
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
渡船6号という希少米に惹かれて購入した。口に含んだ瞬間は50%精米らしいすっきりとした透明感があるが、すぐにしっかりとした米の旨味と骨太なキレが追いかけてくる。甘さに逃げない硬派な口当たりで、後味の引き際がとにかく見事。飲み飽きしない最高の食中酒だと感じた。
開栓した時の香りは控えめで、バナナやリンゴのような華やかさとは違う、どこか穀物のぬくもりを感じさせる落ち着いた立ち上りだった。「誰そ彼」という名の通り、夕暮れ時にしっぽり飲むのにぴったりな独特の情緒がある。このじんわりと広がる渋みと奥深い香気は、最近の流行り酒にはない魅力だと思う。
冷蔵庫から出して10分ほど置いた10度くらい(花冷え)で飲んでみた。キンキンに冷えている時よりも酸味と旨味のバランスが際立って、口の中でパッと味が開く感じがした。アルコール度数16度らしい飲み応えもしっかりあって、冷たいのにどこか温かみのある味わい。仕事終わりの身体に染み渡る旨さだった。
最初は冷やして飲んでみたばって、常温に近づくにつれて米の味がどんどん太くなって驚いた気す。日向燗くらいまで少しぬるめに温めてみたら、カドが取れてまろやかさが増して、めぐせくらいスイスイ飲めてまったな。温度でここまで表情が変わる酒は、飲んでて本当に楽しいでば。
今夜は脂ののったブリの塩焼きと、じっくり煮込んだ角煮に合わせてみた。酒自体の酸味とキレがしっかりしているので、油っぽさを綺麗に流してくれて相性が抜群だった。甘ったるくないから料理の味を邪魔せず、一口飲むごとに次の料理が食べたくなる。晩酌の食卓をワンランク上げてくれる名脇役だと思う。
渡船6号を使って50%まで磨いてある限定酒ということで購入。毎日の晩酌で飲むにはちょっと贅沢かと思ったが、このクオリティなら十分すぎるほど元が取れると感じた。一升瓶でちびちび大事に飲んでいるが、開栓してから数日経つとさらに角が取れて美味しくなる。手に入るうちにまた買っておきたい。
珍しいラベルと蔵元さんのこだわりに惹かれて取り寄せました。梱包も丁寧で期待通り!冷酒で飲むとすっきり爽やか、少し置いて常温になると旨味が深まり、1本で何度も美味しいお得な日本酒でした。日本酒好きの父にプレゼントしたら「どこでこんな珍しいもの見つけたんだ」とすごく喜ばれました。
パッケージの雰囲気が良すぎてジャケ買いしたんだけど、これ当たりだった!越後伝衛門さんの酒は初めて飲んだけど、渡船6号の旨味がぎゅっと詰まってて最高。日向燗(30度)くらいに少しだけ温めるのが個人的にドハマり。夕暮れ時にベランダで風に当たりながら飲むのが最近の癒やしタイムになってる。
普段は華やかで甘口のフルーティーな日本酒ばかり飲んでいるので、私には少し渋みが強くて硬い印象だった。アルコール感も16度としっかりあって、冷やして飲んでも結構ガツンと来る。父にあげたら「これぞ酒だ!」と大絶賛していたので、昔ながらの旨口・辛口が好きな通の人にはハマるお酒なんだと思う。
新潟の越後伝衛門が醸す「VESICA PISCIS 誰そ彼 渡る舟」。新潟酒らしい綺麗な淡麗さの根底に、原種米である渡船ならではの力強いコクがしっかり流れている逸品だ。10℃の涼冷えから30℃の日向燗まで、温度によって万華鏡のように味わいが変わる。造り手の真摯な仕事ぶりが伝わる素晴らしい完成度だった。
VESICA PISCIS 誰そ彼 渡る舟 -たそがれ-
・分類:普通酒
・画像
(参照:新潟 長谷川屋)
商品説明・特徴など
▼テイスティングコメント
常温にて
上立ち香:穏やかながらブドウの香り、白百合
含み:デキストリンを含んだテクスチャ。入口はやや甘を含んだ酸と渋。奥から白玉粉と新緑
含み香:乏しい
中盤域:中程度の奥行、立体感うすい。コメ由来のミネラリーあり、硬いタッチ、コメの力強さ
終盤域:乳酸ニュアンス
余韻域:飲み続けていくとジワジワと渋が舌にくる▼ラベルと名前の由来
株式会社越後伝衛門
「渡舟(6号)」という酒米やその来歴から、まず連想したのが「ノアの箱舟(創世記6章~)」でした。
40日に渡る航海(醪日数と似ている!)によって大災害を逃れたという流れを追い、オリーブをくわえた鳩、荒波(大洪水)などをモチーフに、今回も同い年の切り絵作家、下村優介さんにお願いしました。マストには全ラベルに共通のヴェシカパイシスを入れてもらいました。
渡舟は正体不明の酒米として有名であり、一説には九州から来た雄町だろうと云われていますが(命名は「舟を渡ってきたこと」に由来すると云われています)、触った感じ、やはり雄町とは別物の印象を受けました。
とにかくコメがでかい笑。50%磨いてもデカい!で、麹が作りにくい!いうことを聞かない、苦労した米です。
この「正体不明」や「未知」「謎めいた」感じを、誰そ彼(たそかれ、「黄昏」の語源です)として表現しました。
黄昏はまた、ひとつの盛りが過ぎた、などネガティブな意味も含みますが、そこを「渡って=乗り越えて」いく舟を描くことで、再挑戦、新天地、心機一転、などポジティブへの好転を期待して名付けました。
また、陽が落ちる(黄昏時になる)時間の経過をグラデーションで表現することにより、「熟成」を暗示するようにしています。
当初、渡舟は熟成させてから出す計画でした。なんとなく、そんな印象を受けていたためです。 意外にも早出しできるコメ(味)だったので、寝かす用と早出し用とを作ろうと思っています。
当然ながら、上述のノアの箱舟(長い時間の航海)とも掛かっています。結果、長ったらしい名前になり申し訳ないのですが、通称「たそがれ」あるいは(そのまま)「わたりぶね」として親しんでいただけましたら幸いです。
これからの門出や新天地に向けて、あるいは困難に立ち向かう際の景気付けとしてもご活用いただけましたら幸いです。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 限定 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 渡船6号 |
| アルコール度 | 16度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後伝衛門
- 代表銘柄:タマキハル
- 住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
- 創業:西暦1953年
- 蔵元からのPR:効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
蔵元おすすめ商品
VESICA PISCIS タマキハル -環割-
爽やか綺麗なタイプであり、始まりの酒。
「ベーシック」「王道感」を醸し出している。
このタマキハルは僕の始まりのお酒でもあります。初仕込みのモチベーションを忘れずに、越淡麗の酒で一番手になるようなお酒を目指します。
VESICA PISCIS 東洋坂 -トヨサカ- おりがらみ
東洋坂のにごりタイプです。
VESICA PISCIS 独身者の機械
不文律に従い、ピンクっぽいラベルで愛山感を演出
コンプレックスハーモニーによる不調和の調和
愛山独特の甘みは控えめで、一部のアイヤマンからは賛否ありそうですが、伝衛門シリーズのなかで最もドリンカビリティの高い一本となりました。
VESICA PISCIS 誰そ彼 渡る舟 -たそがれ-の飲み方まとめ
『VESICA PISCIS 誰そ彼 渡る舟 -たそがれ-』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |




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