しさの中に、蔵人の確かな技術を感じる澄んだ綺麗さがある。一年の終わりに差し掛かるこの時期に、寒さを感じながらこいつを喉に流し込む時、日本酒好きで良かったとしみじみ思う。
ぽたりぽたりきりんざん 五百万石
・分類:純米吟醸酒 生酒 原酒
・画像
(参照:麒麟山酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:麒麟山酒造株式会社)
奥阿賀の自然の恵みである新米「五百万石」で仕込みました。
しぼりたての鮮烈さ、純米酒のふくよかさ、
原酒の力強さをあわせ持つフレッシュな新酒です。わたしのこだわりの麒麟山
麒麟山酒造の社員と奥阿賀酒米研究会の皆さんとで丹精込めて栽培した地元・阿賀町産の酒米100%で醸した「ぽたりぽたりきりんざん」。
私は農家の皆さんと囲炉裏を囲み、具沢山の温かい鍋をつつきながらこのお酒を飲むのが大好きです。
収穫の喜びを分かち合い、今後の酒米作りについて和気あいあいと語り合いながら飲むぽたりは格別で、そしてこの上なく特別なお酒です。アグリ事業部・部長|伊藤 賢一
麒麟山酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 11月頃 |
| 精米歩合 | 55% |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | +2 |
| 酸度 | 1.6 |
蔵元情報

- 蔵元名:麒麟山酒造株式会社
- 代表銘柄:麒麟山(きりんざん)
- 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
- 創業:西暦1843年
- 蔵元からのPR:麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好み、「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。麒麟山酒造は今日でも、その信念を貫き続け、地元新潟の人々が日常生活の一部として楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けています。麒麟山酒造は奥阿賀産100%のお米づくりや、山を守る植林活動など、辛口な味わいと地域に根ざした酒造りにこだわっています。
日頃「麒麟山」を飲んでくださる人々のお陰で酒造りの理想を追い続けることができて、感謝の念に堪えません。
今後も奥阿賀の豊かな自然と伝統辛口の味わいを守っていく所存です。
蔵元おすすめ商品
麒麟山 ユキノシタ
奥阿賀の長い冬と、雪の下に潜む春の芽。大地の静かな力が込められた、ほどよい旨味と上品な香りのお酒です。
45℃の燗でどうぞ。
麒麟山 火鉢
「麒麟山 火鉢」は、熱燗を愉しむために造りました大吟醸です。
以下二つの推薦温度を飲み比べることで、熱燗の好みや面白さをご体感ください。
47.5℃ ‐ “味わい派”。上品な酸味と豊かな余韻が目立ちます。
50℃ – “香り派” 。迫力と抜け、香りの勢いが愉しめます。
麒麟山 FUMOTO
阿賀町の名峰、麒麟山の麓で酒を醸して約180年。
蔵直売所「FUMOTO」の限定酒をどうぞお楽しみください。
ぽたりぽたりきりんざん 五百万石の飲み方まとめ
『ぽたりぽたりきりんざん 五百万石』は、辛口のお酒です。
冷やしてお召し上がりください。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
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