VESICA PISCIS ミシャグチ -石神-

口コミ・レビュー
VESICA PISCIS ミシャグチ -石神-
・分類:普通酒
・画像
(参照:新潟 長谷川屋)
商品説明・特徴など
(参照:株式会社越後伝衛門)
備前雄町から赤磐雄町になりました。
オマチストとして雄町には思い入れがあります。それはプレッシャーでもあります。雄町特有の「艶」と僕は呼んでいるのですが、これを表現する最適解は未だ分からずにいます。
キチンと微生物たちが勝手に生きて勝手に死んでいくので、ほぼ温度管理せずに上槽までいきました。
なので醪期間中いっさいの追い水をしておらず、普段のお酒よりやや水が詰まっています。
すなわち完全に無調整のお酒になっております。アタックから中盤域までは密度が高いのかあらゆる味わいが多角的に押し寄せます。終盤からはスッと切れ収束(終息)に向かっていきます。余韻域には澁がアクセントに。個人的に好きな仕上がりになりました。どこかの機会に喋ろうと思っていましたが、複雑味を出して波瀾万丈を描きつつ、貴賎なく最後はスッと事切れる様な、人生の表象みたいなお酒になった気がします。
それが果たして神々の黄昏なのか、輪廻する清顕青年なのかは不明ですが、ミシャグチのもつSとKの象徴に相応しい出来ではあると勝手に思っています。
なんのこっちや!
株式会社越後伝衛門
スペック表
| 地区 | 下越 |
| 販売時期 | 通年販売 |
| 精米歩合 | 50% |
| 原料米 | 赤磐雄町 |
| アルコール度 | 14度 |
| 日本酒度 | |
| 酸度 |
蔵元情報

- 蔵元名:株式会社越後伝衛門
- 代表銘柄:タマキハル
- 住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
- 創業:西暦1953年
- 蔵元からのPR:効率的、科学的な酒づくりが主流な昨今において、懐古的な見地は蔑ろにされる傾向にあります。
しかし、必ずしもそれが正しいと言い切れるものではありません。
現代の酒造技術やその心構えは、先人たちの試行錯誤の上に成り立っていると考えるからです。
越後伝衛門は今一度、基本に立ち戻り、
“土壌あってのものつくり”を忘れることなく、上質な日本酒を提供します。
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個人的にめっちゃ好きなバランス!
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膨らみあるけど、スッと消えていく涼しさもあります!最後はキュッと渋が舌をくすぐります。
赤ワインと同じ温度帯で飲むのが僕は好き!
VESICA PISCIS ミシャグチ -石神-の飲み方まとめ
| 「雪冷え」 5℃ | ◎ |
| 「花冷え」 10℃ | ◎ |
| 「涼冷え」 15℃ | ◎ |
| 「冷や」 20℃ | ◎ |
| 「日向燗」 30℃ | |
| 「人肌燗」 35℃ | |
| 「ぬる燗」 40℃ | |
| 「上燗」 45℃ | |
| 「熱燗」 50℃ | |
| 「飛び切り燗」 55℃ |
『VESICA PISCIS ミシャグチ -石神-』は、やや辛口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。











