VESICA PISCIS タマキハル -環割-

口コミ・レビュー
VESICA PISCIS タマキハル -環割-
・分類:普通酒
・画像
(参照:新潟 長谷川屋)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後伝衛門)
「たまきはる」とは枕詞のひとつで、「命」・「世」などに掛かります。
しかしながら掛かり方など、詳細不明の枕詞としても有名で、その謎めいた背景に惹かれてこれを酒銘としました。
ロゴの円のひとつは、よく見ると外円に接続しており、アルファベットの「Q」にみえるように指示しました。
この「Q」にもさまざまな意味を込めていますが、上述と関係するものとして「Question」が挙げられ、一種の謎めかした雰囲気を補強する役割を果たしています。円がふたつ交わった図像(厳密にいえばその中心にできた楕円形)は"ヴェシカ・バイシス"と呼ばれ、神聖幾何学では「あらゆるものの、はじまりのかたち」と云われています。
原始キリストのシンボルでもあります。
酒造りを行い、初めてできたお酒ですので、まさに「これからのはじまり」を告げるにふさわしいモチーフだと思い、採用しました。また上記酒銘との親和性(「命・世」など)も高く、トータルで気に入っております。〇をふたつ重ねる、その図像から「無限∞」や「8」を想像することは容易です。僕が(19)88年生まれであったり、継承した酒蔵が県内で88番目の蔵であったり(お願いした作家さんも88年生)、88を「八十八」にすると米になったりと、おもしろい偶然に引き寄せられております。
株式会社越後伝衛門
しかしながら∞は「無限ループ」という言葉もあるように、始まりも終わりもない「永遠の無」がつづくことも含意されていると僕は考えています。
生産者である以上、生み出さなくてはいけず、この円環を抜け出し先に進ませなくてはなりません。
それが「タマキハル(僕は当て字で「環割」としました)であり、「命」であり、「8から9(=Q)」であります。
ヴェシカ・バイシス内やほかのモチーフには、「稲・酵母・水」などを使用しました。それらが混じりあって「お酒」になることを含ませています。
また作家さんの計らいで(?)龍の顔のようなもの(88年生まれは辰年)が描かれていますが、無限はウロボロスもイメージできるように「蛇」がかかわってきます。
スペック表
地区 | 下越 |
販売時期 | 限定 |
精米歩合 | 50% |
原料米 | 越淡麗 |
アルコール度 | 15度 |
日本酒度 | |
酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後伝衛門
- 代表銘柄:タマキハル
- 住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
- 創業:西暦1953年
- 蔵元からのPR:効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
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個人的にめっちゃ好きなバランス!
ラムネっぽいような、グリーンっぽいような、清涼感ある香り!
膨らみあるけど、スッと消えていく涼しさもあります!最後はキュッと渋が舌をくすぐります。
赤ワインと同じ温度帯で飲むのが僕は好き!
VESICA PISCIS タマキハル -環割-の飲み方まとめ
「雪冷え」 5℃ | |
「花冷え」 10℃ | |
「涼冷え」 15℃ | ◎ |
「冷や」 20℃ | ◎ |
「日向燗」 30℃ | ◎ |
「人肌燗」 35℃ | ◎ |
「ぬる燗」 40℃ | ◎ |
「上燗」 45℃ | ◎ |
「熱燗」 50℃ | |
「飛び切り燗」 55℃ |
『VESICA PISCIS タマキハル -環割-』は、やや辛口のお酒です。
幅広い温度帯でお楽しみいただけます。