ヒメノイ calm -穏やか- カーム

口コミ・レビュー
ヒメノイ calm ‐穏やか‐ カーム
・分類 純米酒 原酒
・画像
(参照:石塚酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:石塚酒造株式会社)
リンゴの甘みと酸味をイメージして穏やかな気分になれるようなお酒を目指しました。文字の横にはのんびり穏やかなイメージで雲のイラストを。
蔵伝統のもち米四段仕込み(※)の芳醇さと乳酸菌酒母(※)のまろやかな酸味が特徴のお酒です。
アルコール20%程で濃厚なお酒であるかめぐち酒(原酒)が看板商品である当蔵ですが、濃厚な味わいが好まれる一方でアルコール度数が高すぎて飲みにくいという声も聞かれました。そこでより飲みやすいようにアルコール度数16%程でありながらかめぐちの味わいを継承したような濃厚な原酒を造りたいという想いからできたお酒がカームです。リンゴのような甘みと酸味がでるようにイメージして造りを行っています。
2022年に仕込んだ分から酒母を乳酸菌酒母にしました。酒母には通常乳酸を添加しますが、「酒造りに関わるものすべてを微生物によるもので造り上げたい。」という想いから、酒母の造りを変更しました。この酒母で作ることにより前年まで1.6程度であった酸度が2.0になりました。乳酸の割合が多くなったと考えられるので味わいはよりマイルドになったと思います。
※モチ米四段仕込:仕込の最後に総米の7%程を投入してしっかり甘みとコクをつける方法。石塚酒造のお酒のほとんどはこの製法で造っています。しっかり甘みとコクも出ながら後味がすっきりとするお酒になるような感じがします。
※乳酸菌酒母(高温糖化乳酸菌添加酒母)=乳酸を直接添加するのでなく、乳酸菌を入れることで乳酸を作り出し酵母以外の菌を抑制する酒母。速醸酒母に比べ、味の幅に広がりがでます。現代版山廃?
トマトの酸味とモツァレラチーズ
さっぱりしたコクと甘みのあるカプレーゼなんかも相性よさそうです。
しっかり冷やして冷酒がおすすめです。
地区:中越
販売時期:通年販売
精米歩合:65%
原料米:五百万石・モチ米
アルコール度:16度
日本酒度:-10
酸度:2.0
蔵元情報
・蔵元名:石塚酒造株式会社
・代表銘柄:姫の井(ひめのい)
・住所:新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2
・創業:西暦1912年
・蔵元からのPR:四段目にモチ米を使った、数少ない製法を続けています。だから、端麗辛口だけではなく、コクと旨味がある酒に仕上がっています。
蔵元おすすめ商品
ヒメノイ mochimo50 モチモ おりがらみ
mochimoのおりがらみバージョン。もともと秋口まで熟成させる予定が、中間の仕上がりが素晴らしく急遽商品化。
マスカット風の甘みそのままに、かすかなガス感が心地よく、クセになる人続出の純米大吟醸。
ヒメノイ scent -香り- セント
青りんご+洋ナシのような香りのあるお酒です。純米大吟醸規格で製造しています。
食事の相性を考えず,乾杯酒もしくは単独でじっくり味わってもらいたいと思いつくりました。
食事などと合わせる場合は、香りや甘みも強いのでデザートなど甘みが強いものと相性がいいかと思います。フルーツと合わせるものおすすめです。冷酒だとより切れのいいすっきり感を味わえます。常温ですとより香りが開く印象です。
ヒメノイ ricura リクラ
リクラは「リンゴ酸」「クエン酸」「ラクティックアシッド(乳酸)」を当社で出せる限り、出したお酒です。各酸味の頭文字を取ってリクラです。
いっぱい出た酸『達』を酸と相性の良いもち米四段仕込みの甘みが上手くまとめられるか?に挑戦しました。芳醇な酸味をもち米四段仕込の甘みとコクが包み込み最後にほのかな苦みが締めてくれます。アンズのような印象です。アルコール度数は13度台と比較的低めですが、次回の造りではもう少し低くしても面白いかなと思っています。
ヒメノイ calm -穏やか- カームの飲み方まとめ
「雪冷え」 5℃ | ◎ |
「花冷え」 10℃ | ◎ |
「涼冷え」 15℃ | ◎ |
「冷や」 20℃ | ◎ |
「日向燗」 30℃ | |
「人肌燗」 35℃ | |
「ぬる燗」 40℃ | |
「上燗」 45℃ | |
「熱燗」 50℃ | |
「飛び切り燗」 55℃ |
『ヒメノイ calm -穏やか- カーム』は、甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。