
口コミ・レビュー
11 レビュー ( 4.5 out of 5 )
日本酒度マイナス23という数字を見て、どんなものかと興味本位で試してみた。口に入れた瞬間に広がるトロッとした濃厚な甘みに、良い意味で頭を殴られたような衝撃を受けた。でも、ただ甘いだけじゃなくて、1.6あるという酸味が全体をキュッと引き締めているから、後味が全然しつこくない。16.9度という度数の高さもしっかりあって、とろけるような口当たりと力強い飲みごたえが同居した、ものすごく濃密な時間を過ごせたと思う。
グラスに注いで鼻を近づけた瞬間、蜂蜜や熟しきった桃のような、濃密で甘美な香りがぶわっと広がって、それだけでうっとりしてしまった。穀物っぽいお米の匂いは奥に隠れていて、まるで上質なデザートワインを開けたときのような華やかさがある。口に含むと、その香りがそのまま濃厚なジュースのように広がっていくのを感じた。磨き38%の上品さもしっかりあって、雑味がなくどこまでもリッチな香りに包まれる感覚だった。
10℃くらいの「花冷え」の状態で、しっかり冷やして飲んでみた。冷たい状態だと、マイナス23の強烈な甘みが少し引き締まって、まるで贅沢なフルーツ果汁を飲んでいるような贅沢な感覚になった。酸味もしっかり立っていて、甘酸っぱさが口の中で弾ける感じが本当にたまらない。度数が17度近くあるから、冷たくて飲みやすくても後からしっかり体が温まってくる。お風呂上がりの贅沢な一杯として、冷酒で飲むには最高の仕上がりだと感じた。
大吟醸をお燗にするなんて、最初は贅沢すぎると思ったばって、30℃の日向燗にしてみたら、これがたまげた旨さだっちゃ。温度が少し上がると、冷やしていた時には分からなかったお米のふくよかなコクと、甘みがさらに優しく丸くなって口いっぱいに広がるのさ。酸味もツンとしないで、お酒全体にじんわり馴染んでいく感じでなぁ。冷たい酒もいいばって、このお酒は少し温めることで、本当の懐の深さが出てくるお酒だと思ったっちゃ。
このお酒の濃厚な甘酸っぱさを知って、普通の和食じゃなく、あえて塩気の強いブルーチーズや、ドライイチジクを合わせてみた。これが本当に大正解で、チーズの強烈な塩気とお酒のマイナス23の濃厚な甘みが口の中でとろけ合って、最高の大人のデザートになった。クラッカーに少し蜂蜜を塗って、このお酒をすするだけでも、高級なバーにいるような気分に浸れた。食事の後に、ゆっくり時間をかけておつまみと合わせたい特別なお酒だと思う。
精米歩合38%の越淡麗で、これだけ突き抜けた甘口に仕上げるというのは、蔵元の並々ならぬこだわりを感じる。価格はそれなりにするけれど、この濃密な味わいと、グラス1杯で得られる圧倒的な満足感を考えれば、むしろ非常に価値のある買い物だと思う。毎日ダラダラと飲む酒ではなく、一週間の仕事を完璧に終えた土曜日の夕暮れ時に、ワイングラスで1杯だけ贅沢に味わう。そんな特別な時間の相棒として、最高のコスパを誇るお酒だと感じた。
「新潟のイメージを覆す極甘口」というレビューをネットで見て購入。届いてすぐに15℃くらいの「涼冷え」で飲んでみた。一口目で「うわ、甘い!」と思ったけれど、すぐに綺麗な酸味が追いかけてきて、喉を通る時は驚くほどサラリと切れていく。ECサイトの書き込み通り、甘口なのに全然ベタつかないのは、やっぱり38%までお米を磨き上げているからなんだろう。日本酒の新しい扉を開けてくれたような、本当に素晴らしい体験ができた。
ネットで「日本酒度マイナス23の衝撃」って投稿を見てソッコーでゲットした。大吟醸の綺麗なイメージのまま飲むと、その濃厚すぎる甘みとジューシーな酸味のギャップにマジでビビると思う。16.9度あるから、ガツンとくるアルコール感もあって、チビチビ飲んでもしっかり酔える。ボトルもおしゃれだし、味のインパクトが凄いから、宅飲みとかで友達にドヤ顔で出しながら、みんなでワイワイ感想を言い合って飲むのにも最高の一本だと感じた。
