Maison Aoi Farmer 新保 五百万石 by TSUBAME FARM

口コミ・レビュー
Maison Aoi Farmer 新保 五百万石 by TSUBAME FARM
・分類:普通酒
・画像
(参照:葵酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:葵酒造株式会社)
契約農家とともに、土地とお米の個性を醸す「Farmer」シリーズ。
空と山が一直線になる風光明媚な長岡市三島・新保の地で、TSUBAME FARMが育てた五百万石。東京農業大学を卒業し、地元に戻った8代目が、冬の間葵酒造のチームに加わり、自ら育てた米を自らの手で醸した一本です。洋梨のような爽やかで青い香りの奥にある柚子のような柑橘のニュアンス。口に含むと軽やかに広がる優しいお米の甘みと旨みに、心地よいミネラル。
8代目燕 潤輝さんの顔が思い浮かぶような明るいトーンの味わいです。TSUBAME FARMについて
TSUBAME FARMは、八代にわたって長岡市三島エリアで稲作を中心にえだまめや花きの栽培を行ってきた家族農家です。8代目の燕 潤輝さんは、東京農業大学で農学を学び、在学中から各地の農園で研修を重ねた後、地元・三島へ戻り、本格的に家業としての農業に向き合い始めます。
「量よりも、顔が見える相手にちゃんと届くものを」という考え方を大切に、オーガニックや慣行といった枠組みに過度に縛られることなく、届けたい相手が求める味や文脈に応じて、最適な選択を積み重ねています。
潤輝さんは、都市部からの農業体験ツアーの受け入れや、自身の言葉で農の営みを綴るZINEの発行など、農業を表現として三島の魅了を伝える活動にも力を入れています。
また、冬の間は葵酒造の酒造りに蔵人として参加してくれており、「自ら育てた米を、自らの手で醸す」という循環を実践しています。彼の育てるお米は葵酒造のメンバーも大好きで、みんなで食事をする時にもよく使わせていただいています。新保という土地について
新保という地名は、かつて沼地や湿地を切り拓いて生まれた「新しい土地」を意味し、水と向き合う営みの歴史を今に伝えています。空と山が一直線につながるような開放的な景観が広がり、季節の移ろいを遮るものがない、とても気持ちが良い場所です。
春には水を張った田が空を映し、夏には稲が風を受けて一斉に揺れ、秋には収穫を迎え、冬には一面が静かな雪景色に変わります。田植えから稲刈りの期間だけでなく、一年を通して、一枚一枚の田んぼの状態を細かく見極めながら管理を行っているとのこと。
面積を広げて効率を追うのではなく、田ごとの個性や変化に応答する農業。その密度の高い向き合い方が、この土地の風景と相まって、TSUBAME FARMならではの圃場環境を形づくっています。収穫された五百万石と仕上がりについて
夏場は高温の日が続き、水管理と雑草対策に特に神経を使う年だったそう。とりわけ、色彩選別機での除去が難しい豆科の雑草が発生しやすかったため、収穫前に適宜手作業で取り除く必要がありました。管理がしやすい平場の新保の土地の利点を活かし、しっかりと手をかけた結果、日照量の多さを生かした質の良いお米ができたとのことです。
醸造面では、いわゆる「溶けやすい」タイプではなかったものの、米自体の味わいがはっきりと感じられました。実際、蒸米や麹の段階で味わいがしっかりしており、出来上がったお酒にもお米の甘み旨みがしっかりと。燕さんのお米のポテンシャルの高さを感じる仕上がりでした。途中から急に水を吸わなくなるなど、造り手の技量が試される場面もありましたが、育て手である潤輝さん自らがしっかりと丁寧に醸し、彼の人柄を感じる温かくも奥行きのある素敵な日本酒になりました。
葵酒造株式会社
醸造責任者 阿部から見た
Maison Aoi 新保 – 五百万石醸造の過程を通して感じたのは、TSUBAME FARMの五百万石はとても元気で活発、どこか自由奔放な印象を持ったお米だということです。吸水も調子よく進み、しっかり吸っていると思ったら、急にさらに吸ってみたりと、こちらの想定を少し超えてくる場面もありました。正直なところ、扱う上で少し苦労する部分もありましたが、麹造りに入ると温度をどんどん引き上げてくれ、結果としてとても力のある、しっかりとした麹ができたと感じています。
