Passage Bitter End

口コミ・レビュー
Passage Bitter End
・分類:普通酒
・画像
(参照:株式会社長谷川屋)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後伝衛門)
【ざっくり知りたい人向け】
サザエの先っちょとか、ゼンマイ、チョコやコーヒー…苦味は、大人の味わい。
今回は苦に特化したお酒です!
苦味単体だと重いから、ジビエとかレバー、あるいは甘いものと合わせてみてください!
苦から旨へ!【じっくり知りたい人向け】
お酒の評価だとよく「苦渋」でまとめられるのですが、コーヒーとお茶みたいなもので、もう少し棲み分けてもいいんじゃないかと思っております。
特に伝衛門では終盤域から余韻域にかけての「渋」に酒質の軸を置いているため、「苦」との差別化は必要であると感じておりました。
ですので今回はアンチテーゼとして「苦」特化の酒質を造りました。
私見では、「苦」は結構ボディ感があるというか、味わいとしては重く感じるのですが、「渋」は舌をくすぐるような軽快な刺激だと思っています。
「苦」に関しては味わいですので、麹由来、お米由来、酵母由来と、各工程ごとに意図的に引き出すことができます。伝衛門シリーズとしては独特な位置付けで、狙っている酒質と真逆ではありますが、もう二度と造る予定もなく、ここまで苦味をだしたお酒もそうそう無いので、居酒屋さんで見かけたらちょこっとお試しいただけますと幸いです。
願わくば、これからの通常の伝衛門シリーズは「苦渋」ではなく「渋」で語られたらいいなぁ。
株式会社越後伝衛門
スペック表
地区 | 下越 |
販売時期 | 限定 |
精米歩合 | 55% |
原料米 | 五百万石 |
アルコール度 | 16度 |
日本酒度 | +6 |
酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後伝衛門
- 代表銘柄:タマキハル
- 住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
- 創業:西暦1953年
- 蔵元からのPR:効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
蔵元おすすめ商品
VESICA PISCIS ミシャグチ -石神-
キチンと微生物たちが勝手に生きて勝手に死んでいくので、ほぼ温度管理せずに上槽までいきました。
なので醪期間中いっさいの追い水をしておらず、普段のお酒よりやや水が詰まっています。
すなわち完全に無調整のお酒になっております。アタックから中盤域までは密度が高いのかあらゆる味わいが多角的に押し寄せます。終盤からはスッと切れ収束(終息)に向かっていきます。余韻域には澁がアクセントに。個人的に好きな仕上がりになりました。
VESICA PISCIS 東洋坂 -トヨサカ- 無濾過生原酒
特徴的な味わい表現できるので、伝衛門の中核を担うシリーズとして位置づけています。
飲むと一見雑味が多いと感じられるかも知れませんが、軟水山廃でありながらアミノ酸は0.95と低いため、「雑味」というよりかは吟吹雪の持つ「複雑味」ととらえてほしいところです。
個人的には畳の部屋か縁側で、(二つの意味で)アテもない自省を繰り返しながら、じっくり味わって欲しいお酒です。
Passage FLAT EARTH
ラフランスみたい!
だんだん寒くなってきたので、ちょい冷やとかぬる〜く燗付けしたらうまい!
生ハムとかブルーチーズとあわせてみて!ぜひ!
Passage Bitter Endの飲み方まとめ
「雪冷え」 5℃ | |
「花冷え」 10℃ | |
「涼冷え」 15℃ | |
「冷や」 20℃ | |
「日向燗」 30℃ | |
「人肌燗」 35℃ | |
「ぬる燗」 40℃ | |
「上燗」 45℃ | |
「熱燗」 50℃ | |
「飛び切り燗」 55℃ |
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