
口コミ・レビュー
10 レビュー ( 4.6 out of 5 )
冬の季節限定である越後鶴亀の朔風を、雪冷えのキンキンに冷えた状態で開けてみた。グラスに注ぐと凛とした澄んだ香りが漂い、口に含むと山田錦らしい上品な甘みがふわりと広がった。その後から酸度1.5のしっかりとしたキレが追いかけてきて、雑味が一切ないクリアな口当たりに思わずうなってしまった。
冬の夜長にぴったりな、すごくお上品なお酒だと感じた。日本酒度が±0だから、変なクセやトゲトゲしさが全くなくて、喉をスーッと通り過ぎていく感覚がとても心地よかった。派手すぎない落ち着いた香りで、お料理の邪魔をせずに引き立ててくれるから、今夜の煮物と一緒に合わせたら本当によく合って箸が止まらなかった。
最初は冷たい状態でスッキリとしたキレを楽しんでいたんだけど、少しグラスを置いて花冷えくらいの温度になったら、お米のふくよかな旨みがぐっと引き立ってきた。温度が少し上がるだけでここまで表情が変わるものかと思い、その奥深い変化にしみじみと感動した。ただ、キンキンに冷えているほうが個人的にはシャープさがあって好みだと感じた。
ネットのレビューで評判が良かったので思い切って取り寄せてみた。一口目を飲んだときの透明感と、アルコール度数15度を感じさせない滑らかな口当たりにびっくりした。お値段はそれなりにするけれど、このクオリティなら十分に納得できるし、毎日の晩酌というよりは週末の特別な時間にゆっくり味わいたい一本だと思った。
冬の味覚であるお刺身や鍋料理と一緒にこの朔風を合わせてみた。お酒自体の口当たりがとてもまろやかなのに、後味がキリッと引き締まっているから、脂の乗った魚の旨みをきれいにまとめてくれて本当に相性が良かった。お酒だけでももちろん美味しいけれど、温かい鍋をつつきながら冷えたこのお酒を飲むのが冬の最高の楽しみになったと感じた。
純米大吟醸としての丁寧な造りは十分に伝わってきたし、雑味のないきれいなお酒だと思った。ただ、個人的にはもう少しお米のどっしりとした重みや、パンチのある飲みごたえが欲しいなと感じる部分もあった。あまりにも上品にまとまりすぎていて、普段から濃厚な原酒ばかり飲んでいる自分にとっては少し物足りなく感じる瞬間もあった。
ラベルの佇まいからして冬の凛とした雰囲気が漂っていて、蓋を開けるときからなんだかワクワクした。飲んでみると、角のない優しい甘みがふわっと広がって、一日の疲れがスッと溶けていくような感覚になった。お酒があまり強くない私でも、嫌なアルコール感が全くなくて驚くほど飲みやすかったから、本当に大切に少しずつ味わって飲んだ。
山田錦とこしいぶきを絶妙なバランスで仕込んでいる蔵元の技量に脱帽した。精米歩合48%の磨きが生み出すピュアな味わいの中に、酸度1.5のしっかりとした芯が通っていて、ただ甘いだけの高級酒とは一線を画していると思った。雪冷えから涼冷えへと移ろう温度の中で、味わいが少しずつ開いていく様子をじっくりと堪能させてもらった。
冬の寒空の下でこの朔風を飲んどると、なんだか故郷のしんしんと降る雪の景色が目に浮かんできて胸が熱くなったわいね。すっきりしとるのにコクがあって、旨味がじわっと広がる感じはさすが地元の酒だなぁと思った。冷やして飲むとキリッと冴え渡るし、これほどまでに故郷の風情を感じさせてくれるお酒はほかにないけん、これからもずっと応援したいと心から思っとるよ。
冬の季節限定酒という特別感に惹かれて購入したけれど、期待を裏切らない素晴らしい一本だった。グラスを傾けたときの穏やかな香りと、口に含んだときのシルクのように滑らかな口当たりが本当に心地よかった。お値段以上の価値がしっかりと感じられるし、寒い冬の夜に夫婦で温まりながら飲むのにこれ以上ないお酒だと思ったので、またぜひリピートしたい。
純米大吟醸 朔風
・分類 純米大吟醸酒
・画像
(参照:株式会社越後鶴亀)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後鶴亀)
フレッシュで軽やかな香りと味わい
冬に食べ頃を迎えるラ・フランスをイメージした香りが特長。
株式会社越後鶴亀
その日の食事をフレッシュにスタートできる一杯。
| スペック表 |
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 冬季 |
| 精米歩合 | 48% |
| 原料米 | 山田錦 こしいぶき |
| アルコール度 | 15度 |
| 日本酒度 | ±0 |
| 酸度 | 1.5 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後鶴亀
- 代表銘柄:越後鶴亀(えちごつるかめ)
- 住所:新潟県新潟市西蒲区竹野町2580
- 創業:西暦1890年
- 蔵元からのPR:当蔵はお客様に満足いただける最高酒質を求め、敢えて小仕込みにこだわります。米の選定から適切な洗米条件、最適な吸水条件をその都度設定し熟練の技を駆使して原料米の特性を引き出しています。
越後鶴亀のお酒は旨味と酸味のある味わいが特長の酒質です。それにはフレッシュであることも大切な条件。
当蔵では、特定名称酒に関して火入れは1回だけ、その後お酒を全て瓶貯蔵しております。
杜氏のこだわりは「お客様に一番美味しい状態で届けたい。」
その為に出来るだけお酒をタンクの中では熟成させず、しぼった時に近いフレッシュな状態で保存することで、味わい深く、伸びやかな越後鶴亀をお客様に召し上がっていただくことができるのです。
蔵元おすすめ商品
香り華やか 麗甘(うるあま)純米酒 折り鶴
女性従業員が中心となりラベルデザインや商品名を一から決め、今までの越後鶴亀にはない、新しいタイプの日本酒を作りました。
爽やかな酸味と甘味、ベリー系の香りが特長です。
瑠璃色の青瓶もとてもオシャレです。
越後鶴亀 ゆうなぎ 純米生酛
伝統的な「生酛造り」で醸したお酒です。一般的な熟成系の生酛とは違い、瓶貯蔵ならではのフレッシュな味わい。酸味が爽快でキレイでありながらも旨味があるのが特長です。
エレガントかつ近代的な一本を、ぜひお楽しみください。
越後鶴亀 番外 純米吟醸
果物のような香り、めりはりのある酸、のびのびと育った旨味のあるお酒です。
純米大吟醸 朔風の飲み方まとめ
『純米大吟醸 朔風』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。
| 呼び方 | 温度 | おすすめ |
|---|---|---|
| 雪冷え | 5℃ | ◎ |
| 花冷え | 10℃ | ◎ |
| 涼冷え | 15℃ | ◎ |
| 冷や | 20℃ | ◎ |
| 日向燗 | 30℃ | |
| 人肌燗 | 35℃ | |
| ぬる燗 | 40℃ | |
| 上燗 | 45℃ | |
| 熱燗 | 50℃ | |
| 飛び切り燗 | 55℃ |