地元の王紋さんが作った新発田のお酒ということで期待して飲んだが、私のような古い人間には少々面食らう味だった。お米の磨き方や雑味のなさは見事だし、酸味の利かせ方も上手いとは思う。しかし、日本酒度マイナス23というのは、いささか甘みが強すぎて、私が愛してきた「キリッと辛くて一本芯の通った新潟の淡麗酒」とは大きくかけ離れていると感じた。現代風の甘口が好きな若い人には絶賛されるのだろうが、好みがハッキリ分かれる酒だ。
総括として、この「蔵春閣」は、伝統的な新潟の淡麗辛口という枠組みに敢えて挑戦し、見事な成果を収めた記念碑的な一本であると言える。マイナス23という極端な甘口でありながら、酸度1.6という計算された酸が見事に機能しており、味わいに立体感を生み出している。16.9度という高めのアルコール度が、その甘みと酸味をしっかりと後ろから支えており、全体のバランスが崩れていない。蔵元の高い技術力と挑戦的な姿勢に、心から敬意を表したい。
純米大吟醸 蔵春閣
・分類 純米大吟醸酒
・画像
(参照:王紋酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:王紋酒造株式会社)
蔵春閣(ぞうしゅんかく)は、1912年(明治45年)に東京の向島、隅田川沿いに建てられた大倉喜八郎の別邸です。 当時は、政財界の大物や、海外からの賓客をもてなすための迎賓館として、歴代首相や渋沢栄一も訪れた事があるといわれています。 建築面積254.50平方メートル、延べ床面積398.50平方メートルの二階建。2022年、(公財)大倉文化財団から新発田市に寄贈され、 2023年4月に大倉喜八郎翁ゆかりの東公園に移築されました。
その完成を記念し醸した純米大吟醸を、心ゆくまでご堪能ください。
王紋酒造株式会社
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 38% |
| 原料米 | 越淡麗 |
| アルコール度 | 16.9度 |
| 日本酒度 | -23 |
| 酸度 | 1.6 |
蔵元情報

- 蔵元名:王紋酒造株式会社
- 代表銘柄:王紋(おうもん)
- 住所:新潟県新発田市本町1丁目7番5号
- 創業:西暦1790年
- 蔵元からのPR:「米と水と気候と技術を生かした、品質の高い清酒を造り続ける」を理念にしております。
創業より二百有余年。酒造りには変わらない思いを持ち続け、地元の良質な米と水、酒造りに適した気候、そして歴史を重んじながらも進化し続ける越後杜氏の技術から生まれる清酒。
良質で芳醇、とてもまろやかな口当たりの新潟清酒です。
蔵元おすすめ商品
蔵と海
酒蔵に自生する「蔵付き酵母」を採取・培養し、しばたオイスターバーで提供される赤穂の牡蠣に合わせて仕込んだ純米大吟醸です。
濃厚でスッキリとした牡蠣の味わいを芳醇で甘みのある日本酒が引き立て、マスカットの様な後味が特徴です。
王紋 50%精米 純米吟醸生原酒
搾ってすぐに-2℃で貯蔵しているから、
フレッシュで濃醇な味わいを一年中お楽しみ頂けます。
藤の花のお酒 純米吟醸原酒 八代 伊藤文吉
新潟市の北方文化博物館に咲く樹齢150年の藤の花の酵母で仕込んだお酒です。新潟が誇る酒米「越淡麗」を50%まで精米して仕込んだ純米吟醸原酒。
藤の花酵母で仕上がったお酒は甘みと深みがあり、原酒ながら口に重く残らず爽やかな味わい。香りは「微かにマスカットのよう(田中杜氏)」に仕上がりました。
純米大吟醸 蔵春閣の飲み方まとめ
『純米大吟醸 蔵春閣』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | ◎ |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |




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