VESICA PISCIS ハイネ -高嶺-

口コミ・レビュー
VESICA PISCIS ハイネ -高嶺-
・分類:普通酒
・画像
(参照:有限会社伊勢五本店)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後伝衛門)
【官能評価】
冷にて。上立ち香には花のニュアンス。微量のカプリル酸とカプロン酸。含むと青りんご+乳酸の若い酸にスポーツ飲料様の甘(ぶどう糖)が少し含み香は乏しく、微かに柑橘系。終盤域は酸で切り、味切れは早い。余韻域の渋は奥底から駆け上がるように現れ、舌で踊る。
かすみ酒でありながら恐ろしく 濁りのない味。
どんちゃん騒ぎの喧騒のなかにあっても、上品に佇む気品ある女性が霞の先に見える。【名前の由来】
株式会社越後伝衛門
高嶺錦(たかね錦)の「高嶺(High 嶺)」に由来。
切り絵モチーフはドイツの詩人ハインリヒ・ハイネから連想しました。ただし、高嶺(錦)のニュアンスもラベルに取り入れたかったので、「高嶺の花」から連想して、高貴な女性を描いています。淑女のように花で口元を隠しています。言わぬが花。ハイネの名言「香りとは花の感情だ」から、上品に香る上立ち香を出そうと考えました。手に入らない様子や妖艶さ、高貴さを想起させるよう、カラーは紫色にしています。ブレスレットにはこれまでの切り絵ラベルに共通の「Vesica Piscis (ヴェシカ・パイシス)」が描かれています。
一方で伝衛門シリーズのなかでも(GOZと並んで)エントリーモデルとして飲み手さんに手に取っていただけるよう、味わいはポップな感じになるよう努めました!
甘酸の単調さでは飲み飽きしてしまうので、オリを絡め四方から飛んでくる複雑味でアクセントをつけようと考えました。ただし、アミノ酸を低く抑える手法により、クドさではなく涼しさを感じていただけるような造りを心掛けました。
スペック表
地区 | 下越 |
販売時期 | 限定 |
精米歩合 | 50% |
原料米 | 高嶺錦 |
アルコール度 | 14.5度 |
日本酒度 | |
酸度 | 2.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後伝衛門
- 代表銘柄:タマキハル
- 住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
- 創業:西暦1953年
- 蔵元からのPR:効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
蔵元おすすめ商品
VESICA PISCIS GOZ -ゴズ- にごり生原酒
シルキーな口当たりを生むきめ細やかな、にごり。
清涼感ある柑橘の香りや、奥にオリ由来の白玉のような優しいお米の香り。
クリーミーで艶やか、フレッシュな味わい。ピュアピュアな酒です。
VESICA PISCIS 東洋坂 -トヨサカ-
降りしきる猛吹雪の上り坂を登るイメージは、酒米「吟吹雪」とかけており、また今後険しい道を登っていく辛さ、困難さを自身の心象風景として描いてもらいました。
最初は女性の顔が見えていたのですが、あえて雪で覆うように指定し、即物的(具像的)なものではなく抽象化されていく様を表現し、官能(評価)の世界へいざなう暗示として描いています。
Passage Sans Sun
グレープフルーツ!!
ジューシー! グレフルの果皮のビターもうっすら!
オトナのグレープフルーツジュースです!!
まだまだ暑いから冷やしてどうぞ!
VESICA PISCIS ハイネ -高嶺-の飲み方まとめ
「雪冷え」 5℃ | ◎ |
「花冷え」 10℃ | ◎ |
「涼冷え」 15℃ | ◎ |
「冷や」 20℃ | |
「日向燗」 30℃ | |
「人肌燗」 35℃ | |
「ぬる燗」 40℃ | |
「上燗」 45℃ | |
「熱燗」 50℃ | |
「飛び切り燗」 55℃ |
『VESICA PISCIS ハイネ -高嶺-』は、やや甘口のお酒です。
冷やしてお召し上がりください。