Passage Stay Gold

口コミ・レビュー
Passage Stay Gold
・分類:普通酒
・画像
(参照:株式会社長谷川屋)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後伝衛門)
【ざっくり知りたい人】
長野県産の幻の酒米「金紋錦」を使いました✨
“金”紋錦だから、Stay “GOLD”だよ✨
キラキラしたイメージで、
甘くて酸っぱいよ!✨
暑いし、冷やして飲んで✨【じっくり知りたい人】
初の金紋錦でした
naraiを醸す杉の森酒造さんより賜りました
ありがとうございます!
途中、破袋のトラブルに見舞われましたが、無事上槽まで漕ぎ着けることができました。漠然とした金紋のイメージは溶けやすい、味が多い、でした。
これは普段使う吟吹雪と似た特性であるように思えます。
さて、どう酒質設計しようかと考えた末、「長野っぽさ」を裏テーマにしました。
何をもって“長野っぽさ”なのか自分でもさっぱりですが、とにかく金紋を使う以上、普通のお酒にすることだけは避けようと心掛けました。良い機会と思い、やや製法も変えてみました。以降リリースのお酒はこの製法を踏襲しています。いわば(伝衛門でいう)新製法の一発めにあたります。
結果としては、やや甘が目立ちつつも、酸も出て渋も感じられる仕上がりになりました。
ここ最近取り憑かれたように追求しているthiol系の香りの萌芽が見えた気がします。
(判然と感じられるのは次作ですが)新製法といっても革新的なものではなく、ゆっくりじっくりの吟醸造りなので傍目には変わらん醪経過なのですが、無理くり言語化すれば、軟水山廃の「柔ゴツ(柔らかくゴツい)」に、甘酸渋のテイストに、金紋の複雑味を加えたクオンタム(quantum jump)な味わいです。
…どのへんが「長野っぽい」のか
さっぱり分からなくなって参りましたただ一方で、“地酒否定運動”の一歩めとしてはよい出来だと思います。
絶対に刺さる飲み手がいることを確信している分、「爾酒」寄りかも知れません。金紋錦を使うならもう少し苦が出てもよかった気もします。
普段、苦はネガティブですが、酒米の個性としては(美山錦と同様)出すべきなんだろうなぁ、と考えはじめました。
教育みたいですね。華美な香りのない甘酸(渋)系とまとめてしまってOKです。
どうかよろしくお願い申し上げます
株式会社越後伝衛門
スペック表
地区 | 下越 |
販売時期 | 限定 |
精米歩合 | 50% |
原料米 | 金紋錦 |
アルコール度 | 16度 |
日本酒度 | |
酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後伝衛門
- 代表銘柄:タマキハル
- 住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
- 創業:西暦1953年
- 蔵元からのPR:効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
蔵元おすすめ商品
VESICA PISCIS 東洋坂 -トヨサカ- おりがらみ
東洋坂のにごりタイプです。
VESICA PISCIS GOZ -ゴズ-
Life goes on.(Life GOZ on.)山あり谷ありの人生ですが、それでも生きていくしかない自身への諦念にも似たポジティブを、皮肉めいたサブカル調で表しています。
背後にタマキハル、ミシャグチ、東洋坂と同様ヴェシカ・バイシスのモチーフを散りばめました。各女性はまた「五感」も示唆しており、五感で味わってほしいという気持ちを込めています。
VESICA PISCIS タマキハル -環割-
爽やか綺麗なタイプであり、始まりの酒。
「ベーシック」「王道感」を醸し出している。
このタマキハルは僕の始まりのお酒でもあります。初仕込みのモチベーションを忘れずに、越淡麗の酒で一番手になるようなお酒を目指します。
Passage Stay Goldの飲み方まとめ
「雪冷え」 5℃ | |
「花冷え」 10℃ | |
「涼冷え」 15℃ | |
「冷や」 20℃ | |
「日向燗」 30℃ | |
「人肌燗」 35℃ | |
「ぬる燗」 40℃ | |
「上燗」 45℃ | |
「熱燗」 50℃ | |
「飛び切り燗」 55℃ |
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