発酵の様子を振り返ると、終始、育て手である燕さんの姿が頭に浮かぶような醪だったように思います。一見すると明るく、勢いのある発酵ですが、その奥にはしっかりと考えられた芯があり、陽のようでいて、どこか陰も感じさせる。そのバランスこそが燕さんの魅力であり、お酒にもきちんとその「節」が表れています。香りはしっかりと立ち、口に含むとまず明るい香りとともに甘みが広がります。第一印象はとても開けていて、どこか陽の気配を感じさせるのですが、飲み進めるにつれて、渋味と旨みが静かに余韻として残り、気づけば少しずつ内側へと引き込まれていく。そんな、陽から陰へと自然に移ろう表情を持った一本になったと感じています。
蔵元 青木から見た
Maison Aoi 新保 – 五百万石長岡産のお米の入手を模索していたときに、弟から、大学の後輩に長岡の大きなお米農家の跡取りで長岡でお米を作っている人がいる、という話を聞きました。そんな偶然があるんだと思いながら紹介を受けお会いした燕さんは、太陽のような雰囲気を纏いつつ周りへの配慮も欠かさない ザ・好青年。蔵のメンバーとの相性も良く、そのまま自然と冬の酒造りも手伝ってもらうことになり、ご実家のTSUBAME FARMさんからお米も分けてもらえることになりました。
燕さんのお米をつかい、燕さんも仕込みに入って造ったお酒の味わいは、私たちが持つ燕さんのイメージにかなり近いように思います。長岡の若く勢いのある農家さんを思い浮かべながら楽しんでいただけたら何よりです。
スペック表
| 地区 | 中越 |
| 販売時期 | 限定 |
| 精米歩合 | 非公開 |
| 原料米 | 五百万石 |
| アルコール度 | 13度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:葵酒造株式会社
- 代表銘柄:Maison Aoi
- 住所:新潟県長岡市地蔵1-8-2
- 創業:安政年間
- 蔵元からのPR:蔵の始まりは江戸時代、安政年間(1854~1860年)と伝えられ、160年以上前に遡ります。長岡の地で長く酒造りを行ってきた煉瓦造りの酒蔵は大正時代につくられたもので、国の登録有形文化財に指定されています。長岡を意味する「長陵」を主要銘柄に持ち、地域に寄り添った酒を醸してきたこれまでの蔵の歴史を、2024年から新しいチームが受け継ぎます。長岡から日本全国、更に海外へ目を向け、人々の心に響く日本酒を醸す。脈々と続いてきた日本酒の文化に、今の時代にあった観点を加えていく。私たちは、酒造りという営みを通して、地域の皆様と共に、この地をいっそう面白く、古きを知る新しい酒蔵を目指していきます。
蔵元おすすめ商品
Maison Aoi Untitled 04
リンゴ、パイナップルや白い花を思わせる華やかで上品な香りに、ほのかに蜜のニュアンス。
口に含むと、果実味とやわらかな甘みがほどよく広がり、心地よい余韻がゆったりと続きます。
Maison Aoi 白菫
メロンやグレープフルーツを思わせる爽やかな香りに、その名の通りすみれの花を思わせる奥ゆかしいニュアンス。シャープな酸と丸みのある旨味、ミネラル感が調和し、キレの良い後口へと続きます。美山錦らしい品のある透明感の中に、芯のある味わいを備えた一本です。
シャープな酸とドライな味わいをもつ白菫には、素材の輪郭がはっきりしたお料理を。白身魚の塩焼きや、貝類の酒蒸し、出汁を効かせた和食など、旨味を引き算で表現した一皿がおすすめ。少し温度を上げることで、料理の旨味とともに酒の丸みが心地よく広がります。
Select 長陵 熟成酒 五百万石
二〇一八年に醸造された「五百万石」六七%磨きの純米原酒を、蔵出しの日まで低温熟成。長年の熟成とは裏腹な軽快な口当たりと、煮詰めた林檎や杏子の果実味。穏やかな後味には、熟成の深みと静かな余韻が滲む。常温から熱燗でぜひ。
Maison Aoi Farmer 新保 五百万石 by TSUBAME FARMの飲み方まとめ
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |
『Maison Aoi Farmer 新保 五百万石 by TSUBAME FARM』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。












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